概要
尸魂界における五大貴族の一角だったが、本編には既に没落していた。
没落の直接的な原因は、本家の長男であった海燕の死と分家筋の一心が失踪したことだが、どうもそれ以前から代々家系的に奔放であったようで、それが原因で疎まれ、冷遇されていたようである。
没落前から流魂街に居を構えていたが、その後は外れを転々として花火師をしている。屋敷には現当主・空鶴の趣味で巨大な変なオブジェが造られる。
しかし単なる花火師というわけではなく、秘伝の霊術「花鶴射法」を受け継いでおり、人を乗せたまま瀞霊廷の遮魂膜を貫通し、霊王宮にまで届く砲台を打ち上げる独自の技術を有している。
没落しても尚、零番隊の移動手段である「天柱輦」が志波家にあることから、五大貴族の一角として霊王宮と瀞霊廷を行き来する手段を管理してきた一族と推測される。
作中本編では尸魂界篇序盤から登場するものの、直接的に活躍することはあまりない。
しかし、準主人公である朽木ルキアの人格形成に関わったり、その血筋はあるメインキャラクターに連なったり、活躍以上に本編の人間関係に大きく影響している家系。
メンバー
本家
分家
- 志波一心:本家三兄妹の叔父(親の弟)。 ※リンク先ネタバレ注意
その他
- 金彦(こがねひこ)・銀彦(しろがねひこ)
門番。志波家が没落する前からの家臣で、かつては海燕の教育係だった。
- ???:親戚にあたる。
発祥
そのルーツは、霊王によって尸魂界・現世・虚圏の三界が成り立つ以前の世界において、【心を持つ虚を滅却ではなく浄化する道を探る者】の子孫。
始祖となる人物が元々義侠心が強かったからか、その子孫たちも仁義と情に厚い性格の者が多い。しかし特に綱彌代家からはその奔放さを疎まれていた。