『零の軌跡』とは、日本ファルコムが作ったRPG作品。『英雄伝説シリーズ』の第7作目かつ第3期の2作目。
概要
2010年9月30日、PSPにて販売。最初からコンシューマー機で販売するのは、今回が初めてとなる。
『空の軌跡』3作の正統続編で、『SC』から1年ほど経過している。
基本的なシステムは『空の軌跡』シリーズと大差ないが、新しいクラフトのシステムやアーツが追加されている。
今回のパーティキャラはロイド・エリィ・ティオ・ランディで、章ごとにゲストキャラクターが違う。
ストーリー
ゼムリア大陸西部に位置するクロスベル自治州。かつてはエレボニア帝国とカルバード共和国との間で熾烈な領土争いが行われたが、現在は沈静化し、独自の繁栄を謳歌していた。
しかし、水面下では未だ両国の思惑に従う族議員が力を持ち、汚職や不正が絶えず、それに繋がるマフィアや犯罪組織が流入し抗争を続けていた。
警察も権力者の圧力には逆らえず、これら組織が繰り返し起こす犯罪を見て見ぬふりをしている有様だった。
そんな市民から信用を失ったクロスベル警察に「特務支援課」と呼ばれる新部署が設立され、4人の若者が配属された。
登場キャラクター
パーティキャラ
本編主人公。18歳。武器はトンファー。
警察学校を優秀な成績で卒業して捜査官になった新米捜査官。
冷静と熱血を併せ持ち、正義感の強い性格と今では珍しくなった正統派主人公らしい性格。
自覚はないがとにかく女性陣の評価が高く、そのモテ振りから作中で「弟貴族」「リア充野郎」と揶揄されており、プレイヤーからも名前繋がりで「攻略王」と呼ばれている。
技の傾向が大体、エステルと同じ。
本編ヒロイン。18歳。武器は銃。
クロスベル市長マグダエル氏の孫。元々政治家を志望していたが、留学経験をきっかけに警察官を志望する。
エプスタイン財団の一員。14歳。武器は杖。
魔導杖のテストのために特務支援課に入るが理由は別にある。
そっけない性格だが、人嫌いではない。感情表現は乏しいが、唯一「みっしぃ」というマスコットキャラクターに対して並ならぬ愛情を見せている。
ランディ・オルランド(CV:三木眞一郎)
元警備隊の青年。21歳。武器はハルバート。
女癖の悪さでクビになるところを警察に拾われた。ナンパ癖があるものの、ロイドに渇を入れる兄貴分を見せる事も。
なお、クビになりかけたのは女癖の悪さ以外にも訓練時の銃器発砲を拒んだことも原因。発砲を拒んだのは、子供の頃の経験が影響している。
クロスベル警察
特務支援課
捜査一課
受付
クロスベル警備隊
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ヘンリー・マクダエル アーネスト・ライズ ディーター・クロイス