CV：古澤徹
概要
本体は、蛇の尾を持った白い体毛の狒狒で、俗に言う鵺の姿である。
身体と尾で別々の人格を有しており、蛇のほうは少々口が悪い。
能力
解号は【咆えろ『蛇尾丸』】。
解放すると幅広の片刃剣で、分割された刃節をワイヤーで繋いだいわゆる蛇腹剣に変化する。
刀身を伸ばす事で遠距離からのヒット&アウェイ戦法を得意とし、また刀そのものも分厚く大きいため、一撃の衝撃力も強い。これを恋次はムチのように自在に振るい、相手を懐に近づけることなく圧倒して見せる。
なお、これらの攻撃は3連続までが限界で、その後は必ず連節を元に戻す必要がある。その際に大きな隙が出来てしまう。
余談だが、作中で最初に始解を披露した斬魄刀でもある。
詳細はリンク先を参照。
そして、最終章・千年血戦篇にて霊王宮に辿り着いた恋次はそこで意外な真実を知らされることとなる。
技
- 狒牙絶咬（ひがぜっこう）
蛇尾丸が破壊された時に使用出来る緊急時の技。折れた斬魄刀が突如攻撃を仕掛けるため相手に隙を作るのに効果的(しかし初使用があの藍染だった為失敗)。しかし傷ついた斬魄刀を無理やり使うため負担が大きい。その為連続での使用は不可能で、一度使うとしばらくは始解すら出来なくなってしまう。
アニメのバウント篇では卍解時の自在に分離できる特性を利用して放っている。
斬魄刀異聞篇
実体化した姿は、手や顔、胸元以外の前身にに緑色の毛が生えている猿女（CV：斎賀みつき）と白い服に黄色い首輪、更に尻尾が生えている蛇男（CV：真田アサミ）の2人組である。
両者は鎖で繋がっており、蛇尾丸を持っていない方が、鎖を用いてもう一人を振り回し、その勢いのまま相手にぶつけたり、蛇尾丸の所持者を交互に変えながら相手を翻弄するという変則的な戦い方をする。
両者とも常に強くありたいという思いを抱いており、自分達と戦う覚悟を持てないことや、自分達に頼りきっているという考えから恋次を弱い奴として見限り、実体化した。恋次と交戦し、恋次の刀を折るまでに追い詰めたが、最後は途中で始解を取り戻した恋次の「狒牙絶咬」に敗れ再び屈服した。屈服された後も恋次への接し方は相変わらずであり、恋次は手を焼かされている。
余談
ちなみに猿女のデザインはスピンオフに1コマのみ登場した「女体化した蛇尾丸」が元となっており、アニメからデザインが逆輸入された花天狂骨とは逆の経緯を辿っている。
なお、そのシーンが出た話によれば、斬魄刀の性転換は涅マユリが斬魄刀の修理を持ち掛けた際に渡した書類に書かれていた副作用かオプションによるものらしい。
つまり斬魄刀異聞篇の世界線で恋次は、修理をマユリに頼んだのだろうか…
関連イラスト
