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死線が忌み名・・・お見せいたしましょう。


プロフィール編集

本名シャロン・クルーガー
所属暗殺組織《月光木馬團》→結社身喰らう蛇→ラインフォルト社
肩書執行者No.Ⅸ、メイド
異名死線告死線域
年齢23歳(閃Ⅰ・Ⅱ)→25歳(閃Ⅲ・Ⅳ)
出身地不明
生年月日不明
武器鋼糸と短剣
CVゆかな綾森千夏(界の軌跡の回想)

概要編集

ラインフォルト家の専属メイドで、長い時間を共にしているアリサにとっては良くも悪くも姉のような存在。彼女の母・イリーナラインフォルト社社長の秘書業務も務めている。年齢は23歳。メイドらしく物腰の柔らかい女性で常に笑みを絶やさないが、神出鬼没で手際が非常によく(上述の仕事を全て同時にこなしている)、その行動には謎めいた部分も多い。


閃の軌跡編集

シャロン

シャロンが初登場したのは6月。雨の中リィントールズ士官学院から自身の学生寮・第三学生寮へ帰る際に、士官学院校舎に傘を差して入るシャロンを目のあたりにする。


その後、シャロンが第三学生寮の管理人になることを告げると、アリサ


しゃ・・・シャロン!!?


と絶叫。その後ほぼ夜中までアリサとシャロンが言い争いになったという。


朝の朝食作りもお手の物で、Ⅶ組メンバーも驚きの表情を見せる中、アリサは不満の表情だったという(それでも朝食では顔が緩んではいるが)。



その正体は結社「身喰らう蛇」の執行者No.IX「死線のクルーガー」「告死戦域」で、2年前のギルド襲撃事件で現在Ⅶ組教官を務めるサラと争った事がある。しかし本人曰く「現在は休業中」との事で、終盤の貴族連合軍によるトリスタ襲撃の際はあくまでラインフォルト家に仕える身としてサラと共闘している。


閃の軌跡Ⅱ編集

シャロン・クルーガー

本作ではノルド高原でのブルブランアルティナ戦より加入。本作で初めてパーティキャラとして使用することが可能になった。


中盤、《鋼都》ルーレに潜入したリィン・アリサ、そしてアンゼリカがラインフォルト社を乗っ取ったハイデル・ログナー伯爵の陰謀を打破すべく、別ルートより登場。イリーナが監禁されていた列車・アイゼングラーフに潜入し、イリーナ救出とともに監禁した貴族連合傘下の猟兵を縛り上げるほど。


その後はラインフォルト社地下に到着し、ハイデル確保をアリサに任せ、イリーナとともに機械兵器の無力化を実行した。



閃の軌跡Ⅲ編集

アリサと共にクロスベルで登場、ラインフォルト室長として忙しくする彼女に代わりリィンや新Ⅶ組の助っ人に入る、この際に彼女の過去を知る事になる。


結社に入る前は対立関係にあった暗殺組織《月光木馬團》のメンバーだったが、結社との抗争で組織が壊滅してシャロンが結社の軍門に下ったこと(のちに同組織にいた《破戒》《黄金蝶》も軍門に下ったことが判明)や、任務でラインフォルトに潜入した際にアリサの父であるフランツの死の原因を作った事、その後ラインフォルト家に忠義を尽くす理由などが明らかになった。ちなみに古巣である月光木馬團の事は嫌悪していたらしい。

ちなみに木馬團時代には名前はなく『クルーガー』も元々は苗字ではなくコードネームであったがラインフォルトに仕える事になった際にイリーナから『シャロン』の名を頂いたのであった。

しかし物語の終盤にシャロンの名を捨て再び執行者として復帰・リィンたちに刃を向けることになる。


閃の軌跡Ⅳ編集

死線のクルーガー

本作ではメイド服からかつての古着である執行者時代の暗殺者らしくスニーキングスーツを身にまとい登場。

ラインフォルトからは完全に離れたつもりで、かつⅦ組に対しても敵として当初登場した。


後半の空中戦艦戦にて銅のゲオルグとともにリィン・アリサらの打倒すべく迎撃するが、戦いの末に敗れ、『シャロン』としてラインフォルトに帰参し結社から完全に離脱、その後は終始新旧Ⅶ組が駆る巡洋艦カレイジャスⅡに乗艦、新旧Ⅶ組やトールズ第Ⅱ分校生徒を戦闘・調理などで支えて黄昏に挑んだ。


また、同じく結社から離れて一時Ⅶ組と共闘していたデュバリィとは巡洋艦内の訓練場で手合わせするシーンがあり、その際に「色気すらも武器として使う」発言もしている。


閃Ⅰの頃から懇意にしていたリベールのアントンとは長い事文通を交わしていたのだが彼女が執行者に戻った際に連絡が途絶えてしまったため大戦前の中なんとか帝国入りした彼と無事再会する。

最終決戦前のミシュラムでは自らのこれまでの身の上を話して決別しようとしたが、それを知った上で彼は自分のために涙を流し深層に隠していた悲しみや想いを理解して励ましてくれた事に心をうたれ家族と向き合えるきっかけを与えられたのであった。(闇の世界で過ごし続けた彼女を理解し、想いをぶつけ、希望を見出したと言う所は同じく元執行者元の居場所に戻れた所にどこか共通しているともいえるだろう)


最終戦では新旧Ⅶ組を敵が待つ機動要塞に送り込むべく、顔なじみであったアンゼリカ・敵として組みその後同じく改心・帰参したジョルジュ・そして魔女の長であるローゼリアとともに、機動要塞の障壁を生む「塩の杭」の一つの攻略に赴いた。


バトルスタイル編集

執行者No.IX《死線のクルーガー》

登場作品に共通して得物は鋼糸と短剣。鋼糸で敵を引き寄せて接近戦を挑む戦法が基本で、行動力・回避率も高く(固定回避率20%を持つ)、回避重視かつ手数で攻める前衛キャラクターである。タイプとしてはフィークルト、そしてデュバリィ、さらにはヨシュアリーシャスウィンと同じといえる。


秘技・死縛葬送

何よりもSクラフト・「死縛葬送」は鋼糸を敵に当てつつ、最後は一指弾いて切り刻むというもので威力も大きい上に即死効果100%というとんでもない性能を持つ。


固定属性は「幻」×2、「時」×1で、この属性には状態異常や状態低下誘発のクォーツが多いため、この二つの固定属性を生かして攻撃力・回避率・行動力アップなどのクォーツで強化していきたいところ。




対人関係編集

ラインフォルト関係者

アリサ・ラインフォルト――フランツの死後、傍付きのメイドとして見守ってきた令嬢。実の姉妹のように仲が良く、アリサも頭が上がらない。

イリーナ・ラインフォルト――雇い主。とある期限が来たことで一時契約を解消するが、アリサや彼女が与えてくれた愛がシャロンの心を動かす。

フランツ・ラインフォルト――雇い主の夫。実は彼とある一件で通じていて………

グエン・ラインフォルト――雇い主・イリーナの実父であり先代ラインフォルト社会長。大変気に入られており、本人は専属メイドに欲しい模様。


Ⅶ組関係者

リィン・シュバルツァー――アリサの想い人でシャロン曰く将来の旦那様。寮の管理人という立場から個人的な付き合いもあり、過去を明かしている。

サラ・バレスタイン――帝国ギルド襲撃時に足止めをしたA級遊撃士。その一件で嫌われていたが大戦以降関係は軟化しクレアと3人で「お姉さん組」として共に問題を解決している。


月光木馬團関係者

エルロイ・ハーウッド――木馬團の幹部。壊滅後彼に連れられて結社に加わる。

ルクレツィア・イスレ――木馬團のメンバー。木馬團の頃から猫可愛がりされていたが、シャロン本人は煙たがっていたようである。

メルキオル――木馬團のメンバー。同じく短剣使いであり恐らく同じ流派であったと思われる。


アントン――『空の軌跡』から登場していた恋多き旅行者。トールズで出会ってから暫く文通をしていたが、彼のために敢えて突き放そうとする。しかし、アントンはシャロンを探して開戦間近の帝国にまで訪れ、ミシュラムで改めて告白。アリサとも違う愛を与えてくれた彼との出会いが、改めてシャロンの心を救う。


関連項目編集

閃の軌跡 メイド 身喰らう蛇 執行者 暗殺者

アリサ・ラインフォルト サラ・バレスタイン


エルロイ・ハーウッド ルクレツィア・イスレ…同じく月光木馬團から引き抜かれた結社構成員。

ナーディア・レイン…鋼糸使い、パーソナルナンバーが9、後継組織出身と共通点が多いキャラクター。

ヨシュア・ブライト レン…結社の執行者、かつパーティーキャラクター繋がり

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