「そう、ボクの術はまやかしさ。だけど、人の心を奪うのはいつだってそのまやかしだよ」
ポエム
天に響めく まやかしの
捉う心に はしる旋律
(千年血戦篇 17話)
概要
「仮面の軍勢」の一人。
ナルシスト風な伊達男。通称は「ローズ」(かっこいいからという理由で自身が付けたもの)。髪型はウェーブのかかった金色の長髪、服装は70年代ハードロック風でギターを持っている。愛川羅武と共にいることが多く、彼を「ラヴ」と呼ぶ。
羅武が少年ジャンプを読ませなかったり、自分のジャンプコミックスを先に読むことに不平を言っている。口調や態度は仮面の軍勢の中ではどちらかというと穏やかな方だが、自身の言動にやや陶酔する傾向にあり、羅武にツッコまれる。
虚化すると鳥の頭のような仮面が現れる(ペスト医師がつける仮面と言えばわかりやすいか)。
110年前(過去篇)は、当時の一昨年から護廷十三隊三番隊隊長を務めていた。羽織は袖のないタイプ。
101年前に魂魄消失案件の始末特務部隊の一人に選ばれ、虚化した六車拳西と戦うが、藍染惣右介達の策略に嵌り虚化した。
空座町での藍染一派との決戦では、重傷を負い戦闘不能になった京楽春水と浮竹十四郎の代わりに、ラヴと共闘してコヨーテ・スタークと対峙、追いつめられたところを京楽の加勢で事なきを得る。
その後、護廷十三隊の隊長らとともに藍染に立ち向かうが、藍染の圧倒的な力の前に為す術なく敗北する。
藍染捕縛後は名誉回復され、瀞霊廷上層部との話し合いの後に空位になっていた三番隊隊長に復帰。
小説『The Death Save The Strawberry』では、三番隊隊長に復帰するまでの心情や、副隊長の吉良イヅルとのやり取りが描かれている。バイオリンを嗜んでおり、イヅルを見ていると曲のインスピレーションが次々に湧いてきて止まらないらしい。
最終章・千年血戦篇では、第一次侵攻時にナナナ・ナジャークープと対峙し、イヅルたちの霊圧が消失したことに対して怒りを見せていた。
第二次侵攻ではマスク・ド・マスキュリンと交戦。拳西がマスキュリンと戦っていた隙をつきジェイムズを真っ二つにする。卍解を駆使して戦うも、慢心から自身の能力を語ってしまったために弱点を看破され、ビームで体に星型の孔を穿たれて敗北する。
その後は拳西らと共にジゼル・ジュエルによってゾンビ化させられるが、涅マユリに投与された薬によって逆に彼のゾンビとなり、手駒として働いた。
大戦後はマユリによってゾンビ化は解除され、再び三番隊隊長として働いている。
斬魄刀
始解の名は【金沙羅】(きんしゃら)。
解号は【奏でろ『金沙羅』】(かなでろ『~』)。
能力解放と共に、薔薇の花が先端についた鉄製のムチに変化する。
従来のムチと違い、先端部分でのみ攻撃している。
卍解は【金沙羅舞踏団】(きんしゃらぶとうだん)。
リンク先を参照。
技
- 金沙羅奏曲第十一番“十六夜薔薇”
先端の薔薇を対象に刺し、ムチを指で演奏するように奏でる事で、その薔薇から楕円形の爆発を連続で起こす。
- アルペジオ
虚化後に使用。鞘と斬魄刀で十字架を描き、旋律のようなものを奏でて相手を操る技。