「僕は 死神を憎む。」
「師匠 今日僕は 死神を助けます」
「滅却師の誇りにかけて 僕は お前を殺す」
「僕らは 友達だからだ」
ポエム
ぼくたちは ひかれあう
水滴のように 惑星のように
ぼくたちは 反発しあう
磁石のように 肌の色のように(4巻)
言葉に姿があったなら
暗闇に立つきみに届きはしないだろう(72巻)
運命を辿る 心はきっと
引きしぼられた 弓矢に似ている(アニメ版千年血戦篇 PV第3弾)
星に指かけ弓引く先に
背けたはずの
月ひとつ(アニメ版千年血戦篇 第30話)※黒崎一護と共に詠唱
プロフィール
身長 | 171cm(1年時)→177cm(3年時) |
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体重 | 55kg(1年時)→57kg(3年時) |
血液型 | AB |
誕生日 | 11月6日 |
部活/委員会 | 手芸部(部長)/生徒会会長(3年時) |
好きな食べ物 | 鯖の味噌煮(自作) |
嫌いな言葉 | いきあたりばったり |
家族構成 | 石田竜弦(父/総合病院医院長) †片桐叶絵(母) †石田宗弦(祖父/師匠) |
テーマ音楽 | Idioteque"/Radiohead(「Kid A」) |
声 | 杉山紀彰(年少時代:本田貴子) |
演 | 吉沢亮(実写版)佐藤永典(ROCK MUSICAL) |
概要
主人公・黒崎一護のクラスメイト。
死神により殲滅させられたはずの退魔の眷族「滅却師(クインシー)」の生き残りの一人で、弓状の武器を用いる。
性格
いわゆる「ツンデレ」「クーデレ」と表される性格。素直な気持ちを話すのは苦手で、照れを隠したいがためにつく嘘はいつも病的にヘタである。敵にとどめを刺せない優しさを持っているが、そのために痛い目を見る事も多く、父・竜弦からは「だからオマエはバカだと言うのだ」と評される。ツッコミ気質であるが、天然ボケでもある真面目な性格。あまり笑わない。
「滅却師の誇り」を大切にしており、常に自分は滅却師であることを主張することを忘れない。普段は冷静沈着で芝居がかった口調が特徴。一学期の中間考査、期末考査は連続で学年トップになるほど頭も良く、教養も高い。戦闘ではパワーよりも、知略・精神力タイプで、慎重である。そのため、猪突猛進タイプの一護と言い合いになることも多い。
1年時より手芸部部長であり、自身の滅却師の装束やカラクライザーの衣装も手がけている。また、コンを始めとする縫いぐるみの補修をしたり、茶渡や織姫、ルキアの服も作った事がある。手がける作品のセンスに関しては、周囲から疑問の声を投げかけられる事も多く、彼の「自分なりのアレンジ」には注意が必要である(勝手に十字や滅却十字を組み込む事があり、コンの後頭部のクロスラインもそれ)一方で、子供の頃に師匠に対して、「滅却師の衣装は凄くカッコ悪い」と述べている。また、女性物の服は好評価で、茶渡には女物の服を作る方が才能があると言われている。
ファスナーが好きでボタンが嫌い。別名「メガネミシン」(悪口)
読書をしているシーンが多い。本誌のカラーでは、洋書を片手に雨宿りをしている姿も披露している。
好物は鯖の味噌煮(自作)、得意料理は「筑前煮とか」と語っている。
劇中の活躍
空座町では虚が自然と消滅する不思議な現象が起こっており、それを追っている一護の前に突如現れ、実際に虚を目の前で一体滅却してみせることでその不思議な現象を起こしてるのは自分だと自己紹介するという形で初登場。
そして、次に一護に会った際に虚の撒き餌をばら撒くというテロを行った。尤も本気でテロを起こしたいわけではなく、自分で全ての虚を滅却して死神に滅却師を認めてもらうための行動ではあったものの、クラスメイトのチャドや井上織姫、そして浦原商店も出動するほどの大事になった。
その騒動で一護と別行動とはいえ一緒に虚を倒し、その過程で和解し、最後に登場した最下級大虚との戦いで共闘したことが切っ掛けで、一護たちと共に戦う仲間になった。
師匠を見殺しにした死神を嫌っており、一護に対してはある程度の理解はあるもののライバル心を持っている一面もある。一護とは互いに喧嘩ばかりしているが、実際には気遣い合っている部分もあり、いわゆる腐れ縁である。父の竜弦から死神と関わるなという約束をした際も、「君は死神代行であり厳密には死神ではない」という屁理屈で結局、一護と手を組んだりしている。
滅却師であった祖父・石田宗弦を尊敬し師匠(せんせい)と呼び、金にならないからと滅却師を否定する父・石田竜弦に反発しており、名前を呼び捨てにしている。
また、実家が近いにも拘わらず、たった一人の肉親である竜弦とは離れて一人暮らしをしている。理由に関しては「なんだっていいだろ。プライベートな事情だよ。そこまで話す気はないね」と明言を避けている。(12巻巻末より)
貧乏なため、携帯電話を持っていなかった。(12巻おまけ頁より)
師匠の仇敵である涅マユリを当初は嫌っていたが、破面篇以降は逆にマユリに窮地を救われたこともあってか複雑な関係になっており、マユリからもらった地雷を使いヤミー・リヤルゴを落としたり、なんとザエルアポロ戦では漫才までしてしまった。
少し前の尸魂界篇でお前ら殺し合ってただろ・・・
死神代行消失篇からは、他のキャラクターと同様モデルチェンジしており、髪型や眼鏡のデザインなどが一新されている。また、空座高校第二十五代目生徒会長に就任している。(公式の小説によると、クラスメイトの浅野啓吾の姉であり先代会長のみづ穂からの推薦であるらしい)
竜弦によると「滅却師の才能が無い」とのことだが、滅却師の王であるユーハバッハには混血の滅却師にも拘わらず、母・片桐叶絵と違い聖別によって力を奪われなかった特異性を見出されて星十字騎士団最高位のユーグラム・ハッシュヴァルトを差し置き自身の後継者に指名され、聖章騎士の1人であるキルゲ・オピーにも高く評価されている。
アニメ版では、見えざる帝国に合流するまでの彼の動向が補完された。
石田家の書庫に立ち入り滅却師の情報を改めて探していたが見つからず、今度は父の私室を探ってみると祖父である宗弦が遺した手記を見つける。それには滅却師の歴史と真実の全てが書かれていた。そこに現れた父に問い詰めても頑なに答えようとしない態度に憤り家を飛び出す。その後、橋の下で手記を読むうちに千年前の戦い等の滅却師の歴史を知るが、他にも母の死の真相や自分が9年前の聖別から生き残れた理由 (訣別譚のユーハバッハとの会話から発覚)も書かれていた。
全ての真実を知った彼は、雨に打たれながら静かに佇んでおり、フードを被った一人の男がやってきた。恐らくこの時に石田が見えざる帝国に接触し合流したと思われる。
立場的には一応一護の敵になり、彼の妨害ばかりする。アニメでは戦闘シーンや活躍が大幅に盛られている。
しかしもちろん本当に寝返ったわけではなく、実は破面篇終盤で裏切った彼のように初めからユーハバッハを裏切る気満々であり、終盤で再び仲間へと戻った。その後はハッシュヴァルトと戦闘し、殺されかけるも、ユーハバッハの聖別のお陰で助かる。ハッシュヴァルトに傷を移してユーハバッハ戦に駆けつけ一護と共闘。勝利に貢献した。
最終回では、父・竜弦が院長を務める空座総合病院で医師として勤務しており、プロボクサーとなったチャドの試合を休憩時間に携帯で観戦していた。
能力
滅却師の特性である、大気中に偏在する霊子を自らの霊力で集めて操る技術を用いる。雨竜は霊子から具現化した弓矢を使用した遠隔戦が基本的な戦闘スタイル。
足元に作った霊子の流れに乗る「飛廉脚」で高速移動も可能。
その後、ユーハバッハから力を与えられ、理不尽じみた(神聖滅矢を弓無しで発射出来るなど)戦闘力を手にするに至った。
滅却師最終形態(クインシー・レツトシュティール)
尸魂界篇において涅マユリ戦で披露した、一度使用すれば滅却師の力を失ってしまうとされる諸刃の強化形態。詳細はリンク先を参照。
聖文字"A"-完全反立-【Antithesis/アンチサーシス】
千年血戦篇で登場。ユーハバッハにより与えられた聖文字。
Antithesisをドイツ語で読み直すとアンチテーゼとなる。
指定した2点の間に “既に起きた” 出来事を “逆転” させる能力。
原作では自分とハッシュヴァルトとの受けた傷をそっくり入れ替えていた。
ユーハバッハの未来を改変する聖文字「全知全能」とは性質が対極に位置し、ハッシュヴァルトはこの能力がユーハバッハに対抗できる可能性を示唆していた。
また、聖文字にもかかわらず頭にTHEがついていない事、唯一ドイツ語で読み直すことで馴染みのある言葉になることから、実は雨竜も霊王の欠片を有していたために聖別で力を奪われず、ユーハバッハとの接触で目覚めた雨竜自身の力(滅却師の真の聖文字)ではないかとも考察されている。
また、「ユーハバッハの聖別(作中でしている描写がない)も全知全能の未来視も通じず(石田の行動を未来予知している描写がない)、だからこそユーハバッハは後継者にしようとしたのではないか」という説も存在する。
アニメ版では能力の応用として「ユーハバッハが投げたボタン」と「ユーハバッハが居た位置」を入れ替えたり、千手丸と拘束された自分の位置を入れ替えて逆に彼女を拘束するシーンが追加された。
滅却師完聖体(クインシー・フォルシュテンディッヒ)
原作にはなく、アニメ版千年血戦篇第30話の補完描写で追加された一護との戦いで初めて披露された。現時点では名称は不明。
羽の形は矢羽がモチーフとなっており、胸、手、足に生成された霊子の装甲もそれを模した意匠となっている。ただし、他の星十字騎士団の完聖体と違い、頭上の光輪(「光輪(ハイリゲンシャイン)」)が無い。にもかかわらず聖隷を使用できる。
無数の小さな神聖滅矢を式神の様に展開し操り、神聖弓無しで発射を行う能力。
神聖滅矢1つ1つからも光線を放つことができる他、大量の矢で結界を作り相手を閉じ込め爆破するといった芸当も可能。完聖体を発動した状態で完全反立を使うとどうなるかは不明。
また、神聖滅矢自体の威力も飛躍的に上昇しており、比類なき防御力を誇る王鍵製の死覇装を着た一護の脇腹を死覇装ごと抉り貫く程である。
ちなみに、千年血戦篇第27話の千手丸戦の際にもその兆候として不完全な状態の完聖体を見せていた(ただし、力は制御できていなかった模様)。滅却師最終形態のものと思しき霊子の片翼が両翼に増え、両目と胸にも霊力の放出が見られた。
使用武器・技
- 弧雀(こじゃく)
大気中に偏在する霊子を押し固めて形成される弓矢。媒介として滅却師十字を使用する。死神代行篇及び尸魂界篇、死神代行消失篇、千年血戦篇で使用。
死神代行篇では霊子で出来た弓であったが、尸魂界篇と死神代行消失篇では普通の弓になった。しかし千年血戦篇では死神代行篇と同様の霊子で出来た弓に戻った。死神代行消失篇以降は、この形態でも銀嶺弧雀の技を使える。
- 散霊手套(さんれいしゅとう)
霊子を高レベルで拡散させる力を持つ手袋。
これをつけた状態で七日七夜弓を成す事が出来れば、滅却師の高みに限りなく近づく事が出来るとされる。尸魂界篇で使用。
だが、伝統故かなり古い形式のものであるらしく、これを使っている滅却師は現代石田一派のみで、他の滅却師はこれによる修行を行っておらず、その結果発動出来る滅却師最終形態も習得していない。その実態は宗弦が見えざる帝国から持ち出した代物で、正式名称は「苦難の手袋(ライデンハント)」。
最終章ではこれを細かく砕いた崩壊チップ(石田の霊圧をトリガーに霊子を分散させる代物)を製作し、真世界城を崩落させるべく城内の複数箇所に仕掛けていたが、ユーグラム・ハッシュヴァルトに見破られ失敗に終わった。
- 銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)
破面篇でのみ登場。
父・竜弦との修行で滅却師の力を取り戻した雨竜の新たな霊子兵装。五角形の滅却十字を媒介に形成される特殊な形状の弓。
弓を引きっぱなしにしていると無数の矢が次々と放たれ、最大で1200発の連射が可能。(アニメ版のギャグシナリオでのみ出た設定である為、本当にそうなのかは不明だが、竜弦のものの最大連写数は1201発である為、雨竜のより強いらしい)
死神代行消失篇以降は、普通の弧雀でも銀嶺弧雀と同じ技が使えるようになったためか、使わなくなった。
- 銀筒(ぎんとう)
同じく破面篇で登場。
滅却師が霊力を溜めた筒状の道具。これを使って術式を発動することができる。あらかじめ霊力を溜めておく必要がある旧式の道具だが、使い方次第では大虚クラスの霊力を持つ虚とも渡り合える。
- 魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)
破面篇で登場。
滅却師唯一の「刃を持った武器」。
外見は柄から青い光の刃が出ているが、実際はチェーンソーの様な武器である。
振動で切りつける事によって対象の霊子結合を弱め、対象物の霊子を自身の霊子として奪い易くし、霊子を拡散させる敵との戦闘では、霊子を蓄え一時的に刃を回復出来る。
勘違いされがちだが滅却師の武器は弓で、魂を切り裂くものは刃こそ持っているがあくまでその矢である。その為、矢として飛ばすのが本来の使い方である。
- 飛廉脚(ひれんきゃく)
滅却師の高等歩法。足元に作った霊子の流れに乗ることで高速移動が可能となる。石田は死神の瞬歩よりも上だと思っている。
- 乱装天傀(らんそうてんがい)
無数の糸状に縒り合せた霊子の束を動かない箇所に接続し、自分の霊力で自分の身体を操り人形のように強制的に動かす超高等技術。この術を発動すれば、手足が麻痺しても骨が砕けても霊力の続く限り、動き続けることができる。
- 聖噬(ハイゼン)
【大気の戦陣を杯に受けよ】(レンゼ・フォルメル・ヴェント・イ・グラール)の口上で発動。銀筒を複数使用。柱上の結界で相手を攻撃する。
- 緑杯(ヴォルコール)
【盃よ西方に傾け】(イ・シェンク・ツァイヒ)の口上で発動。銀筒を二本使用。衝撃波を起こし、落下などの衝撃から自分の身を守ることができる。
- 五架縛(グリッツ)
【銀鞭下りて五手石床に堕つ】(ツィエルトクリーク・フォン・キーツ・ハルト・フィエルト)の口上で発動。銀筒を一本使用。五つの帯で相手を縛り付ける。
- 装身具
アニメのみに登場。滅却師の力を失っていた際に涅ネムから手渡され、これにより一時的に滅却師の力を取り戻す。出力は安定せず、タイミングによって強さが変わる。
- 破芒陣(シュプレンガー)
ゼーレシュナイダーを使って描いた滅却印(クインシーツァイヒェン)の陣に敵を閉じ込め、銀筒に集めた霊子をゼーレシュナイダーに流し込むことで陣内で爆発を起こす技。術式に時間が掛かる性質上、一対一の戦闘で使用するのには向かないが、アニメ版では時折単独で発動することがある。
- 光の雨(リヒト・レーゲン)
相手の上空から、銀嶺弧雀による無数の光の矢を一斉に放ち攻撃する。後に普通の弧雀でもこの技が使えるようになった。
千年血戦篇のアニメでは必ずと言っていいほど頻繁に使用している。更には聖文字を得て以来、両手から発射することも可能になっている。
- 光の風(リヒト・ヴィント)
劇場版4作目及びアニメ版で使用。前方の敵に向けて、銀嶺弧雀による無数の光の矢を一斉に放つ。
- 封庫滅陣(ゲルトシュランク)
劇場版4作目で使用。ゼーレシュナイダーを使って、相手の周囲を高密度の霊子で形成された立方体の結界で覆い、破芒陣と同種の結界を作り出す技。
その後は破芒陣と同じく、銀筒を魂をゼーレシュナイダーに流す事で大爆発を起こす事が可能。
- 星くず(シュテルネン・シュタウヴ)
完聖体の状態下で使用した、アニメオリジナルの新技。
小さな神聖滅矢を集約させ、生成した滅却師十字状の巨大な神聖弓から5本の巨大な光の矢を放つ。
最終的に押し負けはしたものの、一護の月牙十字衝とある程度拮抗するほどの威力を見せた。
- 静血装(ブルート・ヴェーネ)
アニメで追加された千手丸戦や阿散井恋次戦にて使用した防御術。自身の血管に霊子を流し込み、身体強度を向上させる。
マスク・ド・マスキュリンを一撃で消し炭に変えた恋次の卍解技・蛇牙鉄炮をモロに食らっても傷1つ付かない程の高い防御力を持つ。
- フェーダーツヴィンガー
こちらも「星くず」同様、完聖体の状態下で使用した新技。
無数の神聖滅矢を結界の様に展開し、閉じ込めた相手の霊圧の全てを奪掠する。
フェーダー(feder)とはドイツ語で「羽」の意味を持つ。
- 白面くだし(はくめん - )
マユリが製造した破面専用の地雷を使って、相手をその地から落とす技。
- 静止の銀
ユーハバッハとの最終決戦で使用。ユーハバッハの能力を一時的に使えなくさせる鏃。
これをユーハバッハに弓矢として刺し、一護の勝利に貢献した。
- ソウル・ドッキング
一護との合体技。
突如として現れた大虚の対抗策として即興で編み出された。
一護に持ってもらった状態の斬魄刀の柄を自身の頭に括り付け、一護から溢れ出る霊力を自身の霊弓に流し込んで巨大化させ、特大の矢を放つ技。
合理的ではあるのだが絵面が絵面な為、一護から「お前馬鹿だろ」とドン引きされた。
余談
ゲームアプリ『パズル&ドラゴンズ』において『BLEACH』とのコラボが実施された際、石田雨竜にはこのような名前のスキルが与えられた。
…本作にはコラ画像が多く、石田と彼女が同じ弓使いであることからそれをネタにした画像が検索すると引っかかる。
おそらく担当者がそれを鵜呑みにしてしまった結果なのだろう。
ネタもさながら、石田本人がこの誤植を見た時、ネットでいじられているのを見た時の反応を想像するとシュールである。
尚、現在は修正済みである。
関連イラスト
pixivでは、省略した「雨竜」のみのタグも多く使われている。