巻頭ポエム
軋む軋む 浄罪の塔
光のごとくに 世界を貫く
揺れる揺れる 背骨の塔
堕ちてゆくのは ぼくらか 空か(14巻)
プロフィール
概要
救護部隊の四番隊らしく鬼道を治癒に使える。
真面目な性格だが、天然でヘタレ気味。先輩がいたずらで渡した小麦粉玉を、隊支給の薬だと思い込んで携帯している。また、よく叱られてもいるようで席官としての威厳は皆無。
しかし、席官を務めるだけあって優秀だが自らはそれほどでもないと思っている(これは実兄・山田清之介が非常に優秀なため)。
単行本のおまけページに多く登場する。コン曰く「冴えないくせに女子にモテるルックス」らしいが、実際に尸魂界で女性死神からモテているかは不明(可愛がられてはいた)。
作中の動向
尸魂界篇では、席官ながら六番隊の隊舎牢の清掃係という雑用を務めていたときに朽木ルキアと出会い交流を深める。黒崎一護の話もルキアを通じて聞いていた。
その後、偶然にもその一護らと行動を共にすることになり、ルキアの救出に協力。そのことが発覚して独房へと入れられるが、六番隊の理吉に助けられ、阿散井恋次を治療、彼にルキア救出を託した。
破面篇ではルキアを助けるため虚圏へ朽木白哉に同行するが、ゾマリ・ルルーによって操られたルキアに斬られ重傷を負う。その後、勇音の手により治療された。
アニメオリジナルのバウント篇では、卯ノ花隊長に現世を視察するよう言われ派遣されたが、仕事の面接が全て不採用になる。空腹で倒れたところを、とあるコンビニの店長に拾われ、そのコンビニで志波岩鷲と共にバイト生活を送った。その甲斐あって、研修も受け尸魂界にコンビニを設立しようとしたことも。
またアニメのオリジナル回で、限定解除の簡略化と破面の霊波調査のために現世に向かう技術開発局スタッフ・壺府リンの案内役として現世に派遣される。その際、綾瀬川弓親と共にギリアン級の大虚を倒している。
一度、斬魄刀を紛失(と言うより正確には刀自身が家出)したことがあり、しかもかなり長い間気づかなかった。
千年血戦篇では、第一次侵攻後に四番隊隊舎に運び込まれた負傷者の搬送の案内をしていた。
最終回後を描いた小説『WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』では、八番隊副隊長の候補として円乗寺辰房と共に挙げられていたが、隊長である矢胴丸リサに「清之介の弟だから能力は確かだろう」と評しながら「小突かれたら死にそうな顔」「顔が副隊長っぽくない」と却下されていることが明らかになっている(それでも、辛辣な言われようだった円乗寺よりは表現がまだマイルドになっている)。
斬魄刀
解号は【満たせ『瓠丸』】(みたせ『〜』)。
斬りつけた相手の傷を取り込み癒すという回復能力を持つ。
詳細はリンク先を参照。