概要
『閃の軌跡』のリィン・シュバルツァーとアリサ・ラインフォルトのカップリング。
閃の軌跡Ⅰ
始まりはトールズ士官学院入学の際のオリエンテーリングにて、床が斜めに傾くトラップでとんだハプニングが起きた事によって互いに前途多難なスタートを迎える事となる。(正確には不意のトラップによりバランスを失っていたアリサをリィンが体を張って受け止めたための不可抗力である)
それからしばらくは気まずい関係ではあったが、前述の事情を承知していた事もあったため初めての特別実習に向かう前に謝る事ができ和解する。
家庭の事情から一人で抱え込みがちな性分であるアリサに対し誰に対しても真摯に話を聞いてくれるリィンに徐々に惹かれるようになる。
アリサがリィンに想いを寄せていることは明確だが、それを周りが指摘すると、怒りながら否定する。
アリサの絆イベントを進めていくと、文化祭で踊る二人の姿や部活に励むイベントが発生する。序盤の絆イベントでは関係が完全に修復出来ていないこともあり、ツンデレ全開のアリサが見られる。
閃の軌跡Ⅱ
戦線離脱後、仲間を探すために帝国各地に赴くリィン、その最中ノルドにてガイウスやミリアムと共にアリサと再会する、その際には感極まって祖父や仲間達の前であるということも忘れてリィンに抱きついて再会を喜んでいた程である。
アリサの絆イベントでは、実は劇中から9年前、二人は子供の頃に一度会った事がある事が判明、アリサが家族とユミルへ旅行に行った際雪山で迷子になったアリサをリィンが見つけて里へ送り届けたというエピソードがあった。
アリサの絆イベントを完走すると、他のキャラ同様決戦前夜の第三学生寮及び後日譚にて恋人となるイベントが見られる。
その後それぞれの考えをもってリィンを除くⅦ組はトールズを1年早く卒業、アリサもラインフォルトの立て直しのためにリィンと離れることになる。
閃の軌跡Ⅲ
前作から1年が過ぎ、リィンは政府の依頼をこなす《灰色の騎士》の傍らトールズ士官学院を卒業、リーヴスに新設されたトールズ士官学院・第Ⅱ分校の教官に。アリサは実家のラインフォルトに尽力し第四開発部室長を任されていた。
特別実習にてクロスベルで活動をするリィンと、マキアス、エマと共に彼を助けに来たアリサは再会。
後輩達も驚く程の抱擁をしにいくなど、アリサの想いが強くなっていることが窺えた。また、この頃になるとアリサのリィンへの好意(正確にはアリサに意中の相手が居ること)はRF社の間では公然の事実となっている。
今作の絆イベントを進めていくと、夏至祭にてアリサが告白。晴れて二人は恋人となる。
しかしそんな中、結社や西風の旅団の協力のもと帝国はカルバード共和国との戦争と幻焔計画の完遂のため帝国に古から伝わる呪い《巨イナル黄昏》を広げるため動き出す、そしてその計画の中心に立っていたのは二人の実の父親であった……
閃の軌跡Ⅳ
第二部以降でリィンとアリサは再会。
しかし姉の様に慕っていたシャロンの裏切り、死んだと思っていた父親が地精側の人間であったことにショックを受け、気持ちの整理が付かなかったアリサは当初リィンを拒絶。
後に絆イベントでラインフォルトグループ内にあった黒の工房のネットワークを探したのをきっかけに関係修復に希望が見られるようになる。『翼の閃き作戦』の壮行会を行う夜、改めてアリサから告白して結ばれる。
創の軌跡
アリサがロイドルートでの参戦となるためメインストーリーでの絡みはほぼ無かった。しかし、ミニゲームでは他のヒロインと同様にツーショットイベントが用意されている。
ミシュラムにて水着姿でイチャ付く二人の姿が見られる。
関連イラスト
閃Ⅰ・Ⅱ
閃Ⅲ・Ⅳ
余談
・Ⅳではリィンの場合はプレイヤーの選択次第で恋愛関係になる女性が異なるが、アリサはメインシナリオ内でも明確に好意を表している描写がある事から、閃の軌跡Ⅳで行われた好きなコンビ投票では他の女性キャラクターと大差を付けて上位に入る人気を得ている。
・制作陣の意図もあるのか二人は服の配色や構成が似ている事が多く、学生時代の夏服では互いに左右対称で同じ黒のグローブを装着していたり、Ⅲの服では両者共白を基調とした上着に黒のアンダーシャツを着こんでおり、2023年のカレンダーでの描き下ろしでは両者共赤を基調としたシャツを着ておりさらにアリサはリィンの髪色と同じ黒のスカーフを首に巻いている。
(またペアルックとは違うがⅡでは二人には初代主人公とヒロインの服が特典としてついている)