プロフィール
概要
カルバード共和国の東方街で活動するマフィア組織「黒月(ヘイユエ)」の若き幹部(表向きは黒月貿易公司支社長)クロスベルで活動している。
頭が回るキレ者で上層部からも危険視されており本国から離れたクロスベルに派遣された。
飄々とした人を食った態度が特徴で特務支援課のファンを名乗って(銀とのやりとりからリップサービスではなく本心である様子。特に単刀直入に切り込んでくるロイドを気に入っている)情報提供をする事もあるが状況によっては敵にまわる事があったりと本心が掴めない態度を取ることが多い。
見かけによらずかなりの武闘派で《白蘭竜》と言う異名をもった『月華流』の達人であり高位猟兵団でもある赤い星座と渡り合えるほどの拳法の使い手。
閃の軌跡Ⅱ以降のエレボニア帝国のクロスベル占領後は裏取引をすることで未だクロスベルに滞在中。
創の軌跡ではクロスベル統一国に加担しロイド達と敵対するが最終的には特務支援課達につく立ち回りの良さを見せた。
故郷が舞台である黎の軌跡では古巣であるカルバード共和国に銀を連れて戻り黒月までも攻撃するマフィア組織アルマータと対立している。5章の選択によっては味方として協力するか、敵対して戦うことになる。
黎の軌跡Ⅱでは前作でアルマータと協力していたライ家が起こした黒月の内部抗争を協力することになった裏解決屋が解決した直後に脱税容疑でファンが逮捕され、ギエンも毒を盛られて倒れてしまう。黒月内の裏切り者の特定をアシェンと共に裏解決屋へと依頼するが、その裏切り者こそツァオ・リー自身だった。
もっともこの騒動自体ギエンとの取り決めの末決められたことであり、ライ家とアルマータが結託して立場が危うくなった黒月を立て直す為で、生じた黒月内の膿を取り出す為の行動であって、毒を飲んだのもギエン自身だった。(ファンには納得してもらえそうにないから事後承諾となってしまったが)結果、ライ家の反乱分子をとらえることができ、ライ家はなくなることとなった。
だが、その裏ではツァオ自身のもう1つの思惑があった。それは没落したリー家を復興させることであり、ライ家の筆頭拳士だったガウランを取り込み没落したライ家を取り組むことで今回の騒動をまとめたこともあって、リー家の復興とギエンたちからも認められることになる。
ただしその当主を務めるのは自分ではなくライ家に仕えていたガウランであり、なんと彼がツァオの実の弟、フェン・リーだということが判明する。ツァオ自身も黎の軌跡後に知ることになったが(ガウラン自身も自分がツァオの弟であることは知らなかった)、最終的にフェンがリー家の当主であり、裏から支配するのは自分ということになる。
関連タグ
ルーファス・アルバレア…中の人繋がりで同じく腹の内が読めない食わせ物。描写はないがクロスベル占領時には共謀していた時もある。