概要
《身喰らう蛇》の実行部隊。
何人いるかは不明であるが大アルカナのようにローマ数字で番号を持っている。界の軌跡においてカンパネルラが自身のことをclownと呼称したとき、ベルガルドがお主はFOOLであろうと指摘したことからアルカナは執行者たちと縁深い意味を益々持っていそうである。最高位のエージェントとして一応《蛇の使徒》の部下という立場であり手足となって動くようであるが、使徒に命令権はなく(厳密にいえば命令は出来るが執行者側に従う義務がない)、一部の例外を除いてあらゆる自由が認められており、執行者が嫌だと述べれば使徒ですら従える事は出来ないという。そのためか中には結社に対立する行動を取る執行者すら存在する。
なお、執行者以外の人物も実力者揃いだが、精神面に何かしらの闇を抱えた人物でなければ執行者に任命される事は無いという(そのためデュバリィら鉄機隊の面々は実力だけで言えば執行者並にもかかわらず執行者になれていない)。
執行者には結社が擁する執行者候補生から昇格してなるパターンと、ヴァルターのように条件を満たす猛者をスカウトというパターンがある。
カンパネルラ、マクバーン、レーヴェが新興勢力時代からの最古株メンバーであり、暗殺組織《月光木馬團》との対立後にルクレツィアが執行者No.Ⅲとなったので、加入後にすぐ任命される場合もある。
執行者の中でも、No.0の立ち位置は特殊となっており、またNo.Ⅰ、No.Ⅱ、No.Ⅲは盟主から外の理に準ずる武器を授けられているなど特別扱いを受けている(No.Ⅳ以降が与えられているかは不明)。
具体的には、カンパネルラは盟主に代わって見届け役を行ったり、蛇の使徒の話し合いにも参加する。
マクバーンは結社最強の執行者で、魔剣アングバールを授けられている。
レーヴェは執行者の中でも一二を争う実力の持ち主で、魔剣ケルンバイターを授けられている。
ルクレツィアは結社の最強の一角で(レーヴェと互角かは不明)、ダスクグレイブを授けられている。
余談だが給与の仕様に関しては不明だがヴァルターの話から結構高給取りのようである。
執行者のナンバーについて
シャロン曰くナンバーは執行者の強さを示すものではないとのことだが、ゲーム本編中でナンバーの基準が明確に示されたことは無く、ただ、基本的に後から執行者入りする者ほど後のナンバーになっていることから加入順ではないか、との説がファンの間で有力だった。
このことについて2024年11月になって電撃オンラインにおける社長インタビューにて明言された。
ただし、執行者のナンバーは基本的に加入した順番で割り振られていくが、(No.Ⅲのルクレツィアより古株である)シメオンがNo.Ⅶであることには理由があるはず、とのことなので例外もあるようだ。
執行者の脱退について
考えの変化等によって《結社》を抜ける者もいるが「去る者を負わず」と言うスタイルなのか脱退者に対し報復などのペナルティなどは一切せず、前述の通り籍を置きながら結社と敵対関係になった場合でもペナルティは一切ない。
現在(創の軌跡終了時点)では
・レーヴェが死亡
・ヨシュア、レン、シャロンの3名が組織脱退
・ルシオラ、ブルブランの2名は組織から離れている。マクバーンも閃の軌跡Ⅳ終了時点で離脱したが、創の軌跡終了時点で復帰
構成員
No.0
《道化師》カンパネルラ |
---|
ワイスマンの部下といっていいのかわからない行動をとっていたが実際にはワイスマンの福音計画を監視するために組織から派遣されていたようである。年齢は不明でありヨシュアが組織にいたころから見た目は変わっていないとのこと。 |
No.Ⅰ
《劫炎》マクバーン |
---|
常に気だるそうな態度で何もやる気を見せないが“最強”の執行者と謳われており、第七柱《鋼の聖女》アリアンロードに匹敵すると言われる。魔剣《アングバール》を持つ。幻焔計画終了後は結社から離れていたが、その後、盟主から自身の真実の一端を聞き復帰。 |
No.Ⅱ
No.Ⅲ
《黄金蝶》ルクレツィア・イスレ |
---|
『黎の軌跡』で登場。現在は壊滅している暗黒時代より続いた暗殺組織《月光木馬團》の出身者。 |
No.Ⅴ
《?》? |
---|
『界の軌跡』で言及。曰くNo.ⅤとNo.Ⅻはやるきなさそうなオジサンと拳法使いのお姉さんとのこと。どちらがNo.Ⅴかは明言されていないが、セリフの順番的にやるきなさそうなオジサンだと思われる。 |
No.Ⅵ
《幻惑の鈴》ルシオラ |
---|
SCで登場。鈴の音を用いて相手に幻影を見せる技を持つ。シェラザードとは浅からぬ縁を持っており、シェラザードにとっては姉貴分といえる立場であった。SCの終盤でかつてシェラザードと共に属していた一座の解散の理由をシェラザードに告げるとリベル=アークより飛び降りる。その後the3rdでも登場するがそもそもパラレルワールドのthe3rdで登場しただけなので生死不明。……であったが、碧の軌跡で彼女と思しき人物が登場したため生きているようである。現在は結社から離れている。 |
No.Ⅶ
《幻想使い》シメオン |
---|
『界の軌跡』で登場。自らの思い描いた存在を具現化する異能を持ち、伝説級の幻獣すら実体化してしまうこともできる。ナンバーはⅦであるがルクレツィア曰く結社への入団自体はⅢである彼女より前とのこと。 |
No.VIII
《痩せ狼》ヴァルター・クロン |
---|
SCで登場。サングラスが特徴的である。リベールの王城の城門を素手で破壊したり四輪の塔から飛び降りたり、という体術を得意とする。ジンとは兄弟子でありキリカとは恋人の関係であった。the3rdでもルシオラ、ブルブランとともに登場する。 |
No.Ⅸ
《死線》・《告死線域》クルーガー |
---|
『閃の軌跡』で登場。現在は脱退。 |
No.X
《怪盗紳士》ブルブラン |
---|
SCで登場。怪盗Bとして大陸でも名が知られている。自称・美の探究者。クローゼの美しさに対して密かに狙ったり、美の探究者としてオリビエを狙ったりと変態の行動が目立つ。現在は結社から離れている。 |
No.Ⅻ
《?》? |
---|
『界の軌跡』で言及。曰くNo.ⅤとNo.Ⅻはやるきなさそうなオジサンと拳法使いのお姉さんとのこと。どちらがNo.Ⅻかは明言されていないが、セリフの順番的に拳法使いのお姉さんだと思われる。 |
No.XIII
《漆黒の牙》ヨシュア・アストレイ |
---|
ヨシュアの項目を参照のこと。現在は脱退。 |
No.XV
《殲滅天使》レン |
---|
殲滅天使の項目を参照のこと。現在は脱退。 |
No.XⅦ
《紅の戦鬼》シャーリィ・オルランド |
---|
シャーリィ・オルランドの項目を参照のこと。 |
No.XⅧ
《言霊使い》ウルリカ |
---|
『界の軌跡』で登場。《言霊》により他者の行動や認識に干渉したり、戦闘能力そのものに影響を与えるといった異能を操る。 |
No.XIX
セドリック・ライゼ・アルノール |
---|
閃の軌跡Ⅳの騒動が終結後、シャーリィに引き込まれる形で結社の新メンバーに。執行者候補生となった当初は心身・実力がプライドに伴っていなかったが、結社や赤い星座での訓練(しごき)を経て吹っ切れ、異母兄オリヴァルトの結婚式の頃には執行者となった。コードネームは現時点では不明。 |
No.XX
破戒曰く現在新しく入っているNo.XXが最後から三番目との事らしく
今後メンバーはNo.XXIIまで入れるかと思われている。
関連タグ
軌跡シリーズ 空の軌跡 零の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡 黎の軌跡 界の軌跡
- 東亰ザナドゥ…同社の他作品。「執行者」という名前のエージェントが登場する。
- スターオーシャン3…他社の他作品。「執行者」と呼ばれる地球外生命体が登場する。
- テイルズオブクレストリア…他社の他作品。罪人を裁く存在の名前が「執行者」であり、執行者を束ねる存在としてマキナという少女がいる。
- 原神…作中にたびたび登場する11人のファトゥス。ナンバーと異名もついており、更に初登場シーンの演出が、軌跡シリーズのボス登場シーンと非常に似通っている。