cv:小林ゆう
概要
何者かが劇団アルカンシェルのトップスター・イリア・プラティエの部屋を侵入し物色した形跡があったため、彼女が特務支援課に調査を依頼。そして追い詰められて御用となったのがこのシュリである。
ロイドが取り押さえる際、彼女の一人称が「俺」かつボーイッシュな服装でスレンダーな体型だったため、男と勘違いしてラッキースケベをしてしまい、ロイドはこの件を後々まで根に持たれることになってしまう。
スラム出身で悲惨な人生を送ってきたシュリから見て、金持ちに媚を売っているように見えていた劇団のトップスターは妬みの対象でしかなく、嫌がらせをしてやろうとイリアの部屋に侵入したのだという。が、実際にはその部屋のあまりの汚さに呆れて毎回未遂に終わっていた。
この一件で見せたシュリの身のこなしに才能を感じたイリアは、アルカンシェル入団を条件に警察には引き渡さず自ら引き取ることを決めた。
その後は下働きを経て見習いアーティストとなり、特訓の末に初舞台に立つまでに成長。
イリアには憎まれ口を叩きながらも、とても深い恩義を感じているようだ。イリアに対しては「イリアさん」、自身と同じくイリアに才能を見出されたリーシャのことは「リーシャ姉」と呼んで慕っている。
正確な出身地はノーザンブリア自治州。
ノーザンブリアはかつて国があったが、《塩の杭》の壊滅的被害で国家は滅亡。その結果「自治州」となったものの、最早そこは生き地獄のような場所だったという。
閃の軌跡Ⅳでは本格的にアーティストとして活躍している。
髪を伸ばして服装も女らしくなりアーティストとしても成長中。年上のティオのこともさん付けで呼ぶようになっているが、ロイドに対しては過去の恨みからか相変わらず呼び捨てのままである。