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CV:浅沼晋太郎門脇舞以(幼少期)

プロフィール編集

年齢17歳
誕生日7月20日
星座蟹座
血液型O型
身長172cm
所属2-B
部活X.R.C
ソウルデヴァイスレイジングギア

概要編集

東亰都杜宮市在住で杜宮学園に通う高校二年生。

普段めんどくさそうな表情に反して御人好しの熱血漢であり、困った人を放っておけない性分。御人好しと言うよりはお節介とも言える(これは自他共に認めている)。

両親は海外に長期出張していて、今年の春から実家で一人暮らしをしている。そのため食事の面倒は隣家の幼馴染である倉敷栞(シオリ)に頼っている部分が大きい。但しその割には独自料理を3つ作れる、それも後述のバイトで培ったスキルと思われるなど決して料理は出来ない訳ではない模様。

シオリとはよく一緒にいるためクラスメイトから夫婦と冷かされているが、本人たちはお互い恋愛感情はないと主張している。

しかしシオリが危険に陥れば自らの危険を省みずに助けようとしたり、シオリが他の男子から告白されて断るまで一喜一憂するなど自覚はしていないが幼馴染以上の感情は持っているようだ。

祖父は九重神社の神主にして九重流柔術宗家の九重宗介。中学まで指導を受けていたので多少の荒事なら対処できる自信がある。最近は道場になかなか足を運ばなくなってしまったようなのだが・・・。

部活には参加していないが、多岐に渡るバイトをしている。元々はある事から逃避のために始めたらしいのだが、今ではそれなりに遣り甲斐を感じているようだ。

友人は小学校からの付き合いの伊吹遼太と、高校に入ってから親しくなった小日向純の二人。放課後二人から遊びに誘われてもバイトがあるためなかなか一緒に行けずに、後で埋め合わせをする事が多いようである。


ある日バイトの帰りに不良グループに絡まれている柊明日香(アスカ)に遭遇し、彼女を助けようと駆け寄ったところで異界に巻き込まれ、非日常の裏世界と関わってしまう。

一度はアスカに異界の記憶を消されるが「適格者」だったために記憶を取り戻し、怪異と戦うための武器・ソウルデヴァイスを発現させる。

シオリが異界に巻き込まれたのをきっかけに、大切な人達を守るためアスカと共に怪異と戦う事を決意をする。後にアスカの推薦でXRCの部長に就任する。

終盤でとてつもない真実を知る事になる……。


ソウルデヴァイス編集

時坂洸

彼のソウルデヴァイスはモチーフは不明で、強いて言えばのような物に蛇腹剣みたいな物が付いた大型のクロー形式で装着する『レイジング・ギア』。他のメンバーとは違い、覚醒時にレムが関わっており、その影響か(レム本人は否定)アスカからその形状を「複雑な物」と言われ、「何者なのか」と問われた。他のメンバーが覚醒した時はモチーフが比較的分かり安い物ばかりだったので“何かあるのでは”と思われたが結局作中は明かされず、言及されてないので偶然この形状になったと見るのが無難。

その形状故にムチのようになぎ払いやスキルにもあるがアンカーのようにも使え、先が剣状になっているので突き刺す攻撃もできる。また上述にあるように盾としても機能すると思われる。ただゲーム内では防御のコマンド自体が存在しないので関係はない。

様々な運用ができるがアスカからその見た目を「ひねくれている」と言われる(ソウルデヴァイスは使用者の魂、個性または性格から基本的に由来、顕れるので性格の部分を含め、二重の意味を込めての発言)。

初期属性は「焔」。ストーリーをある程度進めると彼のみ全属性から一つ扱う事が出来る。

攻撃力と攻撃範囲に優れ、基本ステータスは平均的で使い勝手の良い万能タイプ。剣を伸ばす事で広範囲の敵を攻撃できる。

エレメントは彼のみ「光」以外の5つ全て属性制限なしで装備可能。本編では前線メンバーに固定される事が殆どなので自分のプレイスタイルと敵の攻撃パターンに合わせたカスタマイズが出来る。

全キャラで一番の汎用性を誇る。


性能

※特徴を記載。

基本的には上述通り物理寄りの万能タイプ。手数より威力を重視した性能で攻撃範囲にも秀でているがやや攻撃速度が遅いのと隙が少し大きい。ボスなどの一騎討ちよりも雑魚戦など集団戦のほうが向いている。

体力含めた防御面も割と高い方で、機動力は仲間の中では平均的。

Dゲージは溜まりやすいがその分コンボが決めにくく、Dゲージ以外のゲージが溜まりにくい。


通常攻撃

【東京ザナドゥ】 時坂 洸

横になぎ払いと振り下ろし、最後に前方にギアを伸ばして敵を突き刺す。

空中では縦に進んで回転攻撃する。横への範囲を犠牲に前後への攻撃が可能となる。


スティンガー

射撃スキル。単発で隙があるが威力と貫通力に優れている。


アンカースライド

飛翔スキル。ギアの剣先を伸ばして、反動を利用して移動する。移動距離が全キャラと比較しても長い。ただ場合によっては飛びすぎて落下する事がある。


ラウンドエッジ

剛撃スキル。コウのステータスなどを含めると隙はあるが威力がかなり高い。また横の範囲が広いので乱戦時では役立つ。

やり方次第だが巨大な敵には空中で3回程攻撃を当てる事ができ、その場合かなりの威力を出す事ができる。


マキシマムレイジ

EXスキル。ギアを巨大化させ、前方に放つ。他のキャラのように多段ヒットではなく、溜めも長めだが一発の威力が高い。範囲もあり、後ろにも判定がある。


エクステンドギア

ギアをムチのようにしならせながら周囲の敵を切り刻んだ後、敵集団の懐に飛び込んで巨大化させたギアを前方の敵目掛けて打ち込むXストライク。コウの技では最大の威力。




キャラが被っている?編集

時坂洸も近年のファルコム系主人公共通のリーダーシップを持った皆に好かれる熱血漢である。

そういう意味ではロイドリィンヴァンとキャラが被っているとも指摘されがちだが、女性に関する傾向にそれぞれ違いがある。ロイドが弟属性で年上の女性に好まれる傾向があり、リィンとヴァンは兄属性で年下の女性から、コウが幼馴染一筋である(よって今作は意中の女性キャラの好感度を積極的に上げて絆イベントを起こしても恋仲にはならない。ただリオンはコウに惹かれている模様で覚醒前で危機に陥った時にはコウの事を考えたり、幼馴染のシオリの事を知ろうとする、下の名前で呼ぶようになるなど)。


関連項目編集

日本ファルコム 東亰ザナドゥ 倉敷栞 柊明日香




以下ネタバレ注意


























主人公でありながら本作の間接的な元凶でもある(これはコウ本人が発言しているが、アスカは否定している)。

10年前の東亰冥災にてシオリの死を目前にした際、コウが泣き叫んだ事でシオリが「全部嘘であります様に」と願う。この一つの出来事が10年後に異界化の頻発と杜宮の異変を引き起こす原因を作ってしまった。

面倒くさそうな顔に反してお人好しな性格、部活や友達付き合いの時間を割いてまで続けるバイト。中盤ではこれを自分の流儀だと言い張っていたが本当はシオリを喪った喪失感を埋めようとする為に行っていた事。コウは心の何処かではシオリが死んでいると言う事を判っていたが、その事実を認めようとせずに別の口実で自分さえも誤魔化していた。最終盤では結局シオリは死んでいる事実を認めざるを得ない状況にまで追い詰められる。


尚、コウが怪異と戦う目的はあくまで「大切な人達と日常を守る事」に一貫しており、アスカが掲げてるオーソドックスな「世界と人々を守る事」ではない。その「大切な人達と日常を守る事」を遂行する為なら問題を解決させずに自身を含む人々を危険に晒したり強制させるエゴも厭わない考えを持つ。これはグリード化したシオリ撃破後の発言から窺い知れるが、シオリには一蹴されてしまっている。


PS4版ではシオリが復活したトゥルーエンドを正史とする追加ストーリーにおいても結局バイトを続けている。理由が先述の喪失感ではなくなったが、どうやら異界化が頻発してた頃のユキノへの情報料の返済と面子立ての協力が理由になっており、前以上に仕事量が増えて四苦八苦してる模様。



以下PS4版、SWITCH版eX+のネタバレ注意


















追加ストーリーに登場する狐面の少年。コウとトワは少年に既視感以上のものを感じるが、後半にて素顔は幼少期のコウの姿である事が判明する。

発売前から少年の素顔は隠してる時点でコウなのではないかと囁かれており、シオリが死んだ歴史(並行世界)のコウ本人だと思われたりもしていたが、実際はコウとは全くの別人…否、人ではない。

少年の正体はコウ達に…10年前の人々に討ち倒された筈の『夕闇ノ使徒』。彼が再び現れたのはシオリが復活した際に「シオリは冥災後も生きていた」と言う歴史に修正された事でシオリと同時に復活しており、この歴史での『夕闇ノ使徒』は完全な討伐に失敗し何とか逃げ果せた模様。シオリが死んだ歴史ではシオリと融合する事になるが、コウの泣き叫ぶ姿がシオリの最期のトラウマになった事で、復活した際に無意識にコウの姿になっていたと言う。


因縁自体に関わるエピソードでは依然主人公らしさを発揮してるが、リョウタが異界に首を突っ込む、異界について何も知らない初心者と序盤のコウを彷彿させる立ち位置、近年の主人公に見られがちな最弱キャラと言う肩書きがある為、主人公と言う立場はリョウタに若干割を喰われてる様な気もしなくもない。


コウはシオリや自分の姿を写し取っていた『夕闇ノ使徒』と深い因縁が10年前からつきまとっており、遅かれ早かれ怪異と戦う運命にあったのかもしれない。

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