四楓院家

しほういんけ

漫画『BLEACH』に登場する家系。

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概要

尸魂界における四大貴族（元・五大貴族）の一角。

天から賜ったと称される“宝具”・“武具”を祀る「天賜兵装番」という役割を持つ。

褐色肌が特徴で、その役割からか白打を主とした徒手格闘を得意とする者が多い。

また、この家系が隠密機動の総司令官を代々務める事になっており、当主が護廷十三隊の隊長を務めた場合、その隊と隠密機動との結びつきが非常に強くなる。

しかし、本編中では夜一が永久除籍になった影響か、現在の総司令官には弟の夕四郎ではなく、下級貴族出身の砕蜂が就いている。

また、現在確認されている3人はいずれも全員名前に時間に関わるもの(日、夜、夕)と数字(千、一、四)が用いられている。

世界が三界に分かれる前、「停滞した世界を前に進める為には、更に大きな循環の形が必要」といった考えの元、他の五大貴族と共に、霊王を楔とした生と死を分けた新しい今の世界を作った者の1人が四楓院家の祖先である。

こういった考えを持っていた者の子孫だからか、夜一や夕四郎はかなり自由で前向きな性格となっている。

千年前には当主か一族の者かは不明だが、四楓院千日が山本元柳斎重國が創設した護廷十三隊に参加し、光の帝国の侵攻に対し共に戦っている。

他の五大貴族の詳細は不明だが、四楓院家は創設時点から参加し二番隊の隊長を務めていることに。

初の女性当主として四楓院夜一が22代目当主になる。

しかし、百年前に浦原喜助の逃走を助けるために出奔、行方不明に。

この事件は四楓院家において影響力を低下させる痛手となったが、その後戻ってきた夜一に対しては強く当たっているどころか天賜兵装を貸し出していたり、瀞霊廷に来ていることも特に問題視されていない。現当主の意向もあるだろうが、夜一を恨んでいたり厄介者とは考えていなさそうである。

夜一出奔後は、四楓院夕四郎が23代目当主になった。

護廷十三隊に所属していない夕四郎が、霊王護神大戦に駆けつけ参戦するなど、やはり武闘派の面が強く出ている。

色々なことが起こったが、本編後や後日談でも四楓院家は没落することなく存続しその位置を保っている。