プロフィール
所属 | 庭園(軌跡シリーズ)→新生帝国解放戦線 |
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年齢 | 15歳(創)→17歳(黎Ⅱ) |
身長 | 165㎝(創)→172cm(黎Ⅱ) |
CV | 梶原岳人 |
概要
かつては殺し屋として活動していた少年。
相棒のナーディアと共に組織を抜け出してからは、組織の追手から逃亡する日々を送っている。
クールな性格の常識人だが、普段からナーディアに振り回される事が多い。
ナーディアの前のパートナーは彼女の兄『エース(1)』であり、スウィンにとっても良き兄貴分であった。
ある時、彼と共に脱走を企てたが組織に追いつめられ、絶体絶命の中『パートナーの殺せば脱走を不問にする』という組織の掟から、彼はスウィンを裏切り刃を向けたためそれを返り討ちにした事で自身の処断を逃れた過去がある(実は自分を殺させる事でせめてスウィンだけでも助けるために裏切ったフリをしたのが真相)。そんな事から、亡きエースの代わりにナーディアを守る事を誓い、それが行動原理となっている。
エースの兄代わりと言う使命感と元来の朴念仁さから彼女から向けられる異性としての好意には気づいていない。
黎の軌跡Ⅱ
ナーディアと共に突然只の人形になってしまったラピスの本体つまりAIとしてのラピスの手がかりを探して、ルーファスと別行動を取っている。
手がかりを探すために以前世話になったヴァンを頼り、裏解決屋代行をしながらアラミスでの学生生活を送る。そして、グレンデル=ゾルガとも遭遇してそれを制御する緋のアルテラがゲネシスで改竄されたラピス本人であることに気付き、ラピスの奪還を決意する。
潜入の一環として短期留学生という名目でナーディアと共にアラミス高等学校に入学、ナーディア共々幼い頃から暗殺の仕事をやらされていた事から普通の学生生活を心底楽しんでいるようであった。
相変わらず演技が下手で、詐欺販売を摘発する為にナーディアと恋人のふりをした際もどこか危うい感じだった。また、ナーディアのことも相変わらず妹分として見ていて、そのことが彼女をがっかりとさせている。
メネス島終盤にて突如ヴァンたちだけでなく、ナーディアをも裏切りゲネシスを奪って緋のアルテラを操るガーデンマスター側につく。ガーデンマスターこそかつての自分のパートナーでありナーディアの兄であるエースであった。
当時の状況やエース自身の意向でもあったがスウィンにとって彼を殺めた罪の意識は未だ消えておらず、ガーデンマスターにつく事は自分にとっての償いとしてつくことになり、ナーディアに深い絶望と悲しみを与えることになってしまう。
3章終盤にて、自分たちの元にたどり着いたナーディアたちと対峙するも、撤退することになる。実はネメス島での決戦の前からガーデンマスターによるゲネシスの侵食に取り込まれていたものの、グレンデル=ゾルガから密かに侵食が契約に近く、定めた条件と矛盾する一線を越えれば解けると助言を受けていた。そしてエースならば絶対することがない、あれほど大事にしていたナーディアを殺そうとする光景を見たことでガーデンマスターはエースではないと確信したことで侵食が完全に解けた。そして黄金蝶の助けも借りてナーディアを救出し、ラピスも奪回した。
最終的にガーデンマスターを撃破し、わずかの間ながらナーディアと共に本物のエースと再会し自分の罪を吐露するように涙し、短い邂逅を果たした。
「また、お前の傍にいさせてくれ。
これは’償い’なんかじゃない―――
オレ自身がそうしたいんだ。」
こうしてスウィンは償いによるエースの兄代わりを終わりにし、自身の気持ちから改めてナーディアと共にすることを決めたのであった。
これ以降心境が変化したのか学園祭の時にはいつもならナーディアがアプローチする所をスウィンの方からデートに誘うようになったりとアプローチが逆転するようになった。
容姿
青いフード付きの上着を羽織り、手には黒い手袋。髪は茶髪のショート。
首のチョーカーには、自身のパーソナルナンバーである「3」に見える形の飾りをつけている。
黎の軌跡Ⅱでは多少マイナーチェンジされた衣装に他の解放戦線の3人をイメージしたバッチを装備している。(このバッチはスウィンverも含めて電撃スペシャルパックの特典としてついている)
成長期であるため身長が一回り伸びており『これ以上兄妹として見られたくない』という理由からナーディアとしてはこれ以上伸びて欲しくないと思っている。
中性的な容姿で、庭園時代には女装した経験もある。
バトルスタイル
得物は長さの異なる特殊な双剣。この剣にはオーブメントが一体化しており、これで斬った敵には「刻印」(マーキング)がつく。その状態でスウィンがもう一度攻撃を加えると、爆発を起こして普段よりダメージ(100%クリティカル効果)を与えられる一撃になる。
また、この双剣を一本化して長剣化することも可能で、Sクラフト「スリー・オブ・ソーズ」はこの長剣で三段の斬撃を行い、かつ生きていればマーキングがつくという代物である。
立ち合いとしては手数の多さと回避力に長けており、『創』で共闘するデュバリィは「見込みがありますわね」と評し、ヨシュアも「かつての僕以上だね」と評している。
歴代でもヨシュア・デュバリィのほか、リーシャ、フィー、シャロンと同じタイプと言える。
対人関係
新生帝国解放戦線――成り行きで雇われた組織。実態はハッタリだが、スウィンにとってはナーディアとエース以外で初めて信頼できる仲間となる。
ナーディア・レイン――組織にいた頃からの相棒で、脱走後もコンビを組んでいる。ナーディアには好意を寄せられているが、当のスウィンはパートナーの忘れ形見として兄代わりの認識なので全く気付いていない。
ルーファス・アルバレア――雇い主。立場が立場だけあり信用は低かったが、自分達のしてきたことを咎めずに受け入れたことから信頼関係を得る。ある意味では常識人同士でもある。
ラピス・ローゼンベルク――元はナーディアとともに運んでいた荷物。クロスベルの事件を解決するようになってからは共に旅に出るもう一人の妹分。ナーディアとともに自由人気質なので、振り回されることもある。
庭園――所属していた組織。脱走してからは、自分とナーディアをモチーフにした小説を出版され、しかもベストセラーになっている。
剣の1(エース・オブ・ソーズ)――ナーディアの前の庭園時代のパートナーでナーディアの兄。共に脱走したものの見つかった際に自らの手で手をかけることになる。エース自身そうなるように仕向けていたもののスウィンには長らくその事を罪の意識として抱える事となる。そして前述の通り姿形が同じな者によって一時彼の傘下となってしまう。
エンペラー――スウィンとナーディアがいた《剣》の庭園の管理人。エースの犠牲を経て、殺すことに成功する。後にルーファスとラピスの協力を得て、そのコピーも撃破する。また、エンペラーの古代遺物は各地に散らばっている。
E×E――庭園の後輩。庭園から解放されながらも自分達とは真逆な生き様をする二人となにかと因縁を持つようになる。
ヴァン・アークライド――詳しい時期は不明(少なくともクロスベル再事変の前である事は確実)だが、ナーディアとともに世話になった人物。
レン・ブライト――《結社》の元執行者。共にヨルグ・ローゼンベルクの世話になったことがある。
ヨルグ・ローゼンベルク――ヴァンの紹介で暫く世話になった人形技師の老人。別れ際に彼とナーディアにとある仕事を依頼する。
関連タグ
アークライド解決事務所――かつて世話になったヴァン・アークライドの解決事務所。古巣の庭園の幹部達が関わった事件を解決しており、彼らの知らないところで縁が生まれている。