「“力”と“剣”は己の続きにあるものに過ぎぬ。
その尋常ならざる剣(チカラ)、確かに私を凌駕してあまりあるものだろうが―――
振るうのはあくまで“己”の魂と意思——最後にはそれが全てを決する!」
概要
CV:安元洋貴
エレボニア帝国の二大剣術と称されるアルゼイド流の筆頭伝承者で子爵の地位を持つ貴族にして帝国南東部の湖畔の町レグラムの領主を務める男。
【光の剣匠】の異名の持ち、帝国最強の剣士と称されておりその実力はヴァンダール流現当主マテウス・ヴァンダールと並び評されている。
性格はおおらかで領民に対しても気さくで領民たちからは「お館様」と呼ばれ慕われている。
貴族派と革新派の対立にもあまり関心がなく独立した姿勢を貫いている。
Ⅶ組の1人ラウラ・S・アルゼイドの父で彼女の口調や気風の良さは父親譲り、妻を早くに亡くし娘に愛情をかけて育てたが武人肌で女っ気に欠ける成長をしてしまったのは心配の種。
結構親馬鹿なところもあり娘の夫になる人物は最低でも自分位になってもらいたいとか。
八葉一刀流とも色々関係のある人物で創始者のユン・カーフェイとは何度か手合せをした仲。
カシウス・ブライトやアリオス・マクレインとも面識があり帝国ギルド連続襲撃事件に協力した際に知り合い手合わせをしたりと親しい関係にある。
身喰らう蛇最強のマクバーンに実力では負けるものの精神力では凌駕する実力の持ち主。
しかしそのマクバーンとの闘いの際に呼吸器系に障害が出来たため全盛期よりポテンシャルが落ちてしまう事になった。(しかしそれでも達人クラス以外では敵わない程の実力はある)
閃Ⅲの終盤、黒の星杯での決戦にオリヴァルト殿下やトヴァル・ランドナーと共にカレイジャスで参戦したものの黒の工房側が事前に仕込んだ爆弾によりカレイジャスごと爆散、その生涯を終えることになる・・・・
かと思われたが、爆破の際同時に仕込んでいた防御結界のお陰で一命を取り留める。
しかし結界に入り込んだ爆破エネルギーの一部から仲間達を守るため自ら身体を張り受け止めた結果左腕を失う事になる。
その後黒の工房にその身柄を拉致され強制力の仮面の力によりラウラやリィン達の敵として立ちはだかる事になる。
オルキスタワーでの決戦で再び彼を取り戻し、最終決戦では弟子のオーレリア・ルグィン、蛇の使徒であるヴィータ・クロチルダ、遊撃士のトヴァルと共に塩の杭攻略に参戦、呼吸器系を傷つけ片腕を失いかつての実力から劣っているとは思えない程の彼の傑物ぶりはまさに前述の彼の言葉を体現するものであったと言えるだろう。