「良い友達が 出来て良かった」
「双殛を 破壊する」
「一度拾ったこの命 護廷の為に死なば本望」
ポエム
わたしはかつて あなたであり
あなたはいずれ わたしとなる
せめてあなたの背にかかる
命の軽からんことを
(アニメ版千年血戦篇 28話)
プロフィール
身長 | 187cm |
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体重 | 72kg |
誕生日 | 12月21日 |
所属 | 護廷十三隊十三番隊隊長・男性死神協会理事(理事長の可能性もあり) |
斬魄刀 | 双魚理 |
解号 | 波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ【双魚理】 |
卍解 | 不明 |
趣味 | 盆栽 |
好きなもの | 梅干し茶漬け(18巻)、おはぎ(カラブリ+)、甘めのお茶(玉露)(36巻) |
嫌いなもの | 無し(何でもよく食べる) |
テーマミュージック | Back To The Innocence / Jonathan Cain |
CV | 石川英郎/藤原夏海(少年期) |
概要
下級貴族「浮竹家」の長兄。弟が5人、妹が2人いる。
朽木ルキア直属の上官で父親のような眼差しで見守る心優しき男。生まれついて病弱で、幼少の頃より肺病を患う。それが原因で髪の色が白く、時折喀血するため寝込むこともある。しかし、驚異的な実力と明るく温和で義理堅い性格を持ち、自身の部下のみならず広く慕われている。
目の色は原作とアニメ「BLEACH千年血戦篇」ではうぐいす色、2004年のアニメとそれに準じたゲーム作品では茶色。
アニメにおける肌の色は2004年のものではほとんどの女性キャラよりも色白であったが、千年血戦篇では標準的な男性キャラと同様のものになっている。
親友である京楽春水と共に「真央霊術院」を出た初めての隊長で、総隊長の山本元柳斎重國や京楽、卯ノ花烈と並び100年来からの古参の隊長でもある。「真央霊術院」時代は短髪であったが110年前は長髪を後でひとつに結んでいた。
戦いには“命を守るための戦い”と“誇りを守るための戦い”の2種類があるという持論を持ち、戦いに身を置く者は常にそれを見極め続けなければならないと考えている。その考えは志波海燕の危機を前にしても変説する事は無く、その考えを説かれたルキアにも影響を与えている。羽織は袖のあるタイプ。
病んだ体を霊圧で支えて働き続けてきた為、実は霊圧量は隊長格の中で群を抜いている。
また自身が病弱であるため治療の術にも造詣が深く、怪我の治療などを的確に行える。
休日の過ごし方は、庭の盆栽いじりや雨乾堂の池の鯉に餌やり。
草鹿やちるが見舞いとして朽木家の鯉を捕獲して池に加えているが、「近頃大きな鯉が増えたんだ!」とご機嫌で真実に気付いていないらしい。(アニメでは逆に朽木家の鯉が減っていることを浮竹に話すルキアも真実に気付いていない)
美的センスは0で盆栽はどこをどう伐ったらいいか分かっておらず、その影響はルキアの独特な絵を「相変わらず絵が上手だな、朽木!」と褒めるところにも現われている。
アクションアドベンチャー小説「双魚のお断り!」を瀞霊廷通信で執筆している。休載が多いが、載ったら確実にTOP3にランクインする。
主人公の決め台詞「そいつはお断りだ!」は瀞霊廷内の子供達に爆発的に大人気。
趣味や子供への対応から砕蜂とリリネット・ジンジャーバックからは年寄り扱いされている。(京楽曰く「お互いに年寄り」なので間違ってはいないが)
名前が似ているという理由で一方的に気に入り、会う度に有無を言わせずお菓子を与えようとする相手の日番谷冬獅郎からはそのような扱いはされていないが、「いつも人の話を聞かない」と言われている。
サンタは信じるタイプで、遊びたいゲームがあるが対応しているゲームハードを持っていないのであればサンタに頼めば良いと言っており、ゲーム「BLEACH Brave Souls」ではルキアから現世ではクリスマスがあると聞いて総隊長命令ではなく自主的にサンタの装いをして(ルキアに現世から調達させた形ではあるが)プレゼントを用意していた。
実は、本作の主人公・黒崎一護の肩書きである死神代行の制度を考案した張本人であり、一護に死神代行証を渡したのも彼である。
代行証の譲渡は死神代行を監視・制御することを目的とした制度なのだが、これが結果的に初代死神代行・銀城空吾との間に確執を生み出すことになった。
(小説『Can't_Fear_Your_Own_World』によると監視機能は綱彌代時灘の謀略により付けざるを得なくなり、浮竹はいわゆる被害者である)。
最終章・千年血戦篇において、3歳の頃に重い肺病を患って死にかけていたところを、東流魂街七十六地区の「逆骨」に祀られていた霊王の右腕「ミミハギ様」に肺を捧げる祈祷を両親が行い、生き延びていたことが判明。
霊王の死により三界が崩壊の危機に陥った際、肺に食いついていたミミハギ様の力を全身の臓腑へと広げる儀式【神掛】を行い、霊王の依り代となる事で三界の崩壊を食い止める。
しかしユーハバッハが霊王の力を右腕ごと奪い取った事により倒れ、そのまま意識不明となる。
十年後の場面では京楽が浮竹の墓標を訪れる様子が描かれ、大戦後に死去していたことが明らかとなった。
なおアニメ「BLEACH千年血戦篇」では、ユーハバッハが霊王の右腕(ミミハギ様)の力は取り込まず、霊応本体から直接力を取り込む描写に変更されたため、京楽達がユーハバッハの居城『真世界城(ヴァールヴェルト)』に侵入する直前の時点では倒れていないが、ミミハギ様の侵食が進んでいる様子が描かれている。
小説『WE_DO_knot_ALWAYS_LOVE_YOU』によると、生前、京楽総隊長に隊長羽織を預け「俺の次の隊長には朽木ルキアを置いてくれ」と頼んでいたという。ルキアにはまだ長として隊を率いる心が育っていないと感じた京楽は羽織を渡すことを控えていたが、ルキアの結婚式に列席した十三番隊士たちを見て彼女を隊長として支えていく心が育っていると感じ、隊長羽織を手渡した。
なお、浮竹は海燕に隊長を譲って自分は引退しようと考えていたらしく、この隊長羽織は元々は海燕が隊長になった時のことを考えて注文したものであった。海燕の死後は何十年も手放すことが出来ず隊首室の片隅で眠っていたものをルキアのために仕立て直したものであり、実質的には浮竹の、そして海燕の形見であるとも言える。
その後、後日譚である獄頤鳴鳴篇では、キーパーソンとしてその名前が語られ、そして意外な形で再登場することになる。
家族構成
アニメ「BLEACH千年血戦篇 相剋譚」29話にて彼の回想シーンの掘り下げが行われ、彼の弟妹5人が初お披露目となった。
弟達は彼のことを「兄ちゃん」、妹達は「お兄様」と呼び慕っており、第一子の浮竹によくなついている。
エンドクレジットにて両親、弟妹達のフルネームも判明した。
残る弟2人は現時点では未登場(回想時点ではまだ生まれていない可能性あり)の為、名前とCVは不明。
余談であるが、アニメで判明した両親の顔つきから浮竹はどちらかといえば母親似である。
斬魄刀
解号は【波悉く我が盾となれ 雷悉く我が刃となれ】(なみことごとくわがたてとなれ いかずちことごとくわがやいばとなれ)。
詳細はリンク先を参照。
また、隊長に就任しているため卍解も修得しているはずだが、作中で披露されることがなかったため詳細は不明。
関連イラスト
関連タグ
霊王の右腕が祀られていた地区と同名の苗字をしている事と、同じ隊の隊長職を務めていたことから何らかの繋がりがあるかもしれない。