概要
エレボニア帝国正規軍所属の軍人で「隻眼のゼクス」の異名を持ち帝国軍でも五指に入る名将として有名な軍人。第三機甲師団の師団長を務める。帝国でも指折りの剣士。
帝国に名将は数あれど、個人の力を前面に押し出す剣士よりも用兵家としての一面が強く、部下たちの士気は高い。
百日戦役の頃から軍の重鎮であり、当時の階級は少将だった。
帝国軍では革新派にも貴族派にも属さず中立の立場を取る穏健派でもある。
ミュラー・ヴァンダール、クルト・ヴァンダールの叔父でヴァンダール家当主のマテウス・ヴァンダールの弟で、マテウスを兄と呼んでいる。
オリビエ・レンハイムことオリヴァルト・ライゼ・アルノールの武術、兵法の師でオリビエからは「先生」と呼ばれている。
オーレリア・ルグィンの剣の師でもあり、「虎の子を育ててしまった」と言う面も。
空の軌跡SC終盤でオズボーン宰相の命令でリベール王国のハーケン門に侵攻する。導力停止現象に悩まされているリベールの救援を目的としたものであると主張するが、カシウス・ブライトとオリビエが一芝居打ったことで一時撤退する。
閃の軌跡ではオズボーン宰相の命令に背いたことが原因でノルド高原方面に第三機甲師団ごと左遷されてしまっていた。
閃の軌跡Ⅱではオーレリア率いるラマール領邦軍を相手に第三機甲師団を率いて戦った。「剣は剣、軍は軍」という考えのもと、戦場にヴァンダールの剣を持ち込むことはなく、用兵家として戦う姿勢を見せた。
閃の軌跡Ⅳでは海都オルディスで事態収拾のために出向き、Ⅶ組の面々や甥のクルトと再会する。また、オルキスタワーにミュラー、オリエとともに駆けつけ、「天技 梵我一剣」という技で魔煌機兵リヴァイアサンを破壊した。(この際にミュラーも破邪顕正を使っている)
創の軌跡の追加エピソードではオリヴァルト皇子の結婚式の後に行なわれた武術大会にカシウスとコンビを組んで参加するもアリオスとアルゼイド子爵とのコンビに挑み敗北。