概要
ゼムリア大陸の各地に支部を持つ民間団体。レマン自治州に本部を持つ。
シンボルは『支える籠手』
協会に所属する者たちは遊撃士(ブレイサー)と呼ばれており、『民間人の安全と地域の平和を守る』事を第一に様々な依頼を解決する。
依頼内容は「迷い猫の捜索」から「魔獣退治」大きな事になると「国家を揺るがす大事件」と様々である。また、鉄則として不殺としており、殺人は犯さないこととしている。
その成り立ちから国家権力に介入できない(この規約があるからこそ各国に支部を置けたり、国家間の交渉に際して中立の立場で立会人となれるのも事実である、ただし犯罪の現行犯や民間人の危機などが確認出来る場合介入が可能)。また多くの公権力から嫌われており、リベール王国軍の総司令官モルガン将軍は彼らを嫌っていた。また、エレボニア帝国の宰相ギリアス・オズボーンは彼らの介入を防ぐため計略を持ってエレボニア遊撃士協会の活動を縮小、ほぼ撤廃に追い込むが、『大地の竜作戦』にてオズボーン宰相の戦死を受けてエレボニア遊撃士協会は活動を再開している。
エプスタイン財団とは協力関係にあり支援金などの他、遊撃士は戦術オーブメントも無償で支給される。
遊撃士
最初は訓練を積んで見習いである準遊撃士になり、そこから実績を重ねていくことで正遊撃士に昇格する。(資格習得は16歳から可能)
準遊撃士には1級から8級、正遊撃士にはAからGまでのランクがあり、公式での最上級階級はA級遊撃士だが、非公式には国家に大きく関わる事件の解決をした者に与えられるS級遊撃士の階級が存在しており、空の軌跡の時点では大陸全土に4人(一人引退したためSC以降は3人)いるらしい。
遊撃士のランクは高ければ高いほど社会的にも信頼され、同時にA級になればその国における遊撃士協会の顔役も兼ねる事となり、メディアへの露出も多くなる。B級のエステル・ブライトとヨシュア・ブライトは準遊撃士時代からの並外れた活躍と父がS級であるために各国の軍や政府からも注目されている。
B級になるだけでも相当の熟練度が求められて、B級ならば既に上級の遊撃士として正規軍からも注目されることとなる。A級は非公式のS級を除けば高い交渉能力や戦闘能力が要求されており、任命されるのは非常に困難。帝国のサラ・バレスタインと共和国のエレイン・オークレールは23歳の若さでA級に任命されており、これは遊撃士協会の歴史におけるA級任命の最年少記録で、二人の突出した実力の証明となっている。また、短期間でB級に上り詰めるエステル、ヨシュア、アネラス、フィーもずば抜けた実力者である。
尚、サラとエレインの最年少のA級というのは当然のことながら破格ではあるが、正遊撃士の資格取得もあくまで16歳からというだけに過ぎず、エステル、ヨシュア、フィーが16歳で正遊撃士になったが、これは正遊撃士の資格取得の最年少記録に相当し、最年少のA級の影に隠れがちだが十分に破格=エステルとヨシュアが資格を取得するまで、その年齢で資格を取得した人間はいない。
リベール王国
- エステル・ブライト(B級):正遊撃士の最年少資格取得者。
- ヨシュア・ブライト(B級):エステルと同じ正遊撃士の最年少記録。
- アガット・クロスナー(A級)
- クルツ・ナルダン(A級)
- アネラス・エルフィード(B級)
- カルナ
- グラッツ
- ディン
- レイス
- ロッコ
- アイナ・ホールデン(ロレント支部受付→王都支部受付)
- ルグラン(ボース支部受付)
- ジャン(ルーアン支部受付)
- エルナン(王都支部受付→レマン本部受付)
クロスベル自治州
- アリオス・マクレイン(A級):クロスベル防衛長官になって一時職を辞するが再び復帰
- ナハト・ヴァイス
- クロエ・バーネット
- リン
- エオリア
- スコット
- ヴァンツェル
- ミシェル(クロスベル支部受付)
エレボニア帝国
- サラ・バレスタイン(A級):活動を休止し士官学院の教官になるが後に復帰
- トヴァル・ランドナー(B級)
- フィー・クラウゼル(B級):エステル、ヨシュアに並ぶ正遊撃士最年少記録。
カルバード共和国
- ジン・ヴァセック(準S級)
- エレイン・オークレール(A級)
- アルヴィス(B級)
- レジーナ
- グレイ・アーノルド
離職者
- カシウス・ブライト(S級):後に王国軍に復帰。
- シェラザード・ハーヴェイ(A級):寿退職。
- キリカ・ロウラン(ツァイス支部受付):現在は辞職しロックスミス機関→CID(中央情報省)に所属。
- ダン・ラッセル:ケガにより引退、入れ替わりで入ったカシウスに棒術を指導する。
- アイネス:アリアンロードの槍に魅入られ遊撃士の道を捨て鉄機隊に入隊
関連タグ
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