「今までいたかい 僕らの前であっけなくなかった奴なんて」
この記事には最終章・千年血戦篇のネタバレが含まれております。原作未読・アニメ未視聴の方は要注意してください。 |
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概要
見えざる帝国の戦闘部隊「星十字騎士団」の主戦力である聖章騎士の中でも、帝国のトップであるユーハバッハの側近兼護衛として選ばれた精鋭達。彼等のみ羽織っている白いマントの左側に、六芒星のマークが入っているのが特徴。
漢字の読みは「しんしゃしんえいたい」と読む。
死神で言う所の零番隊に位置する集団にして、星十字騎士団団長及び帝国のNo.2であるユーグラム・ハッシュヴァルトと並ぶ、帝国の最高幹部にあたる立場である。ちなみに稀に誤解する人がいるが、ハッシュヴァルトは親衛隊のメンバーではない。
聖文字を持っている為、一応は星十字騎士団の団員になるのだが、事実上は星十字騎士団の上位集団にあたる部隊で、ユーハバッハと同じ壇上に上がれたり、霊王宮への侵攻の際に同行を許される等、他の聖章騎士とは立場も実力も別格である。彼等への指揮権はユーハバッハ本人にしかなく、団長でNo2であるハッシュヴァルトにすら指揮権はない。
隊長はリジェ・バロで、理由は他の2人が隊長をやれるような性格ではないので、消去法でそうなったとの事。
劇中では、ただでさえ元々突出していた実力が、【聖別(アウスヴェーレン)】で他の聖章騎士達から力を分配された事で、護廷十三隊の隊長格や零番隊の殆んどのメンバーすら遥かに上回る程の、最早常軌を逸しているとしか評しようがない力を手に入れ、一護達や護廷十三隊を大いに苦しめた。
しかし最終的には、ユーハバッハの聖別や護廷十三隊の隊長達の活躍もあって、メンバー全員が死亡して全滅した。
構成員
- ペルニダ・パルンカジャス(C)
- アスキン・ナックルヴァール(D)
- ジェラルド・ヴァルキリー(M)
- リジェ・バロ(X)
選出理由
ナックルヴァールのみ霊王宮への同行時に親衛隊に昇格しており、他の3人はそれ以前からユーハバッハに仕えていた。
その理由は以下の通り
- リジェ→ユーハバッハが初めに能力を与えた滅却師(本人曰く「陛下の最高傑作」)
- ジェラルド→霊王の心臓と言われている
- ペルニダ→霊王の左腕
作中でナックルヴァールが選ばれた理由は不明だが、作者によると親衛隊のモデルとは『各時代の戦争』であるとの事。
恐らくは以下の様に対応していると思われる。
古代 | ペルニダ・パルンカジャス | 素手 |
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中世 | ジェラルド・ヴァルキリー | 剣士 |
近代 | リジェ・バロ | 重火器 |
現代 | アスキン・ナックルヴァール | 毒兵器 |
ナックルヴァールが加入時期で一番遅いのも、メタ的には毒が使用されたのが人間の歴史的に最近だからだと思われる。