概要
ゼムリア大陸西部で最強と呼ばれる大猟兵団。中世から続く「狂戦士(ベルゼルガー)」の家系であるオルランド一族によって率いられている。
同じく大猟兵団で知られる『西風の旅団』とは商売敵かつ抗争相手でもあり、「零の軌跡」開始前に、団長の《闘神》バルデル・オルランドが、西風の旅団団長・《猟兵王》ルトガー・クラウゼルとの一騎討ちにおいて相討ち、死亡したことにより、バルデルの弟で副団長を務めていたシグムント・オルランドが実質団長代行をつとめ、その後団長を引き継いでいる。
その戦闘ぶりは最強であると同時に最凶とも呼ばれ、『碧の軌跡』ではディーター・クロイス・マリアベル・クロイスに雇われてテロリストとして襲撃した『帝国解放戦線』やクロスベル自治州内を破壊と攻撃で蹂躙、閃の軌跡Ⅲでは身喰らう蛇や北の猟兵と協力し海都オルディスを強奪した列車砲で襲撃するほか、終盤の黒キ聖杯でも結社とともに共闘している。
猟兵稼業以外にも高級クラブ【ノイエ・ブラン】などの経営業もしており、その資金で軍用飛行艇を購入するなど潤沢な資金を持っているようである。
組織力については不明だが戦闘要員だけでも三百人もいるらしい。
メンバー(ネタバレ注意)
- 団長
≪赤の戦鬼≫→《闘神》シグムント・オルランド
現在の団長であり、初登場時は副団長で《赤の戦鬼》と称された。
詳細は本人の項を参照。
- 副団長
≪血染め≫→《紅の戦鬼》シャーリィ・オルランド
シグムントの娘であり、その戦闘ぶりや残虐ぶりは従兄・ランディをも上回る。
また『閃の軌跡Ⅲ』以降は結社『身喰らう蛇』入りして執行者も兼任する。
詳細は本人の項を参照。
元メンバー
- 元団長
元《闘神》バルデル・オルランド
現団長シグムントの兄にしてランディの父親である先代《闘神》。
1204年初頭、西風の旅団団長のルトガーと3日3晩の死闘の末相打ちとなる。
- 《赤い死神》ランドルフ・オルランド
団長だったバルデル・オルランドの息子。将来的には団を継ぐと定められていたが、とある一件から団を離脱し、その後シグムント・シャーリィに敵対する立場となる。
詳細は本人の項を参照。
その他メンバー
- 《閃撃》ガレス - 狙撃手。シャーリィの護衛も務める。
- ザックス -団時代のランディの右腕を務めた。
- セドリック・ライゼ・アルノール - 『閃の軌跡Ⅳ』の後結社入りしたが、世間知らずということもあり、団に預けられている。