概要
名称の由来は、ナーディアが普段、スウィンを「すーちゃん」、自分を「なーちゃん」と呼んでいる事から。
『黎II』ではイーディス旧市街のアーニャからも「すーなー」と呼ばれている、公式の略称である。
要人の暗殺等を生業とする『庭園』のパートナー同士であり、共に組織から逃亡した後も一緒に行動している。
創の軌跡
スウィンは自由奔放なナーディアに振り回されながらも彼女を護ることを誓っており、ナーディアも人を疑うのが苦手なスウィンを影で護る役に徹している。
ナーディアはスウィンの事を異性として意識しているが、スウィン自身は彼女を亡き兄(スウィンの元パートナー)の代わりとして見ているため現時点ではナーディアの片想いで、新生帝国解放戦線のボスにも見抜かれるほど分かりやすい。
黎の軌跡Ⅱ
相変わらずナーディアの片想いで、しかも身長の差が広がって下手をすれば兄妹に見られかねないとナーディアは焦り気味。また、分かりやすいアプローチをしているためにアークライド解決事務所もルーファス同様基本的に見守っている。
が、ラピスのAI部分を追う仮定で黒幕のガーデンマスターが死んだはずの『剣の1』=ナーディアの兄であるという驚愕の事態が発生。しかもスウィンは償いと称してナーディアの元を離れてしまう。
死んだはずの最愛の兄と同じ顔の敵とその敵を兄と認識している最愛の人が二重で離れていったナーディアはネメス島から戻った五日間、完全に塞ぎ込んでしまった。二人は知る由もないが、かつてヨシュアがエステルの元を、ヴァンがエレインの元を去っていたのと同じく……スウィンもまた自分の行動がナーディアを深く傷つけてしまうのを承知で、償いのために離れていってしまった。
そして、繰り返された三日間をヴァン達が奮戦していた頃、ナーディアはディルク記念公園にスウィンとガーデンマスターがいるのを突き止め、七つ目のゲネシスを奪ってアニエスに手渡した。それから、一日目に戻ったことでナーディアはガーデンマスターの本拠地に突入し、スウィンとも対峙。
スウィンはナーディアが自分を倒すべき敵と割り切ったと思っていたが、ナーディアは割り切っていなかった。二人でラピスを取り返すために、スウィンと戦っていた。ヴァン達も呼びかけるが、スウィンは『剣の3』としての自分を通すと答えなかった。が、ナーディアはスウィンの目を見て、何か気付いた。
最深部でガーデンマスターと対峙し、ナーディアはガーデンマスターを安っぽいと糾弾、激昂したガーデンマスターがナーディアを殺そうとした瞬間……
――――させるか、偽者が!!
エースでは絶対にあり得ない、ナーディアを殺すという行動がスウィンが受け入れた侵蝕を打ち破らせ、ガーデンマスターを斬った。そのままナーディアもラピスを取り返し、ようやくスウィンはナーディアの元に戻ってきた。
ガーデンマスターを倒し、僅かな時間ながらスウィンにとっても兄だったエースと再会して二人は1ヶ月程度のアラミスの学校生活を満喫する。尚、エースの代わりという役目に自らを縛っていたスウィンがナーディアに対してやや素直になり、自分の方からデートと言った。が………
どどっ、どうしよう!!すーちゃんがおかしくなっちゃった!
いきなり攻守が逆転したためにナーディアはパニックを起こしてしまった。
エース本人と再会したことが良いきっかけになったが、完全なゴールまではまだ暫くかかるだろう。