「阿散井恋次 てめーを殺した男の名だ」
「・・・ルキアを・・・ルキアを助けてくれ・・・!」
プロフィール
誕生日 | 8月31日 |
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身長 | 188cm |
体重 | 78kg |
斬魄刀 | 蛇尾丸 |
解号 | 咆えろ(ほえろ)「蛇尾丸」 |
卍解 | 狒狒王蛇尾丸→双王蛇尾丸 |
趣味 | ゴーグル集め |
特技 | 玉蹴り(フットサル) |
好きな食べ物 | たいやき |
嫌いな食べ物 | 辛いもの |
休日の過ごし方 | "眼鏡の銀蜻蛉"で新作チェック |
CV | 伊藤健太郎(少年期:木内レイコ) |
実写版キャスト | 早乙女太一 |
概要
護廷十三隊の六番隊副隊長。感情を優先させる熱血漢。
長い赤髪赤目で大柄な体躯。眉毛から額、首から上半身にかけて大仰な刺青を入れている。
流魂街出身のためかガラは悪いが、根は人情味溢れる兄貴肌の青年。
元十一番隊員であり、戦い方を教えてくれた斑目一角を尊敬している。
同じ護廷隊員の檜佐木修兵は真央霊術院での先輩であり、現世での初実習の先導者の一人。この時まで有名人の檜佐木を知らず吉良に驚かれた。同期の雛森桃、吉良イヅルと同様に仲の良い間柄。副隊長の身でありながら卍解を修得している実力者である。
先輩に対しては地位関係なく砕けた敬語。しかし大前田希千代に対してはタメ口呼び捨てにしている。「カラブリ」だと彼の誕生日会に檜佐木と吉良と招待されたが、吉良共々乗り気じゃない。市丸ギンに対しても「市丸のヤロウ」と内心で呼び捨て。後輩でも地位が上の日番谷冬獅郎には敬語を使っているが、十番隊の隊長が誰か名前聞くまで忘れていた。
初期の頃はゴーグルをつけていたが、一護に二度も破壊されたためか一護と和解して以降は白いハチマキを巻いている。死神代行消失篇以降は黒いハチマキに変わった。
霊王宮の修行後で漸くゴーグルが復活し、虎模様のハチマキとゴーグルの両方をつけていたが、マスキュリン戦でまたしても破壊されてしまったため現在は虎模様のハチマキのみをつけている。
星十字騎士団のバズビーにいい眉毛と評価されて、なんていい奴と好感度が急上昇。恋次はモヒカン姿からニワトリ野郎と揶揄っていた。センスが似てるのかどうなのか。
恋次の前の六番隊副隊長は「眼鏡の銀蜻蛉」の店主。店の人気が出たことで職人の道へ進み、空席となった所に恋次が就任することとなった。ゴーグルはこの店で購入している。後釜という事で割引してくれるが高級品なため簡単には買えず、行きつけだが見るだけのことが多い。将来の夢は自分でデザインしたゴーグルをつけること。
六番隊内で玉蹴りのチームを結成してよく汗を流している。メンバーは恋次、理吉、四席、八席、十三席、二十席。
仲間のルキアとは幼馴染の間柄で、40年前まで流魂街の78地区「戌吊」で身を寄せ合って家族のように暮らしていた。困窮した生活から抜け出すためルキアと共に死神を目指し真央霊術院で学ぶが、朽木家からルキアへの養子の誘いをルキアの幸せに繋がると考え、本意ではないにも関わらず喜んで祝福する。そのことがきっかけで二人の間に大きな溝が生じ、関係が途切れる。この出来事から恋次は朽木家の養子となったルキアと対等に付き合うため、義兄の朽木白哉を超えることを目標に鍛錬を重ねる。
長い年月をかけて念願の六番隊副隊長に任命されるが、その直後に現世の少年黒崎一護へ死神能力を譲渡し、罪人となったルキアの捕縛命令が下る。恋次は命令通り彼女を尸魂界へ連行するために現世に向かい、それを阻止しようとした石田を一蹴。石田に止めをさそうとしたところで一護に阻止され一護と戦闘を行う。
当初は一護を圧倒し、一護に斬魄刀の名前の話を持ち出し、始解で更に圧倒するという活躍を見せたが、止めをさそうとしたところでルキアに羽交い締めで阻止される。その間に一護が覚醒し今度は逆に圧倒され、ゴーグルも破壊され、一護の霊圧で身動きが取れなくなるが白哉が一護の斬魄刀を折り一護の覚醒が途切れ、白哉が始末したことで助かる。
そして尸魂界に連行し、同じく尸魂界に乗り込んできた一護と懺罪宮前での戦闘を行う。
最初は斬魄刀の押し合いで(手加減しているように見えるとはいえ)一護に押されるが、始解で一護をほぼ瞬殺。満身創痍の一護を更に一方的に攻撃する。しかし浦原さんのアドバイスの影響で蛇尾丸の攻撃回数が三回しかないことを見抜かれ、その隙を突かれるが一護のスピードが遅かったために余裕でかわし、一撃斬りつけた。更に止めをさそうとするが、一護が浦原さんから教わった覚悟をここで決めたことで一護が覚醒。覚醒した一護の月牙天衝と思われる一撃で瞬殺され敗北。この止めの一撃でゴーグルが再び破壊された。戦闘後、一護にルキア救出を依頼し、自身もルキアを救出しようと決意する。そしてゴーグルの代わりに白いハチマキを頭に巻き、一護が卍解の修行をしているところに乱入し、そこで完成間近であった卍解を修行で取得し、一足先に白哉に立ち向かう。当初は優勢だったが途中から劣勢になり、白哉から縛道の六十一『六杖光牢』で動きを止められ、無防備になったところに彼の卍解を受け一気に満身創痍になり意識不明になるが、強い意思を持って最後まで勇敢に戦い続けた姿は白哉も認めるものであった。鬼道で治療を受け回復した後、双極へ再びルキア救出に向かい一護と共に藍染に重症を負わされるが、仲間の助けでルキアの命を救うことに成功し、彼女と和解することが出来た。この時から恋次は一護を認め、仲間として信頼するようになる。
破面篇では現世を襲撃してきた中級大虚の破面であるイールフォルトに卍解の状態で挑むが、限定霊印をつけていたこともあり苦戦。しかし、限定解除をしたことで形成逆転し圧倒した。
チャドの修行に卍解で付き合い、チャドの悪魔の左腕覚醒に貢献。一護達より少し遅れて虚圏に拐われた織姫を追い虚圏に潜入し一護と合流。虚夜宮に入りザエルアポロと交戦するが自身の斬魄刀を解析されていたことで卍解を封じられ苦戦。しかし戦闘中に石田が合流したことで戦況は少しだけマシになる。石田との連携で何とかザエルアポロに大ダメージを与えるのに貢献するが、ザエルアポロが回復薬として従属官を食べたことでザエルアポロのダメージが全快。
ザエルアポロが着替えるために部屋から出た
隙を狙い逃げるが、ザエルアポロに通路を操作されていたことで元の部屋に戻り帰刃したザエルアポロと強制的に戦わせられることになる。この際、卍解を封じる仕掛けをザエルアポロの計らいにより解除された。最初にザエルアポロが産み出した動きも容姿も自身と全く同じ分身と戦うが、卍解も真似されることに気付いたことで卍解し、分身共々卍解したことでザエルアポロの宮殿を壊すことに成功し脱出。今度は「人形芝居」という技により捕えられ、ダメージがフィードバックされる自身をデフォルメしたような人形を作られ、ザエルアポロにその人形を壊されることで一方的に倒される。満身創痍になったところでペッシェとドンドチャッカに助けられるが二人とも敗北したことで再びピンチに。しかし間一髪駆けつけてきたマユリに助けられ、ザエルアポロをマユリが倒したことで生還する。戦闘後はマユリにより治療された。
そしてルドボーンとの戦いに参加。ルキアやチャドと一緒に、ルドボーンの部下を一掃し一護のために道を作る。ルキアの活躍でルドボーンが倒されたが直後にヤミーが乱入。帰刃したヤミーに倒されフェードアウトした。
死神代行消失篇では黒いハチマキに変えている。
一護が死神の力を取り戻すための刀に霊圧を注いだ。
完現術を奪われた一護を助けるために他の隊長と一緒に全員で現世にかけつける。
雪緖が作った空間でジャッキーと交戦。
奪った一護の完現術の影響でジャッキーはパワーアップしていたが、恋次はジャッキーではなく投獄された藍染に勝つことを意識して修行していたため、ジャッキーの攻撃は全く効かず無傷で圧勝。
ジャッキーが負けた場合、空間もろとも始末されるという設定が空間にかけられていたため、ジャッキーから早く自分に止めをさすように忠告されるが、ジャッキーを始末する気まではなかったため、彼女を背負いながら空間から脱出し生還。敵である筈のジャッキーを助けるという感慨深い形になった。
尸魂界に来た一護と遭遇し、「なぜ尸魂界に来た」とツッコミを入れた。
千年血戦篇ではエス・ノトと交戦。千本桜景義を奪い使っているエス・ノトに激怒し交戦するがマスキュリンの不意打ちで敗北。そして霊王宮で修行し真の卍解を会得。ゴーグルと虎模様のハチマキを装着しマスキュリンに挑むが優勢にも関わらずゴーグルを破壊され虎模様のハチマキだけになる。真の卍解でマスキュリンを倒す。
千年血戦篇終盤で、何十年もすれ違いもしないほど離れていたルキアとの距離を元に戻してくれたお前が進めなくなったら背負ってでも進んでやる。お前が死ぬまでずっと。と一護に決意と感謝の気持ちを伝えている。
最終回ではルキアと結婚し、娘の阿散井苺花が誕生している様子が描かれており、漫画完結後に発行された久保帯人完全監修小説『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』では二人の結婚式についての物語になっている。
斬魄刀
- 蛇尾丸(ざびまる)
詳細はリンク先を参照。
余談だが、作中で一番最初に始解を披露したキャラでもある。
- 卍解『狒狒王蛇尾丸(ひひおうざびまる)』
関連イラスト