巻頭ポエム
俺達は 手を伸ばす
雲を払い 空を貫き
月と火星は掴めても
真実には まだ届かない(10巻)
概要
志波海燕や志波空鶴の弟。イノシシの「ボニーちゃん」に乗り、同じくイノシシに乗った4人の舎弟を率いている。ごつい体格で大雑把な性格。
自称「西流魂街の深紅の弾丸」にして 自称「『西流魂街のアニキと呼びたい人』14年連続ナンバーワン」そして自称「西流魂街一の死神嫌い」さらに自称「誰よりも霊王宮を知る男」である。
40年程前の子供の頃に海燕の最期を目の当たりにし、その死の裏の事情や手を下した朽木ルキアの複雑な感情をルキア救出まで知ることがなく、長きに渡り死神を憎んでいた。黒崎一護に対しても当初は拒否反応を示していたが、次第に打ち解けていく。
一護たちが救出しようとしている相手がルキアと知った時は一時葛藤したが、彼女を救出しようとする山田花太郎を朽木白哉から守るためにルキア救出を優先した。
ルキア救出後、海燕の死の真実や空鶴の抱いていた想いを知った。
アニメ版ではオリジナルストーリーのバウント篇にも登場し、現世で起きている異変を調べるために空鶴によって現世に派遣された。現世にいる間はとりあえず花太郎の働いてるコンビニでアルバイトをしながら生計を立てていたが、いつの間にか派遣された理由を忘れてアルバイトに没頭してしまい、後で空鶴にお仕置きされた。
ただし、戦闘ではバウントの一員である鵬・磐の兄弟を仕留め一護たちのピンチを救うなど戦果を挙げている。
最終章・千年血戦篇ではより逞しい姿で登場し、二度目の霊王宮に向かう一護達に同行した。そして霊王宮にて滅却師達と相対するも、ほとんど活躍がないまま終了してしまった。
アニメ版では活躍が盛られており、石波や旋遍万花を駆使しながら茶渡、織姫と共に親衛隊と戦闘を行った。
戦闘能力
喧嘩等なら強いが、まともな戦闘経験が少ないため実戦経験を積んでる死神相手には苦戦してる部分が目立つ。
しかし、爆竹や花火玉など様々な小道具を持っており、それによって綾瀬川弓親相手に勝利を収めている。斬魄刀かは不明だが刀も持っている。
また、相手の隙をつく術やタフさは高いが、流石に護廷十三隊の隊長格相手には分が悪く、白哉には歯が立たず千本桜の餌食となってしまった。
技
- 石波(せっぱ)
外壁や地面、足場を砂に変える技。砂に変えたい部分を掌で丸く擦り、「砂になぁれっ!!」のかけ声で発動する。
主に空中からの落下対策、逃げ道の確保に用いるが、応用して戦術に使うことも可能。
- 血涙玉(ちなみだま)
煙幕に用いる空鶴印の唐辛子入りの煙花火。しかし下手にやると自分もくらう恐れがある。
- 志波式射花戦段・旋遍万花(しばしきしゃかせんだん・せんぺんばんか)
相手に花火玉を多数投げつけて攻撃する技。
- 志波式石波法奥義・連環石波扇(しばしきせっぱほうおうぎ・れんかんせっぱせん)
あらかじめ扇状に広がるように地面を丸く擦っておき、その範囲の地面を石波により砂に変えて一気に崩す技。