CV:岸野幸正
概要
リベール王国のロレントの外れに居を構えているブライト家の主であり、主人公エステル・ブライトの父親。
また自分を暗殺しに来たヨシュアを返り討ちにしてそのまま自分の養子にした。
普段は気さくでお茶目で豪胆な不良親父だが、大陸全土に4人しかいないS級遊撃士の一人。
遊撃士になる前は王国軍所属の軍人で大佐だったがエレボニア帝国との百日戦役の後に退役。
軍人にしろ遊撃士にしろ王国内でも屈指の重鎮でありながらいたずらにその立場をひけらかしたりしていなかったためか娘のエステルはカシウスを昔から『遊び歩いてる不良オヤジ』と思っておりFC終盤まで彼の詳しい経歴を知る事はなかった。
遊撃士になる前は八葉一刀流を極めた剣士であり、『剣聖』と称された。退役後に新たに得物にした棒術も達人級の腕前である。
亡き妻であるレナ・ブライトが存命時には彼女とはとても仲睦まじかったようでありエステルの『兄弟が欲しい』と言う名目にノリノリで子作りに励もうとしようとするなどかなりデレデレだった。(結構尻には敷かれていたようである)
だからこそ彼女を失った事は大変なショックであり、軍の退役や剣を捨てた事もその事実から逃げたかった事だと本人も自覚しており、未だに彼にとって悔やんでも悔やみきれない出来事でもある。(偶然にも弟弟子も共通の出来事を抱えている)
そのためなのか彼女が亡くなって10年以上経った現在も子供(養子)は増えても再婚の話がないのは彼女に操を立てているからだと思われる。
「FC」で起こった事件後は王国軍に復帰、階級は准将だがモルガン将軍の後任として実質的な軍の最高指導者を任されている。元部下のアラン・リシャールが腐敗したリベール軍の高官を排除したことにより軍内部の風通しがよくなったこともスムーズに軍内部でトップに立てた理由の一つらしい。
『空の軌跡』シリーズではレーヴェと並んで最強を誇る人物の一人。
単純な戦闘力ではレーヴェと互角かやや劣ると言われている。
また同じ八葉一刀流門弟にして『風の剣聖』アリオス・マクレインや師匠であるユン・カーファイの友人でのちに自身も交友を得る帝国屈指の剣士『光の剣匠』ヴィクター・S・アルゼイドを始めとした幾人かの達人には一枚譲るものの精神力、政治力、戦略、戦術等の総合力のすべてにおいて達人クラスのポテンシャルであり現在でも軌跡シリーズ屈指の存在と言える。
ワイスマンが福音計画を実行するに当たり最も危険視した人物で、リベール王国から引き離したうえで計画を実行するなど結社からはかなり危険視されており、その際に解決した帝国ギルド連続襲撃事件の迅速な解決によりエレボニア帝国政府からも最重要危険人物として目を付けられるようになる。
直接的な登場はなかったが零の軌跡の終盤にエステル達が保護したレンを2人目の養子として引き取った事により三児の父となった。
「閃の軌跡Ⅳ」で中将に昇進。エレボニア帝国の暴走によるゼムリア大陸征服に対抗する為、その危機を叫んだ主宰・ミルディーヌ公女の『千の陽炎作戦』総司令に就任する。エレボニア帝国内の反対勢力のほか自国・リベール王国を含めた周辺諸国、七曜教会などと連携・同盟を組む『千の陽炎軍』で対抗するが、それでも自軍不利は否めないことを述べた。
だが、第三の勢力である『光の翼』を率い、撃墜死したはずのオリヴァルトの復活・登場により、いくらかの軽減は確実にあった。
開戦前日、クロスベルのリゾート地・ミシュラムにて師であるユン・カーファイに代わって門弟であるリィン・シュバルツァーの免許皆伝の試練を担当、結果はリィンの力を認め、八葉一刀流奥伝を授けた。
所持している太刀は自身が太刀を捨てたため、かつての部下であり剣の弟子であるアラン・リシャールから借りてきた物を用いた。
「創の軌跡」の追加エピソードではオリヴァルト皇子の結婚式の後に行なわれた武術大会にゼクス・ヴァンダールとコンビを組んで参加するもアリオスとアルゼイド子爵とのコンビに挑み敗北。
またほかにも軍務の合間を縫って温泉郷ユミルに家族旅行に出てギルバート・スタインの引き起こした事件を切っ掛けに新たに娘になったレンとも打ち解けることになる。
関連タグ
家族
レナ・ブライト エステル・ブライト ヨシュア・ブライト レン・ブライト
八葉関係者
師匠…ユン・カーファイ
兄弟弟子…アリオス・マクレイン アネラス・エルフィード リィン・シュバルツァー
直弟子…アラン・リシャール
妹弟子?…???