概要
ゼムリア大陸西部に位置している軍事大国。質実剛健を大切にする国で武を重んじる風潮がある。
現在は平民勢力である《革新派》と貴族勢力である《貴族派》が対立している。
『閃の軌跡』シリーズでは主な舞台となった。
『創の軌跡』では莫大な賠償金をカルバード共和国などに支払っており軍部に不満が生じている。また有能な宰相であったオズボーン宰相が死亡したこともあって打撃は大きい模様。
地域
緋の帝都へイムダル
西ゼムリア大陸で最大級の規模を誇る都市。緋色のレンガを基調にした美しい街並みで、歴史的な建造物も数多く存在する。近年の導力化を受けて、帝国全土に張り巡らされた鉄道網が帝都に集まる他、市街には導力トラム(路面鉄道)も通っており、自家用車も増え始めている。
北側には皇帝の居城や帝国政府が入る壮麗な「バルフレイム宮」があり、中心には老舗のデパートやオペラハウスが立ち並ぶ華やかな目抜き通りもある一方、貧民街のような区画もあり、帝国における貧富の格差を如実に示している。遥か昔の古代遺跡の上に建造された。
聖アストライア女学院
帝国屈指の御嬢様学校として知られる女学校。皇族であるアルフィン皇女も通う名門。
ガレリア要塞
エレボニア帝国東端に位置する、山岳地をくり抜いて建造された軍事要塞。
古くよりカルバードからの侵攻を喰い止めてきた鉄壁の守りを誇っており、近年ではクロスベル市を直接砲撃できる射程と、常識外れの破壊力を誇る「列車砲」が配備され、軍事的な緊張が一気に高まった。
温泉郷ユミル
エレボニア帝国北部の山間部に位置する、シュバルツァー男爵家が治める温泉郷
翡翠の公都バリアハート
帝国東部クロイツェン州を統括するアルバレア公爵家のお膝元にあたる街。一時期帝都だったこともありエレボニア帝国でも有数の歴史と美しさを持つ町として知られている。成り立ち上貴族が強い力を持っている。
紺碧の海都オルディス
帝国西部ラマール州を統括するカイエン公爵家の本拠。海都の名前どおり海に隣接した都市で観光名所としても有名。すぐ近くにはジュノー海上要塞が建設され、峡谷方面の歓楽都市ラクウェルに通じる街道もある。四大名門最大勢力のカイエン公爵家の城下町というだけあり、貴族の力も強い。沖合のブリオニア島には巨大な石像がある。
白亜の旧都セントアーク
帝国南部サザーラント州を統括するハイアームズ侯爵家の本拠。900年前の暗黒竜の災いが起きた際には、当時の皇帝がこの地に首都機能を移すために市民とともに避難したのが歴史の始まり。
黒銀の鋼都ルーレ
帝国北部ノルティア州を統括するログナー侯爵家の本拠。大陸最大規模の重工業メーカーラインフォルト社の本社ビルもここに存在する。炭鉱業が盛ん。
湖畔の町レグラム
アルゼイド子爵家が統治する湖畔の町。湖の孤島に建てられたローエングリン城はかつてレグラムを統治していたサンドロッド伯爵家の城館であったが、獅子戦役で後継者のリアンヌ・サンドロッドの死後、鉄騎隊の副長だったアルゼイド家にサンドロッドの名が継承されて以後はアルゼイド家が統治することとなる。クロイツェン州の町だが、アルバレア家の影響力は低い。槍の聖女と鉄騎隊の発祥の地としても歴史的価値も高く、『霧と伝説の街』と呼ばれる観光名所でもある。アルゼイド家の意向で遊撃士協会の支部がある。
???
サザーラント州の山中に存在し、リベールとの国境付近に存在する村。山津波によって壊滅したが?
トールズ士官学院
近郊都市トリスタの北にあるエレボニアの名門校。
当時の皇帝であるドライケルス皇帝によって創立された。
七曜歴1206年には近郊都市リーヴスにトールズ士官学院・第Ⅱ分校が新設された。
関連人物
皇族
- ユーゲント・ライゼ・アルノールⅢ世
- プリシラ・ライゼ・アルノール
- オリヴァルト・ライゼ・アルノール
- アルフィン・ライゼ・アルノール
- セドリック・ライゼ・アルノール
かつての皇族
- ドライケルス・ライゼ・アルノール
- ヘクトル・ライゼ・アルノール
- オルトロス・ライゼ・アルノール
帝国政府
- ギリアス・オズボーン
- カール・レーグニッツ