「生きてんだ! 嬉しいだろ! 笑え!」
概要
身長 | 179cm |
---|---|
体重 | 75kg |
誕生日 | 7月30日 |
CV | 杉田智和 |
「仮面の軍勢」の一人。銀色の短髪で筋肉質の目つきが悪い男。
コンバットナイフのような斬魄刀と白打を用いて戦う。
冬でもタンクトップ。左耳に三つ、左眉に一つピアスをしている。短気で気性が荒く、冗談が通じない性格で、些細な事でも青筋を立てながらキレる。特に織姫の天然っぷりにはかなり苛々していた。意外にも料理ができる。
110年前は護廷十三隊九番隊隊長を務めていた。
幼い檜佐木修兵を虚の襲撃から守ったこともあり、彼の憧れの人物でもある。
流魂街の変死事件を調査していた際、部下である東仙要の裏切りにあい、藍染惣右介の虚化実験の最初の犠牲者にされる。同じく藍染の実験に巻き込まれた平子真子らと共に虚として処分されそうになっていたところを、浦原喜助と四楓院夜一によって救われ、現世に潜伏することになる。
劇中の活躍
黒崎一護の虚化による内在闘争の修行において、虚化し暴走した一護と戦闘し、現世に侵攻したグリムジョーを迎え撃とうとする一護を阻止した。
空座町において藍染達と戦った際はワンダーワイス戦に参加。虚化が解け、形勢逆転し、逆にワンダーワイスに痛めつけられるようになった白を庇い、白に代わってワンダーワイスと戦い、ここで遂に卍解を初披露した。
拳西「卍解!鐵拳断風!」
…それが読者が拳西の姿を見た最後となった。
ー完ー
というのも、そのコマを最後にフェードアウトし、一護が藍染と決着を付け、空座決戦篇及び破面篇が終わって、後日談になってもまだ一切出番が無かったことと、拳西が戦っていた筈のワンダーワイスは無傷で山本総隊長の前に現れたことで有名。
戦闘描写も勝敗も、生死すらも一切描かれることがないまま破面篇が終わってしまったため、名前だけ判明した鐵拳断風の能力も、そもそも拳西が生きているのかどうかすら長らく謎だった。
なお、ワンダーワイスは総隊長の炎対策のために崩玉によって生み出された唯一の改造破面であり、拳西が敗北した(可能性がある)のも致し方なしといえよう。ワンダーワイスは不意打ちとはいえ、浮竹十四郎を一撃で仕留めるほどの戦闘力の高さと、総隊長の一骨に耐えきるタフさに加え、予備動作のない攻撃もしてくる為、避けるのも難しい強敵である。
死神代行消失篇
作者からすっかり忘れ去られたのではないかとの噂もあったが、姿が消えてから約二年半後、死神代行消失篇のラストで無事再登場を果たし、九番隊隊長に復帰した姿が描かれた。これにより拳西の生存が確認された。
一護「拳西!あんた隊長になったのか!」
恐らく大勢の読者はこの時、「拳西!あんた生きていたのか!」と心から安堵したことであろう。
アニメではその後、東仙の墓参りに向かった。
千年血戦篇
第一次侵攻時は何をしていたか不明で、戦後は次の侵攻に備えて檜佐木の卍解の修行に付き合った。
第二次侵攻時はマスキュリンと交戦。ここで漸く、長らく不明であった鐵拳断風を初披露出来た。
「こんなモンにやられやがったのか!? あの修兵(バカ)は!!!」
卍解によりマスキュリンを圧倒するものの、ジェイムズの声援によりパワーアップしたマスキュリンには太刀打ちできず敗北。その後はグレミィの聖文字による「拳西が死んだ」想像をされ、止めを刺され死亡。
死後はジゼルによってゾンビ化される。
しかし、涅マユリに投与された薬によって逆に彼の手駒となり、ジゼルを刃で突き刺し、ペペを叩きのめした。
大戦後はマユリによってゾンビ化は解除され、最後まで卍解を披露しなかった檜佐木を松本乱菊と一緒に弄っていた。
大戦後を描いた小説『Can't_Fear_Your_Own_World』では、檜佐木の卍解の修行に付き合った際、風死の能力や内面世界についての話を聞いていた。また、久南白と共に虚化し、檜佐木の卍解を引き出すために本気で攻撃を行なった。
また綱彌代時灘の野望を止めるため、京楽春水や平子真子、破面らとともに叫谷へと赴く。夜一との連携によって時灘に重傷を負わせるものの、「艶羅鏡典」の能力によって翻弄され、苦戦を強いられた。
斬魄刀
- 断地風(たちかぜ)
解号は「吹っ飛ばせ」
能力解放と共にコンバットナイフのような形状に変化する。
斬った太刀筋が炸裂する能力を持つ。
- 卍解:鐵拳断風
リンク先を参照
関連イラスト
↑中の人ネタ。本人は銀髪のリーダー、そしてパワータイプの少女に苦労人のツッコミ枠と、トリオとしても似通っている。
関連タグ
BLEACH 仮面の軍勢 久南白 平子真子 鳳橋楼十郎
九番隊 檜佐木修兵
笛吹和義:中の人つながり。アニメ版では「好きな仮面の軍勢は六車拳西」と自己紹介している。