概要
CV：塩山由佳
《銀閃のシェラザード》という異名を持つ。武器は鞭。
遊撃士としてのランクはFC時点ではC級、SC以降B級であり遊撃士になったばかりのエステルとヨシュアの育成も行っている。
遊撃士をする前は【ハーヴェイ一座】と言う旅一座で踊り子をしていた経歴の持ち主であったが座長が亡くなって一座が解体した後ロレントでの興行で知り合っていたカシウスの紹介で遊撃士に入る、(この縁からカシウスの事は『先生』と呼び慕っている)
現在も露出の高い服を好んできており事件の解決には自分の美貌も使うといったような女のしたたかさも持ち合わせてる。
勝ち気でサバサバしており、姐御肌な性格で幼少期からの妹分だったエステルからは『シェラ姉』と呼ばれている。
酒にも強く絡み酒であり、周りからは恐れられている。劇中ではオリビエ・レンハイムが主な被害者。
正確な出身地は不明であるが、その浅黒い肌からゼムリア大陸東部にある中東地域の生まれであると言われている。
一座に拾われる前はスラム出身の孤児であり幼少期は軽犯罪で日銭を稼いでいたという荒んだ過去を持つ。
前述の一座の解体からかつてのスラムの生活に戻る恐れからの強迫観念から準遊撃士の頃は荒れていたが仕事として出会った後の親友となるアイナ・ホールデンが契機となり丸くなる。
『空の軌跡the 3rd』の終盤ではオリビエから何やら意味深な約束をして別れたのであった。
『閃の軌跡Ⅲ』では登場はしなかったものの帝国入りはしており帝都でリーブス町長の息子フランキーの失くした財布を見つけた事から彼に遊撃士(受付)を目指すきっかけを与える事になる。
劇中終盤ではオリビエと帝都でデートしていたが帝都地下道での事件と遊撃士での仕事で途中でお流れになったようである。
その後の最終戦では帝都で活動をしていたが、その際オリビエの乗るカレイジャスの爆散を目撃してしまう事になる、実はその前にオリビエから彼の持つ古代遺物【響きの貝殻】を託されていたのであった。
『閃の軌跡Ⅳ』ではA級へと昇格して遂にその姿を現すが序盤では表立った活躍はせず裏で密かに暗躍、それに関してはエステルやカシウスすら聞いておらずその安否を心配されていたが･･･
その後死亡したと思われていたオリビエと共に【カレイジャスⅡ】でエステル達と合流、すべてはオリビエの生存を秘密裏にするためにあえて姿をくらましていた事が判明される。
オルキスタワー潜入の目くらましのためにおこなわれたアルカンシェルの練習公演ではかつての経歴を生かしシュリ・アトレイドと共にメインダンサーを任される。
最終決戦前のミシュラムで前述のカレイジャス爆破の際にそばにいてあげられなかった事を悔やみ誤る彼女にオリビエからプロポーズを受けEDでは彼と結婚、その結婚式はかつての仲間達が一斉に揃う壮大なものであった。
スラム街の孤児から紆余曲折を経て帝国皇子の花嫁になった彼女はこのシリーズ１のシンデレラストーリーをあげたと言っても過言ではないと思われる。
また、このことからアルマータの構成員であるヴィオーラからは逆恨みに近い妬みを受けているが、シェラザード本人は知る由もない。
『創の軌跡』では結婚により姓が「アルノール」になっており、皇室に入ったため遊撃士協会には籍を置いたままにしているものの実質的には遊撃士は引退。
オリビエとの新婚旅行に行くがその際にカレイジャスⅡごと行方をくらましてしまう。
はっきりとした名言はされていないがオリビエや彼女の発言から既にできているようである。
対人関係
ハーヴェイ一座
家族の温もりを教えてくれた旅芸人の一座。本編開始の八年前に解散するまで、シェラザードにとっては実の家族同然だった。
ブライト家
元々はエステルが一座の元へ訪ねてきたのが始まり。遅くまで遊ぶエステルを家に送っている内にカシウスやレナと親しくなる。
上述の経緯で姉妹同然の仲。遊撃士の先輩としても厳しく、優しく見守っている。
エステルの旅に同行する途中で知り合った帝国の演奏家。当初は「馬鹿」呼ばわりして相手にしていなかったが、次第に惹かれあい出会って四年後(ユーザー主観では10年以上)の歳月を経て遂に結婚する。
一座の姉貴分。シェラザードの鞭の腕にタロット占い、猛獣の慣らし方などは全て彼女の指導によるもの。後に結社の執行者として敵対するが、やはりお互いの信頼関係は強い。
ロレント支部の受付で、飛行船公社の令嬢。準遊撃士時代に彼女の護衛を引き受けたのがシェラザードの転機にもなる。依頼達成後、酒を飲み交わす親友となる。
サラ・バレスタイン――帝国のA級遊撃士。同い年でA級という圧倒的な実力差で対抗意識を燃やしていたが、酒飲み仲間として関係自体は良好。
関連イラスト
空の軌跡FC・SC
空の軌跡the 3rd
閃の軌跡Ⅳ
