CV:なし
概要
魔法少女リリカルなのはvividの主人公、高町ヴィヴィオの愛機であるハイブリッド型インテリジェンスデバイスで愛称は「クリス」。外装はうさぎのぬいぐるみ。このぬいぐるみはJS事件（第3期『StrikerS』で描かれた事件）時、レリックを結びつけたヴィヴィオを機動六課が保護した際に医療機関の売店で売られていたものをなのはがヴィヴィオに買い与えたもの。
JS事件中にボロボロになってしまい修理された後でなのは達の要請によりマリーによりデバイスに改良された。
インテリジェントデバイスだが、AIが未発達のため喋る事が出来ない(「ピッ」という効果音は発するが)。その代わり、ぬいぐるみの外装(オーバーコート)を利用してジェスチャーを行い、持ち主に意思を伝えている。セットアップ時にはヴィヴィオと融合して魔法制御をサポートするようになっており、運用体系はむしろユニゾンデバイスに近い。
ちなみに学研アニメディアの付録ドラマCDによると『魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE -THE GEARS OF DESTINY』において、ヴィヴィオが防御力が薄い設定にもかかわらず、砕け得ぬ闇に次ぐ『全キャラ中、単独2位の防御力』だったのは『クリスが常時セイクリッドディフェンダーを発動させていた』からという設定である。
すごいぞ、うさぎ！
クリスを使ったヴィヴィオの初セットアップ(変身)時フェイトママが「こんな姿に・・・」と泣いていたが、これはなのはがフェイトにヴィヴィオが変身魔法を使えることをうっかり伝えていなかったため。かつて悪の手によってラスボスに仕立て上げられ、必死に助け出した義娘が数年後いきなり何の説明もなく当時のラスボス状態とほとんど変わらない姿に変身したのだから、フェイトが驚いたのも無理はあるまい。
後にクリスを参考とする形でアインハルトの愛機となるアスティオンや、更にその弟に当たるフーカの愛機・ウラカンが制作された。
