プロフィール
年齢 | 69歳 |
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身長 | 189cm |
CV | 大塚明夫 |
概要
本作のメインキャラクターの一人。
人外キャラを除き現時点で軌跡シリーズのメインキャラクターの中では最高齢。
しかし壮年ながらも筋骨たくましい体つきである。隻眼であり、片目に眼帯をしている。
東方三大拳法の一つである《崑崙流》を修めた武芸百般の達人。大陸各地に教え子を持つ。
ヴァンにとっては武術の師匠でもあり恩人でもある。
かつては仕事でゼムリア大陸各地を飛び回っていたらしいが、現在は役目を辞し、本当の名前も捨てて旅を続けている。
エレボニア帝国内戦終結後の七耀歴1205年、エレボニア帝国とカルバード共和国国境・ノルド高原で起きた紛争に付随した事件に巻き込まれて命を落としたとされていたが……。
正体ネタバレ
その正体は30年前にあった《塩の杭》の事件にも関わった事のある星杯騎士団でも屈指のベテランであった《守護騎士》第八位にして、前述の紛争においてひとりの弟子を庇って死んだと言われていた《吼天獅子》グンター・バルクホルンである。
顔も広くエルザイム公国公王、《泰斗流》宗家リュウガ・ロウラン、準S級ジン・ヴァセック、前大統領サミュエル・ロックスミス、《黒月》長老の一人ギエン・ルウ、初代グリムキャッツとも知己がある。また《結社》では今は亡き《鋼の聖女》や《蒼の深淵》と面識がある上、破戒とも戦っている。その年齢に違わぬ活動期間の長さと実力から黒月や斑鳩の副長、更にD∴G教団の幹部司祭といった裏の世界に通じる人間の間では有名である。その活動期間の長さと実績、人格から基本的に封聖省の関係者を良く思わない典礼省の一部司教からも尊敬されている。
ノーザンブリアに出現した《塩の杭》の調査も行っており、三十年経った現在でも多くの市民の救助に当たった七耀教会の騎士として尊敬を集めている。
弟子であるヴァン・アークライド(ただし、裏弟子と呼ばれる)によると「常識人に見えてぶっ飛んでいる」との事。
彼の生存の事はヴァンは勿論、他の弟子達にも知らされていなかったようである(総長と副長は知っていた模様)。
死を偽装した理由として弟子達の成長を促し、自身の生存を「切り札」とするため(とはいえ冗談でなく死にかけていたらしい)。
現在はベルガルド・ゼーマンと名を変えて第二の人生を謳歌しており、ヴァンが読んでいた雑誌の影響でバイクや音楽などの俗世の文化を覚え快適な半隠居ライフを楽しんでいるようである。またチェスを打つのが好きで「モンマルト」の店主であるビクトルとはチェス仲間となり、よく対局している模様。
ヴァン・アークライドとの関わり
ヴァンとは10年前に「D∴G教団」の掃討作戦の際に裏方で動いていた際に出会い、心身喪失状態から奇跡的に生き延びた彼の回復に手を貸した。
それから4年後、ヴァンがアラミス高等学校を中退して彷徨っていた時に偶然再会。龍來にある《泰斗流》の道場(キリカ・ロウランの父リュウガが師範を務めていた道場)で半年間修行を付け彼に《崑崙流》を一通り叩き込んだ。
その後はエレボニア帝国に赴き、内戦などではあちこちで活動していた模様。
黎の軌跡
前述の通り、ノルド高原で3年前に起きた帝国と共和国の国境紛争で弟子であるガイウス・ウォーゼルを庇って亡くなったされていたが、自身覚悟を決めて守護騎士の証である【聖痕】を庇った弟子であり現第八位となったガイウスに継承させた事により、力を失い守護騎士として活動が不可能となったことでそのまま星杯騎士団を引退(右目の眼帯はこの際の負傷によるものと思われる)。ちなみに自身が生きていることはガイウスやアイン・セルナートといった一部の人物には知っていた(もしくは教えた)らしく知らなかった騎士団のメンバーなどはかなり驚いた模様。
その後はバイクを手に入れてゼムリア大陸各地を周っていたが、劇中で起きた「クレイユ村壊滅事件」直後、首都イーディスのスラム街である黒芒街にて《アークライド解決事務所》の面々の前に姿を現す。ヴァンにとってはこの再会は予想外の事であり、普段冷静な彼が絶叫してしまう程。
再会後は自身の存在を『切り札』とするべく、ヴァン率いるアークライド解決事務所に同行(事務所では事実上の特別顧問ポジションとなる。)、アルマータが古都・オラシオンで行わんとする『謝肉祭』に立ち向かうことになった。
黎の軌跡Ⅱ
前作のメインキャラの中で唯一ゲストとしても参戦なし。
事務所の部屋は引き払い、裏解決屋代行を務めることになったスウィンとナーディアが部屋を使うことになる。
大陸東部に赴いていたためにヴァン達に直接助力することはなかったが、共和国の不穏な事件を調べているヴァン達解決事務所メンバー及びセリスとリオンに手紙を送っていた。
尚、アラミスを中退したヴァンと再会した頃にヴァンの中にある魔王の力の残滓が暴走し、それを鎮めるために重傷を負ったことがあり、セリスとリオンがヴァンを信用しない一因にもなってしまっていた。
が、ヴァンがベルガルドの尽力がなければ人に戻ることもできなかったという感謝を抱いていたこともあって、セリスとリオンが改めてヴァンを認める事にも繋がった。
事件解決後にセリスとリオンと共にモンマルトを訪れて事務所メンバーと再会、食事を取っている。
界の軌跡
前回のエンディングで戻ってきたこともあり、再びメインメンバーとして復帰する。
教会を離れているが、ある程度情報は来るために聖女の存在も知っている。
コネクトイベントではその体格とバイクを乗りこなす姿が目立ったために雑誌の取材を受けるというお茶目さを見せた。同時に過去も判明する。
過去
界の軌跡のコネクトイベントで判明するが、若い頃は天山連峰の麓にある村の出身で、教会の教えも信じられない悪タレであった。貧しさなどもあった閉塞感で燻っていた頃に、ある女旅商の旅行譚に世を知らない自分を思い知る。
直ぐに村を出たベルガルドは日雇いの仕事をしながら各地を回り、龍來で崑崙流の師と出会って修行を受ける。中伝に至った頃に故郷へ戻ると、折り悪く野盗の襲撃を受ける。その戦いの中、聖痕の力が発現して野盗達を制圧する。その直後、以前村を訪れた女性が現れる。
彼女は七耀教会の現法王オレスティス二世であり、ベルガルドの師とも知り合いであった。後にベルガルドは自分が第八位になるのを見越し、それとなく外へ出るように促していたことを悟っている。
バトルスタイル
得物は手甲。上記の通り武芸百般のベテランであったこともありヴァンやガイウスの他にも多くの七曜協会の守護騎士達や僧兵達からは「師父(せんせい)」と呼ばれて尊敬され、また聖痕を失ったとは言えその実力は健在で、長年歴戦を潜り抜いたことからそのポテンシャルはメンバー内でもトップクラスの実力者である。物理攻撃力・防御力はともに解決事務所メンバーでは最高のパラメータである。
ただし、聖痕を失ったことにより霊的な存在との戦いは苦戦する模様で、実際魔法防御力は低い。オーブメントの固定属性は空×2、地×1。
対人関係
ヴァン・アークライド――元弟子で世に存在を出さない“裏弟子”と評している。D∴G教団のロッジから保護した後に回復に手を貸した。その4年後にヴァンがアラミス高等学校を中退、彼が各地を彷徨っていた際に再会し《龍來》で半年間修行を付け自身が修める《崑崙流》を叩き込んだ。そのような経緯からヴァンからは尊敬されており、常に敬意を払われている。
ガイウス・ウォーゼル――ノルドに住む直弟子で、自らの聖痕を継承させ後釜に付いた現守護騎士第八位。巡回神父だった頃から気に掛けており当時彼にこの世界のあり方を説く。それがその後ガイウスがトールズ士官学院に行くきっかけとなりその後の生き方に大きな影響を与える。閃の軌跡Ⅲでガイウスが聖痕を得た経緯を語った際には、亡くなった等と言っていない事と悲しんでいる素振りを見せていない事から生存を知っていた可能性が高い。
Ⅶ組――内戦中で興味を抱いた士官学生達。直弟子であったガイウスがいたのも理由の一つと思われ、彼らを高く評価している。教官のサラも面識はないが、彼のノーザンブリアでの活躍を知っている。
星杯騎士団――古巣。老齢ながらもその実力と人格で人望は厚く、僧兵庁のアシュラッドを含めて師父(せんせい)と慕われている。
アークライド解決事務所――ヴァンが立ち上げた解決事務所。アルマータの動向を探る中で接触し、メンバーに加わる。事務所のメンバーからはヴァンの師匠である事と、その凄まじい経歴から一目置かれている。
オレスティス二世――アルテリア法国の現法王でベルガルドの人生の師でもある恩人。終わりの聖女の祖母代わりを務めている。
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