概要
1986年にバンダイが発売した『ドラゴンボール』を原作としたFC専用アクションゲーム。開発はトーセ。
ギャルのパンティを取れば加速する、「クリリアン」なる名前のクリリンのパチモンのボスなどのバカなシステムは今なお語り草となっている。
この作品には「POW」というゲージがあり、時間経過と共にドンドン減少していく。敵を倒すとホイポイカプセルが出てくるが、この中にある食料を食べると回復する。このカプセルは中に何のアイテムが入っているか完全にランダムであり、余計なアイテムばかり出てくると悟空は餓死する。
ちなみに、如意棒(赤)を取得すると、棒術からまん棒が使用できるようになるが、これは当時発売されていた日立の洗濯機「からまん棒」にちなんでいる。
こんなろくでもないゲームながら売り上げは125万本とのこと。ファミコンソフトとしては「ファミコンジャンプ 英雄列伝」や「キン肉マン マッスルタッグマッチ」を抑え、週刊少年ジャンプ連載作品が原作のゲームとしてはもっとも売れている模様。当時のドラゴンボールとファミコン人気がうかがえる。
後に『ドラゴンボールDS2 激突!レッドリボン軍』のオマケモードに同封され、『バンダイナムコゲームス PRESENTS Jレジェンド列伝』にも収録された。