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ヴァン・アークライド

ゔぁんあーくらいど

ヴァン・アークライドとは、日本ファルコムのゲーム「黎の軌跡」に登場する主人公。
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概要

出身カルバード共和国
所属裏解決屋(スプリガン)
年齢24歳
身長180cm
CV小野大輔


本作の主人公。
軌跡シリーズの歴代主人公の中では、主人公になった時点の年齢がCを除き最年長。
時系列的にはC、ケビンに次ぐ3番目である。尚、作中の時間軸で述べるとエステルロイドリィンの三人と二つしか違わない。
カルバード共和国の首都イーディスの旧市街にある古ぼけた雑居ビルに事務所を構える「アークライド解決事務所」を営む裏解決屋の青年。

経歴

人物

仕事柄様々な業界の人間と繋がりを持っておりそれなりに幅広い人脈がある。その関係は多岐に渡り、表社会だけでなく裏社会の人間とも交流を持つためそれが原因で警察やギルドにマークされている。自身が営んでいる《裏解決屋》が場合によっては法律的にもグレーなやり方も行う事もありお世辞にも真っ当な仕事と言い難いためか、出会った一部の人間には胡散臭い目で見られ毛嫌いされる事もある。

上記の理由から法律や秩序を重んじる警察やギルドの一部関係者から面と向かって批判や文句を言われる事が多々あるが、事実であるためか本人は反論せずそれを甘んじて受け入れている。
様々な業界関係者と顔見知りで仕事の上で必要な情報を得たり、逆に依頼を受けたりと貸し借りの関係を結んでいる。他人に「借り」を作りっぱなしにするのは落ち着かないようで出来るだけ早めに返そうとする。

その在り方を知るレンからは「何物にも染まらぬ表と裏の橋渡し、特異点のような人」と評されている。

物語が進むにつれて、遊撃士協会やCIDからの委託依頼も2割増の料金で引き受けるようになる。

プロとして自分の仕事に対してある種の誇りを持ち、どのような仕事であっても文句を言いつつ料金分はきっちりとこなす一面を持つ。
ドライで現実的な性格だがそれなりの正義感を持ち合わせる。また義理人情に厚い一面を持ち、何だかんだで目の前で困っている人を放っておけない性分の持ち主(救けた後で報酬を要求する時もあるが)で自身の定めた流儀を貫き通す事を信条としている。先述の理由もあり依頼人の事情を汲んで依頼料を抑える事もある模様。そして冷静な一面を持ち、常に物事を客観的に観ており仕事の中だけでなく戦闘においてもその冷静さで状況を分析し、危機的状況を切り抜ける場面がある。

自分にとって縁がある人間が困っている時は自分の立場を顧みず、全力で助けようとする。その生き様を知る幼馴染み二人から「“正義の味方”と揶揄される自分達よりも“正義の味方をしている”」「好物のスイーツよりもダダ甘の甘さ」と評されている。しかし、逆に自分が窮地に陥った際には仲間達に助けを求めようとせず自分の力だけで何とかしようとする一面を持つ。

「身内」と「他人」を明確に線引しており事務所のメンバーや懇意にしている人間への他人称は「お前/お前さん」を用いるが、初対面の相手や敵対する相手には「あんた」と呼称している。
また交渉能力が高く話術も巧みで、舌先三寸で相手を翻弄する事にも長けている。違法スレスレの仕事も行っているためか法律関係にも詳しく、自分を取り締まろうとした捜査官を法を駆使してやり込める場面がある。そして博識な部分もあり様々な知識を有し、作中ではその分野の専門家と情報交換などを行っている。導力関連の最新技術にも関心を持っているため常に最新情報をチェックしている。

近所に住む人達や利用している店の店員とは仲が良く気軽に会話を交わし、また面倒見が良いためか大家の孫娘であるユメや近所の子ども達から慕われている。仕事で出会い助けられた依頼人達からは深く感謝され好意的な感情を持たれており、後に大きなお返しをされている。

エレイン曰く『同性限定で年上受けが良い』とのことで、実際劇中でも様々な場面で年上の同性に可愛がられている。

意外と苦労性で周囲に振り回されており、その度にツッコミを入れている。が、趣味や嗜好が関わると饒舌になり早口で捲し立てるという子供っぽい部分があり、その際は逆に周囲からツッコミを入れられている。

本人はハードボイルドを気取っているつもりではあるのだが普段の言動や態度から誰からもそう思われていない上、仲間達からも「ニヒルを気取っている」「カッコつけ」と評されている。また金銭関係や食生活でややだらしない面があるためか、ストレートに「駄目な大人」と言われることも。
容姿は充分良いのだが、アーロンを始め初対面の子ども達からはよく「オジサン」呼ばわりされている事を結構気にしている。
ユメやキンケイドが指摘している事だがアニエス達を雇ってから「楽しそう」「生き生きしている」と評され、本人も裏解決屋という仕事の中で人の穢れた部分を間近で見続けた事で世の中を錆びた視線で見るようになっていたと述懐している。仕事で共和国の各地を訪れていることから、出張業務で現地に赴いた際には一行の案内役を務めていることが多い。

事務所を経営する個人事業主であるためか、金銭関係に煩い一面を持つ。また趣味人であるためか自分の趣味にはかなりのミラをかけており周囲からは貯金をしているか不安視されているが、事務所の家賃や雇っているアルバイト達へのバイト代はきちんと払っている。そして後述の寄付金の送金も毎年欠かさず送っている事から、経済観念はそれなりにある模様。

出身は古都オラシオン。両親はおらずオラシオンにある孤児院で育った。姓である「アークライド」は当時世話になっていたアークライド院長から取ったもの。当時を知る現在の院長によると何時も仲間に囲まれており、その中心に居たらしい。
孤児院で世話になっていた恩を現在も忘れておらず、匿名の「from spg」で年に一度寄付金を送っている。

エレインとキンケイドとはこの頃からの付き合いで一緒に遊んでいたが、選民思想に凝り固まったエレインの父の陰謀で里親に出される形で二人と引き裂かれる。それが結果としてヴァンを地獄に落とし、十年前までは廃人同然の状態となる。また、二人にはこの事を明かしていない(もっとも、簡単に明かせることでもないので無理もない)。


クロスベルの英雄帝国の英雄ほどではないがやや朴念仁な一面を持ち(元恋人のエレインも指摘している)、相手の好意に気付かなかったり無自覚な態度で相手をときめかせたりする若干タラシな部分がある。その場面を目の当たりにしたアーロンは「マジかよコイツ……」と呆れられ、違う場面を目撃したリゼットからは「罪作り」と茶化されている。

作中では「嗅覚」と評されるほどの勘の良さを持つ。その精度はかなりのもので各地区の掲示板に貼られた「4spg」の依頼の有無を感じ取ったり、他人の気配や何らかの危険を感じ取る事が出来るほどで、シズナ・レム・ミスルギからは「観の眼」のようなものと推測されている。
また前述の「嗅覚」による直感だけでなく論理的思考力も高く、調査で得られた情報や手がかりから事件の真相に辿り着く事も多い。



趣味・嗜好

黎の軌跡


スイーツ・導力車・サウナをこよなく愛しており、限定スイーツやご当地の銘菓を口にするとプロ顔負けの食レポを始めよく仲間達を呆れさせている(特にアーロン)。幼馴染みであるエレインによると昔はここまで大げさではなかったらしい。またスイーツの知識は豊富で希少な食材の存在も知っており、劇中ではその知識を生かして新作メニューの開発にも一役買っている。

そのため仲間達からは「お菓子を出せば簡単に依頼をうけてもらえる」とか「敵がお菓子を出したら簡単に篭絡されそう」と言われている程だが、本人は「ちゃんと弁えている」と述べている。しかし、《黒月》のツァオ・リーや女優のニナ・フェンリィの依頼を頼まれた際には高級品の生ドライフルーツや地域限定スイーツに見事に釣られており、結果として依頼を引き受ける事となっている。

好きな自動車メーカーは共和国の4大ライセンシーの一つ《インゲルト》。
愛車は「《インゲルト》ピックアップトラック・ナイトブレイカー(1204年モデル)」
中古ではあるが独自のカスタマイズを施しており、本人曰く「そこらの高級車よりもミラや手間をかけている」との事。(現在の車は二代目であり前の車はある依頼人の投擲武器として使われ廃車にされており、元の状態に戻すのに二年かかったらしい)特に足回りとフロントを弄っておりパワーと小回りを両立させているため乗り心地がよく、搭乗した面々からも称賛されている。当初は5人乗りだったがサルバッドの事件を解決した際の報酬として贈られた後部座席用のカスタムパーツで拡張した事により8人乗りのSUVになった。

好きこそ物の上手なれといった感じで運転技術も堪能であり、プロのレーサーにも引けを取らない腕前を持っており、首都高を拠点とする走り屋たちとも交流を持ちたまにレースに興じている。
本編では持ち主であるヴァンだけでなく免許を持つアーロン、リゼット、ジュディスも運転を担当している。(そのため長距離の移動の際は運転を交代し休憩をとるなどしている)

共和国で盛んな《導力映画》も好きで映画館に頻繁に足を運ぶ。観るジャンルは特に決まっておらず、様々なジャンルを片っ端から見ていくタイプ。そのため映画に対しては造詣が深い面があり、上映後に仲間達や知り合いと感想や撮影方法について意見を交換する場面がある。
またチェスのルールを熟知し、各種ギャンブルも一通りルールを把握しているなど意外と多趣味な一面を持つ。ギャンブルの腕前はかなりのもので裏技込みとはいえ、ゼムリア大陸ではおそらく最強のギャンブラーであるジャック・トレバーとハル・コールマンの二人に対して5回に2回は勝てるらしい。



黎の軌跡

物語が始まった七曜暦1208年の時点で一人で《アークライド解決事務所》を営んでいた。
そんな《アークライド解決事務所》を一人の女学生――アニエス・クローデル――が訪れたところから物語は始まる。
この時アニエスから「曽祖父の遺産」の捜索を依頼され、これを契機にアニエスの探し物である《オクト=ゲネシス》に関連する一連の事件に遭遇し、事件の裏で暗躍する《A》ことマフィア《アルマータ》とも因縁が生まれ対決していく事となる。

また、7年前に疎遠となっていた幼馴染みであるエレイン・オークレールルネ・キンケイドとも事件の中で再会し二人が所属する組織とも面識を持つようになり、協力し合い旧交を温める機会が増えていく。

更に共和国各地で起きるゲネシスが関連する事件を「出張業務」として現地に赴き解決していく内に依頼人や関係者、挙句の果てに他社からの「長期出向」という名目で、ヴァンに恩義を感じた者達が彼の意思を無視して事務所に押しかけてくるようになる。
所長である自分の了承を得ずに次から次へと増えていくメンバー達に対して頭を抱えているが、持ち前の面倒見の良さを発揮しさり気なく見守ったり助言を与えたりしている。また、所員達が窮地に陥った際には自分の身を顧みずに身体を張って守ろうとする。

その生き様を見たアーロンからは「自分達に与えてばかりで恩を返させようとしない」と評されており、事務所に集まるメンバー達はヴァンへの恩だけでなくその危うさを見過ごせないから共にいるという面もある模様。

意外と過保護な面を持ち夜の街の情報収集や危険な場所へ赴く際には単独行動が多く、自分達に配慮してくれるのは分かるが、遠ざけられるのは寂しいとアニエス達から文句を言われている。
他者を思いやる優しさ持つ一方で心の中に壁を張って立ち入らそうとせず、何処か他者を遠ざけようとする一面を持ち、その態度を仲間達からは不満に思われている。

オラシオンでの謝肉祭では、ある考えを持って一行を離脱して別行動を取りたいと告げるアニエスに対して理由を問わずに即断即決で送り出し、その成果を称賛している。
出会ってから日々成長する彼女に対して後に「喰えなくなった」とその成長を認めるコメントをしている。
彼女の想いにまだ気付いていないが、一緒にいる事に無意識ながら心地良さを感じている模様で、そのため普通に会話を交わしているだけで良い雰囲気に見えるらしく、それを観た周囲からは「尻に敷かれている」「いちゃついている」と揶揄われる場面がある。



ゼムリア大陸各地で起きた事件については一通り握しており、各事件の関係者の一部と面識を持つ。
七曜暦1205年頃に起きた《北方戦役》では、帝国のA級遊撃士であるサラ・バレスタイントヴァル・ランドナーの二人と共和国方面からノーザンブリア自治州への潜入ルートの確保で知己を得ている。

カルバード共和国とエレボニア帝国の間で起こった1206年の《ヨルムンガンド戦役》では“千の陽炎”作戦に参加しており、この頃に《》と知り合っている。その半年後に起こった《クロスベル再事変》では直接居合わせた訳ではないが、事件の顛末を知り得ておりサルバッドやバーゼルの事件では当時の状況をかいつまんでだが仲間達に話している。

結社》の関係者であるヨルグ・ローゼンベルクは以前からの個人的な知り合い。後にレンと共に彼から贈られた荷物を見つけた際には、ヴァン自身へ宛てた手紙も同封されており「己の魂から目を背けるな」と綴られていた。その縁から「組織」から脱走した元・殺し屋の二人組を預けている。










※終盤のネタバレ注意。











過去
終盤で明らかになったが、実は幼馴染みであるエレインやキンケイドと同じくアラミス高等学校OB。そのため在校生であるアニエスやレンは後輩に当たる。
依頼に訪れたアニエスの通う学校を制服を見て言い当て、前述の校風や行事関連を把握していたのはこのため(レンもヴァンがアラミスのOBである事に当初から気付いていた)。アニエスのクラスの担任は当時の担任で後に再会して言葉を交わしている。本人によると2年生の5月で中退したらしい。

オラシオンの孤児院から遠方の里親に引き取られた後色々あったらしく、本編の10年前に引取先が変わり周囲の勧めもあってアラミス高等学校を受験。入学式でオラシオンで別れたきりになっていたエレインとキンケイドの幼馴染み二人と再会する。
その後5月に行われた生徒会長選挙でキンケイドが出馬し当選した事で生徒会長となり、幼馴染みの縁でエレインと共に1年生から生徒会の業務を手伝っていた。

エレインとは幼少時に互いに想い合っていた事と高校で再会してから舞い上がっていた事もあり、急速に距離が縮まった事でお互いの想いを伝えあい秋頃から交際関係になった。このことについてはキンケイドが裏から根回しし、全校生徒だけでなく全教員からも見守られたカップルであったらしい(当人達はその事実を全く知らなかった)

ヴァンによると半年しか続かなかったおママゴトで、お互い顔を合わせると照れ隠しで言い合いを始めるという初々しい関係だったため恋人らしい事は殆どできなかったと述懐している。交際中にエレインがMWLとみっしぃに興味を持ったため来年大陸鉄道を使って一緒に行こうと約束していたが、後述の理由でそれは叶わぬ約束となってしまった。

学生生活の中で、後の《裏解決屋》の原点にもなった「何でも屋」を営んだり、キンケイドやエレイン達と「アラミス学藝祭」を盛り上げるなど、ある種真っ当な青春を送っていたようだが、ある日突然何も言わずに自主退学してしまう。そしてキンケイドに「悪い、エレインを頼む」という置き手紙を、エレインには不器用な謝罪の手紙を残し行方を眩ませた。

アラミスを中退した理由としては本人曰く「向いていなかった」とのことで、自身が何かに属したり群れたりするのが苦手だと仲間達に話しているが、話を聞いていたカトル達からは「その言い訳には無理がある」とツッコまれている。

退学後は共和国の各地を当て所無く彷徨っていた際に19歳の時に嘗て世話になった守護騎士であるグンター・バルクホルンと再会。
龍來にある《泰斗流》の道場跡(キリカ・ロウランの父親、リュウガ・ロウランが営んでいた道場)で半年間暮らし、彼から《崑崙流》を一通り叩き込まれた。後に兄弟弟子達と出会った際には「落ちこぼれ」と評され見下されているが当人もその自覚を持っており、世に存在を出さない“裏弟子”を自称している。修行中にバルクホルンから「芯の置き方が他人と違う」「まるで最初からこの世に自分の居場所がないと感じている」と指摘されている。

現在の戦い方は今の得物である撃剣に《崑崙流》の型を取り入れたもので、後に共闘したジンからはそれを見抜かれている。《崑崙流》の鍛錬自体は現在も続けており、4spgの依頼で《崑崙流》の型を披露している場面がある。またベルガルドとのコネクトイベントでは武器メーカー「ゼクトアームズ」が雇っている最新鋭の軍用銃で武装した私兵達に対して、撃剣を使用せず《崑崙流》の技を駆使して無手で制圧している。

バルクホルンとの“修行”を終えた後、手探りで《裏解決屋》を開業。この頃にヨルグ老人の紹介で共和国方面に訪れていたレンと出会い、“博士”に追われていた彼女を短期間匿い面倒を見ている(時系列的には「影の国」の騒動と「零の軌跡」の間)。
後に首都でレンと5年振りに再会。ヴァンは当時の自分は駆け出しで殆ど力になっていないと語っているが当時世話になったレンからは過小評価が過ぎると評され、彼女からはエステルロイドとは違った信頼を寄せられている。そのためヴァンなら悩んでいるアニエスの力になってくれると思い《アークライド解決事務所》を導力ネット経由という形で紹介した。

その後は煌都ラングポートに渡り下宿生活をして数年間下積みを積んでいた。煌都を拠点とするジャックとハルのコンビとはこの頃に知り合っている。煌都で下積み生活を終えた後は首都に戻り、3年前にとある事件でCIDの分析官となっていたキンケイドと間接的にだが再会している。

再会した際ヴァンが法律的にグレーゾーンな仕事も引き受ける《裏解決屋》を始めた事を知った際には当初は呆れたらしいが、その在り方については納得したらしく後に直接再会するまでは間接的に協力し合っていた模様。
エレインに対してはまだ気持ちが変わっていないながらも一方的に別れを告げた罪悪感からなのか、彼女曰く4年間会わないように避けていたらしい。但しお互い首都を拠点として活動していた為ベルモッティやシノなど共通の知り合いも多い。











アタシは選択を提示するだけ—――
悪夢を纏う、纏わないの?

——いいだろう、悪夢なんざ
十何年も前から見続けている‥‥
とっととやれ——!

りょーかい、アタシに任せて!
シャード解放—―
悪夢を纏え!(テイク・ザ・グレンデル)


グレンデル

悪夢を纏う、纏わないの?


通称・黎を纏いし魔装鬼

ヴァンのザイファの支援AI「メア」がホログラムとして顕現することでに変身することができる形態。

全身に水色のラインが走り、獣の如きフォルムの黒き装甲に覆われた姿。戦闘においては獣のような雄叫びを上げ、両腕の鉤爪を用いた徒手空拳で戦闘を行う。また、変身する度に新たなクラフトを獲得していく。

身体能力が著しく上昇する反面、変身を解除した後に体力を著しく消耗してしまうのが難点である。

《グレンデル》には謎が多く、アニエスが所持する《ゲネシス》が輝くと同時に位相空間が展開し、周囲の時間が停止。ヴァンと仲間達のみが動くことが出来る。メアがヴァンに対し選択を提示し、選ぶことで《グレンデル》へ変身する。(実際は選択と言う体の一択)

サルバッドの事件では2回変身するが一度目は何らかの理由で失敗し、動くことすらままならない状態となる。後にバーゼルの事件で変身した際には出現したメアがカトルを見て「触媒」と言っていることから変身の際に何らかの条件が足りていなかったと思われる。

リゼットの分析では《グレンデル》自体は高密度のシャードで形成されているとのこと。

メア自体にも謎が多く、本来は自らの意思などない一介のホロウコアであるはずの彼女が自由意志を持つ事になったのも謎に包まれており、実際このレベルのAIの開発は現在のゼムリア大陸の技術力では「技術的特異点」でも起きない限り到達不可能とされている。
ヴァン達との会話の中で自らの出自について「聞こえているのに認識できない」言葉を話しているが、リゼットには心当たりがある模様

当初自由な変身は不可能であったが、リゼットやカトルの解析によって《ゲネシス》を持つアニエスが傍にいる事で限定的な場でのみ変身が可能になる。但しメアによると過度な変身は何らかのペナルティがあるらしく、強敵相手限定という形になる(特定のイベントバトルで「限定解禁」という形で選択が可能になる)


対人関係

アニエス・クローデル――依頼人にして初めての助手。そしてアラミスの後輩。作中様々な場面で迷う彼女の背中を押し、時には身体を張って守っていく。共に様々な困難を乗り越えていくうちに信頼関係が芽生え、彼女から好意を寄せられていくことになる。ヴァン自身も日々成長する彼女の姿に驚いている。

フェリ・アルファイド――元依頼人。事件後に戦士団から勘当(実質父の意向で娘を修業させるため)されたため、預かる形でアルバイトとして雇う。世間知らずな一面を持つ彼女を度々フォローしている。猟兵としての実力を認めており、戦力として当てにしている。実は彼女の兄であるカシム・アルファイドとも面識を持つ。

アーロン・ウェイ――煌都の事件で知り合った関係者にして依頼人。「オッサン」呼ばわりしてくるせいか、やや邪険に扱うがアルバイトとして雇う。その腕前と勘の良さ、人を引きつけるカリスマ性は認めている。一方で自分と似ている部分がある事も見抜いており、他の所員と同じく見守っている。一方でアーロンの方もヴァンの抱える危うさを見抜いており、彼が無茶をすると怒号を上げる事が多くその身を気遣っている事が窺える。

リゼット・トワイニング――マルドゥック社のSC。ヴァンとは社外テスターとして通信越しであるが、三年近くの付き合い。サルバッドの事件で窮地を救われ、事件解決まで共闘する。解決後は『長期出向』の名目で押しかけられる事に。MK社は信用していないが、リゼット個人は信頼している。ある理由から彼女の「正体」を察していた。

カトル・サリシオン――バーゼルの事件で知り合い、共に事件を解決する。解決後は『技術顧問』として雇うことになる。当初は性別に疑問を持った事で冷たい態度を取られていたが、事件中にかけた言葉と助けられた事で信頼されるようになる。黎の軌跡の時点では詳細は明らかになっていないが、恐らく共通の関わりがあると思われ、ヴァン自身もカトルの事情を察していた様子。

ジュディス・ランスター――ある依頼で《怪盗グリムキャッツ》として遭遇し、早々と正体を見抜くが「面倒くさい」という理由で放置していた。後にニナ・フェンリィとの共同依頼を受ける。その後龍來で再会後、パパラッチから隠れる意味と裏仕事用のセカンドハウスの確保として事務所に転がり込む。年齢が近い事と性格的な相性、同じような変身をする者同士と言う事もあり本音で言い合える関係を築く。ヴァン自身が映画に造詣が深い事から作品の批評や手法を語り合う事もある。

ベルガルド・ゼーマン――かつて世話になった師父。10年前に初めて出会い、高校退学後当て所なく彷徨っていた時に再会。半年間修行を付けてもらい《崑崙流》を一通り叩き込まれた。ヴァンにとっては頭が上がらない恩人であり、彼が常に敬意を払う数少ない人物。風の噂で他の弟子を庇って亡くなったと聞かされていたため、再会した時は絶叫してしまった。他の弟子によるとヴァンはベルガルドの弟子の中でも落ちこぼれだったらしい。

エレイン・オークレール――幼馴染みでかつての恋人。ヴァンのスイーツ好きは彼女の実家が原因の一つ。高校時代の秋頃から半年ほど付き合っていたが、2年進級後に謝罪の手紙を残し姿を消す。キンケイドと事務所のメンバーだけでなく二人の共通の知り合いのほぼ全員が仲を察し、同時に拗れた仲を心配されている。

ルネ・キンケイド――もう一人の幼馴染み。「鬼畜眼鏡」と毒づいており、兄貴分を気取りながらも馬が合い、コンビを組んでエレインを困らせていた。エレインと違い3年前に再会。腐れ縁で仕事面でも振り回してくるが、お互いを信頼している為か現在でも良好な関係。エレインとの関係を心配しながら、現在も見守っている。

レン・ブライト――《裏解決屋》を始めた頃に出会った最初の依頼人。アラミス高等学校に留学していた事は掴んでいたが、敢えて接触はしていなかった。レンの方は当時面倒を見てもらった恩を忘れておらず、変わらない信頼を寄せている。アニエスに導力ネット経由という形で《アークライド解決事務所》を紹介し、ある意味で物語が始まる切っ掛けを作っている。たまに周囲に内緒で依頼を受ける時がある。その後も様々な場面で協力している。

――2年前に起きた《大戦》の際に知り合う。後に煌都の事件で再会している。クロスベル自治州にいる“本命”について言及している事から、素性を知り得ている事が窺える。本編の選択肢次第では共闘できるが、選ばなかった場合は敵対する事になる。

フィー・クラウゼル――帝国から来た遊撃士。彼女のパートナーであるサラと面識を持っていた事と、トールズ士官学院の《Ⅶ組》の関係者であった事から二つ名も知っていた。ディルク記念公園で出会い、サルバッドでの事件で共闘する。マイペースでエレインとの仲を誂ってくる彼女に対して「食えない奴」と評しているが、関係は良好。本編の選択肢次第では共闘できるが、選ばなかった場合は敵対する事になる。

シズナ・レム・ミスルギ――侍衆《斑鳩》の副長にして《黒神一刀流》を修めた《白銀の剣聖》の称号を持つ女剣士。事務所の慰安旅行で訪れた龍來で邂逅する。以前からその噂だけは聞いていた。ある出来事から手合わせをし、何故か気に入られてしまいちょくちょく絡んでくるようになる。ヴァンの方はその底が見えない実力と彼女が厄介事に首を突っ込む性質である事からやや敬遠している部分がある。本編の選択肢次第では共闘できるが、選ばなかった場合は敵対する事になる。

ディンゴ・ブラッド――《裏解決屋》を始めた頃から付き合いがあるルポライター兼情報屋。色々と世話になっている事からキンケイドとは違った形で兄貴分として信頼しており、ディンゴの方も弟分として接している。

ジェラール・ダンテス――共和国で力を伸ばすマフィア『アルマータ』のボス。ヴァンとは因縁があるようである。かつてはある教団にいた………

ベルモッティ――行きつけにしているカフェバーのオーナー兼バーテンダー。情報屋として世話になっており、薬学にも精通している。

バトルスタイル

ヴァン・アークライド


得物は撃剣(スタンキャリバー)。マルドゥック社から社外テスターとして新型オーブメント・Xiphaとともに提供・支給されたものである。
剣と明記されているが刃はついていない(ただし裏技で刃を纏わせることができる)ため、はっきり言えばスタンガンが備わった鈍器である。敵を“殺害”するのでなく、“制圧”して無力化する事をコンセプトとして開発された模様。
零式勁術(ゼロ・ストライク)と組み合わせる事であらゆる状況に対応出来るとされた武器だが、その扱いにくさから使用者が広まらなかったと劇中で語られている。因みに撃剣の扱いを指導したのはフェリの兄であるカシム・アルファイドである。

歴代の主人公と同じく、典型的前衛アタッカーとして立ち回っていくことになる。固有スロットは時×2、地×1。
クラフトでは相手のヘイトを高めて囮となる遠距離技『コインバレット』、撃剣を居合のように放つ駆動解除効果のある『スタンスラッシュ→マグナスラッシュ(側面特攻付)』、遅延を与える『エリアルバスター→レイジングバスター』と距離を問わずに戦う事ができる。
後半には《崑崙流》の技である『蒼破崩拳』や自己強化クラフト『煉気吼』を使うようになる。
Sクラフトである『ヴァンダライズレイド』は撃剣を空中に放り投げ、《崑崙流》の拳技で敵の動きを封じ、撃剣で切り裂く。全体攻撃の上ヒット数が多いためチェインコンボを稼ぎやすい。


序章終盤まで進むと魔装鬼《グレンデル》に変身する事が出来る。

黎の軌跡


グレンデル状態ではパラメーターが大幅に上昇するほか、通常のコマンドバトルとは異なる「グレンデル戦」となり、二連続行動が可能になる(Sブースト発動で三連続行動も可能)さながら前作までの騎神戦とほぼ同様の戦いとなる。

また、終盤では一部のイベント戦闘のみ、3ターンの間、グレンデル化できるクラフト「テイク・ザ・グレンデル」が解禁される。




関連タグ

黎の軌跡 カルバード共和国 アークライド解決事務所 スイーパー

歴代主人公
エステル・ブライト ケビン・グラハム ロイド・バニングス リィン・シュバルツァー C……彼らとはひと味異なる主人公で、過去に恋人がいたり、彼らとはまた違う形で成長していく。が、一人で全てを抱え込んだり自分だけ犠牲になろうとするなど似通った危うさを持つ。


坂田銀時――金銭面がややルーズで大の甘党でマニアックな拘りがあり、従業員が押しかけで、飲食店の二階に事務所を構えていて、(三次元限定だが)モテる他、警察やテロリスト、政府要人まで顔が利く人脈、依頼の裏を探る嗅覚や勘の鋭さ、偽悪的な言動や人に頼らず自分で解決しようする悪癖、守ると決めた者は必ず守り、いざと言う時に頼りになる等、共通点が多い。


???

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