- Reinforceとは、「補強する」「強化する」「援軍を送る」などを意味する英語。物理的、精神的いずれの意味にも使われる。カタカナ表記は本項の「リインフォース」の他、「レインフォース」「リーンホース」など。
- 魔法少女リリカルなのはシリーズの登場人物。さらに複数の意味に分かれる。
ⅰ 魔法少女リリカルなのはA'sの登場人物。本項の解説はこちら。
ⅱ 魔法少女リリカルなのはStrikerS以降に登場する人物。→リインフォースⅡ
なお、機動戦士Vガンダムに登場した宇宙船の名前の入力間違いの場合もあるが、こちらはリーンホースjrを参照。ちなみに、ローマ字での綴りは同じである。
CV:小林沙苗
来歴
闇の書が『覚醒』した事によって出現した、闇の書(夜天の書)の意思で、融合騎(ユニゾンデバイス)である。TVアニメ版で登場した際は、はやての体を使って戦っていたが、その際にはやての体や髪を強制的に成長させ、はやてを大人に近い姿にした上でサムネ画像のような姿に変身した。
近年では後のⅡ(ツヴァイ)と区別するためにⅠ(アインス)と呼ばれることもある。
はやてに深い愛情を持っており、なのはたちと戦っている際には涙を流し暴走に突き進むほかないことを悲しんでいた。
蒐集した膨大な魔力と格闘技術、強力な闇の魔法「デアボリック・エミッション」「シュヴァルツェ・ヴィルクング」の他に蒐集・コピーした高町なのはの「スターライトブレイカー」をも行使する強敵であった。
なお、「リインフォース」という名は、八神はやてが名づけたものである。
最期は無限再生機能でまた闇の書の闇が復活することを防ぎ、自分の誇りである主はやてを守るためにはやての制止を振り切り自ら消滅した。
「大丈夫です。私はもう、世界で一番幸福な魔導書ですから」
「ありがとう・・・そして、さようなら・・・。」
なお、A'sの外伝に当たるPSPのTHE BATTLE OF ACES及びその続編、THE GEARS OF DESTINYにおいては「寿命は残り少ないものの、最期に至るその時まで精一杯生きようとしている」事がうかがえる。
これらにおける彼女は闇の書の闇諸共魔導書の機能の大半を切り離してしまったために融合能力を始めとする力の殆どを失った状態であるが、闇統べる王との戦いでははやての方が逆にリインフォースとユニゾンするという奇策を見せた。
モバゲーで配信されていた「魔法少女リリカルなのはINNOCENT」では、古書店「八神堂」で仕事をしながら夜間学校での生活を送っている模様。愛情表現が本家以上に過剰であり、このゲームそのものはA'sを中心としたアナザーストーリーであるため、本当にどうしてこうならなかったと言わんばかりのもの。
ちなみに、アニメでは悪役にありがちなつり目だったが、劇場版では柔らかめな目元になっている(INNOCENTでの彼女の外見も劇場版準拠と思われる)。
余談
自動車の車体補強部品を、「リインフォース」あるいは「リインフォースメント(Reinforcement)」と呼ぶ。バンパーの補強部品である「バンパーリインフォースメント」の有無は、安全性に少なからず影響があるという。