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CV:中田譲治

概要

エレボニア帝国宰相。元軍部出身でかつては准将の地位にあった。(後にヴァンダイクの後継者だったことが判明。)
優れた政策を打ち出すズバ抜けた政治手腕と実行力から≪鉄血宰相≫の二つ名で呼ばれる。
平民出身だが現在は伯爵の爵位を持つ貴族でもある。
帝国皇帝ユーゲントⅢ世から強い信頼を受け、鉄道網の建設や領土拡大を積極的に行い、更に貴族から既得権益を奪い庶民に開放する「革新派」の中心人物として帝国民から絶大な人気がある。
各地で優れた若者を集めて結成した直属の部下「 鉄血の子供達 ( アイアンブリード ) 」を抱え、彼の強力な力となっている。
非常に計算高く先見にも優れているため、気づけば物事が彼の思惑通りに動いていることも少なくなく、終わってみれば彼にいいように踊らされていたという場面も多い。

軌跡シリーズの宿敵組織でもある[結社]もオズボーンの手のひらに転がされ、計画を乗っ取られたり、最終的に利害が一致したとは言え傘下にさせるなど凄まじい頭脳面を発揮する。

しかしその反面自分の政策を推し進めるため、特に領土拡大のためなら如何なる卑劣な手段も辞さない恐ろしい一面を持っている。
極めて強引かつ卑怯な方法で近隣の小国や自治州を併合し続けた結果、政策の巨大な歯車に巻き込まれて潰されていった者たちは数知れず、敵対したものは降伏を聞き入れずに皆殺しにするなど残忍な性質も持ち合わせているため、彼の絶大な人気に比例して彼に対し激しい怨みと憎悪を燃やす者たちもまた多いのである。
更に既得権益を奪われた貴族たちからも怨敵として扱われ、事ある毎に彼を陥れようと画策している。貴族の支配と取り戻そうとする「貴族派」と彼を中心としる「革新派」の対立は内乱に成りかねないほど既に深刻なレベルに達しているようだ。
このように絶大な人気と裏腹に結社と手を結ぶなど手段をえらばない性質を持つため、オリヴァルト皇子は彼を警戒している。

関連タグ

軌跡シリーズ エレボニア帝国 空の軌跡 碧の軌跡 閃の軌跡 宰相
オットー・フォン・ビスマルク...鉄血宰相の元ネタであるドイツの政治家。















閃の軌跡Ⅱのネタバレ


「久しぶりだな、我が息子よ。
  いや――帝都奪還の立役者たる《灰色の騎士》よ。
  お前には"英雄"としてしばらく役に立ってもらうぞ。」

実は閃の軌跡の主人公であるリィン・シュバルツァーの実の父
ある目的から幼い息子を遠ざけるためテオ・シュバルツァーに彼を任せ「結社」と手を結ぶ。「閃の軌跡」の物語終盤、クロウに暗殺されたかに思われたが実は生きていたことが次回作で明らかになり「結社」の重要部門の一角である「黒の工房」及び「幻焔計画」の乗っ取りを宣言する。














閃の軌跡Ⅲのネタバレ


帝国北部の地主の子として生まれたが、13歳の頃雪崩で家族を失い亡き父が懇意にしていた当時のシュバルツァー男爵に引き取らる、後にリィンの養父になるテオ・シュバルツァーとはそのとき知り合い、彼には「ギリアス兄さん」と呼び慕われていた。

17歳になりユミルを離れてトールズ士官学院に入学、後に鉄血の子供達になるクレア・リーヴェルトの父親とはこの時の学友であったらしい。

トールズ卒業後正規軍に入りヴァンダイクの部下としてその頭角を現すようになり、平民出身の若手のリーダーとして目まぐるしい活躍を果たしていたのである。(エリオットの父であるオーラフ・クレイグはこの当時の部下である。)

35歳の時、辺境の駐屯地で知り合ったカーシャと結婚、その後すぐに息子のリィンが生まれ准将に昇進し公私共に順風満帆な日々を送っていた。

しかし14年前、その存在を疎んでいた貴族派将校であったルドルフ・アランドール准将(レクターの父)の雇った猟兵団により自宅を襲撃され妻のカーシャは死亡、息子のリィンは心臓を貫かれ生死の境を彷徨っていたがこの時自らの心臓をリィンに移植されていたことが判明する。(クロウに撃たれて無事だったのはこのためである)

その後すぐ百日戦役が開戦し暫く行方をくらましていたが、3カ月後に突如復帰してすぐ開戦原因であったハーメルの悲劇の後始末の後、わずか10日で百日戦役を終結しリベールと停戦協定を結んだのであった、この時の活躍が評価され帝国宰相としての地位を手に入れたのいであった。(この間にリィンはユミルにいるテオ・シュバルツァーに預けていたのである)

そして今、黒の工房、西風の旅団、前作で袂を分かったはずの結社をも利用して「表」では共和国への開戦、「裏」ではふたつの至宝が合わさりし呪い根源である【大いなる黄昏】を帝国中に広げるために動き出す。

それだけではなく、七体の騎神の一体である《黒の騎神》イシュメルガの《起動者》であることが終盤で明らかになった。

「――それでは始めるとしよう、リィン。
 世界を絶望で染め上げる、昏き終末の御伽噺を。」















閃の軌跡Ⅳのネタバレ



「―――思えば数奇な人生だった。」



その真の正体は獅子心皇帝と名高いドライケルス・ライゼ・アルノール大帝の転生体であることが明らかになった。(ユーゲント皇帝陛下がオズボーンの行いに何も言わないのはこのためである)

いつからそうなったのかは不明だが前世である晩年のドライケルスは黄昏の呪いそのものであった《黒の騎神》イシュメルガによって肉体と精神を蝕まれており、その死後ギリアス・オズボーンとして転生してからも呪いの声は聞こえ続けていたがそのことは誰にも話すことは出来なかった、この事を唯一知っていたのは前世の頃に恋仲であった結社の最高幹部であるアリアンロードことリアンヌ・サンドロットだけであり、彼女が協力的だったのはこのためである。

イシュメルガに転生前から自身の《起動者》になる器と見込まれ干渉され転生後も目をつけられ最終的に黄昏の呪いで暴走した貴族軍人により妻であるカーシャを失いリィンも心臓を損傷し瀕死の重傷にさせオズボーンを精神的に追い込んだ―――

「女神よ!!いや、悪魔でも何でもいい——
 この身がどうなろうと構わないから、俺たちの息子を助けてくれええッ・・・!」

その言葉に誘われて現れたイシュメルガとの取引……妻に加えて我が子まで喪おうというオズボーンに元より選択の余地などなく、リィンの命を救うためイシュメルガの《起動者》となる。その際に不死者となり自らの心臓をリィンに移植したのであった。(なおこれ以前は一人称がであったのがこれ以降になっており、恐らくイシュメルガの起動者になった際にドライケルスの記憶が蘇ったものと考えられる)

その際に移植した心臓の影響で黄昏の《贄》となったリィンと《相克》の最終決戦にて対決。

この時ドライケルスの精神もありかつての相棒だったヴァリマールを呼ぶこともできた。(ただし現在の相棒であるリィンの意向を汲んで前もって確認した上で)

息子のリィンとその仲間達のこれまでの試練に打ち勝った事に対する賛辞の後、獅子心皇帝として、そしてトールズ士官学院創立者として

そなたらの礎を築いたドライケルス・アルノールとして命ずる。全身全霊で諍うがいい、トールズのⅦ組よ!!

と言い、リィンたちⅦ組も

了解、創立者殿(イエス・ファウンダー)!!
御意、獅子心皇帝(イエス・ユア・マジェスティ)!!

と応えて、最後の戦いが始まる。

激戦の果て、最後はリィンとの一騎討ちに敗れる。

隠され続けた彼の真の顔は息子であるリィン同様、責任感が強く自己犠牲心の強い優しい人物であることがトゥルーエンドにて明かされた。(恐らく仮にリィンが相克で敗北した場合、ノーマルエンドのリィン同様黄昏の呪いすべてを自らに収束した後消滅していただろうと思われる)


行動パターンが似すぎているとリィンに言われるが、オズボーンは

己を捨てて他を生かすのではなく、己も他も生かすのを最後まで諦めるな

と述べ、相克にてリィンに力を託した聖女リアンヌ猟兵王と共にこの世を去った。






















想い出の眼差しは熱く






大戦の後、死亡扱いとなった彼の遺品整理をした際に偶然に残っていたものをリィンはユーゲント陛下から受け取った、それは赤ん坊の頃の自分と共に父と母が写っていた家族写真であった。



そしてその日の夜、リィンは夢を見た——



それはイシュメルガの起動者となり大戦の直前に至るまでのオズボーンの心境そのものであった。

鉄血宰相として"人"としての生を捨てた自分の事、様々な経緯がありながら駒として集めながらも父としての情で見守っていた子供たちの事、来世の身になっても自らの身を案じてくれる盟友の事、自らとは違うやり方で帝国の未来を見据えて動いていた好敵手の事、予定調和だった自分の筋書きを見事に出し抜いてくれた宿敵の事・・・・そして、自らの過酷な宿命に巻き込むような形で《贄》としての役割を押し付けながらも、その運命に必死に諍い続けてきた息子の事を。

そして黄昏の最終決戦前、息子との闘いを前にして彼は思った——

「・・・奇跡などこの世には望むべくもない・・・・・
 だが、もし私のような者の祈りを女神が聞き届けることがあるならば。

 どうか―――リィンの未来に光あらんことを。」



それが真実なのかただの夢なのかを問える者は誰もいない——

一人で全てを背負い込み、世界と息子の幸せを願う・・・
そんな所に彼と親子の証を実感していたリィンは
もうひとつの証である彼の心臓にひとつの想いをのせていた——

それは「これからも精一杯生きる事

それがこれまで親孝行ができなかった息子としてせめてもの親孝行になるだろう事に。



これは後にそれを知ることができなかった自分に対して言った「大切な人たちが幸せになってもらうために、まず自分が幸せにならなければいけない」と言う彼の目標に至ったきっかけのひとつであると言ってもいいだろう。



能力

上記の通り軌跡シリーズの中でも最高の頭脳を誇り、知力、戦略、戦術や政治力、作戦能力、 計画性や先を見据える力など、どれをとっても敵うものがいないと言える位に凄まじい能力である。また百式軍刀術を極めた達人で剣の戦闘力は帝国最強の剣士達と互角の領域である。だが不死者になっているためリィンの【鬼の力】のように更に能力が高まり、【人外】の領域といえる力を持ち最終的な戦闘力はアリアンロードに匹敵またはそれ以上の実力を誇る。
戦闘力と頭脳面を合わせた総合能力はまさに軌跡No.1といえる。碧の軌跡まで総合能力が優れていたカシウスをも遥かに凌ぐといっても過言ではない恐ろしい実力者である。

対人関係

リィン・シュバルツァー…実子。だが、ハーメルの悲劇を巡る事件とイシュメルガの起動者になった事と合わせて、弟同然のテオに託す。その後も、それとなく息子を気に掛けていた姿は正に父親であった。

カーシャ・オズボーン…リィンの母であり彼が妻として愛していた女性。詳しい素性は未だ不明であるが10歳近く歳が離れており彼女と結ばれた際は随分囃し立てられていたとの事。イシュメルガの陰謀により命を失ったが死の寸前まで息子のリィンを案じていた。

アリアンロード身喰らう蛇の最高幹部蛇の使徒の第七柱。だが、前世からの因縁で結ばれた同志でもある。

トールズⅦ組…ドライケルスとして設立したトールズ士官学院の生徒にして、ギリアス・オズボーンとしての後輩達。息子の同級生や教え子達ということもあり、オリヴァルト皇子とは違う意味で、彼らにも期待をしていた。

鉄血の子供たち…ミリアムを含め、直属の部下達。上司と部下若しくは子飼いとも言うべきだが、全員が抜きんでた才能を誇る。それぞれの事情で全員が親ひいては家族というモノを失っていた関係で、オズボーンは精神上の父親になっている。オズボーンにとっては彼らだけでなく、自分自身も駒で当人たちもそれを承知している。

レクター・アランドール…最初に出会った子供。何よりも、かつての同僚でハーメルの悲劇を仕組み、妻カーシャを奪ったルドルフ・アランドールの息子。既にリィンを手放し、妻の仇の息子以上に手放したリィンを重ねていたのか、貴族に命を狙われていたレクターの保護者を買って出た。以後、任務も兼ねてリベールへ留学させるなど面倒を見ており、レクターからも『オッサン』と軽々しく呼ばれている。

ルーファス・アルバレア…二人目の子供で、後の長兄。自分自身の存在を見いだせなかったルーファスは、平民出身の宰相に興味を抱いて接触する。それを全てあしらい、心酔してからルーファスはオズボーンを父として、乗り越えようとする。ルーファスの並外れた才覚を見抜いたオズボーンはイシュメルガを葬った後の帝国を託せる人物としても、期待をしていた。

クレア・リーヴェルト…三人目の子供で、長女。トールズ時代の学友の娘であり、叔父の陰謀で家族を失った彼女が目覚めた能力に気付き、復讐をお膳立てした。以後はトールズの入学などを計らい、父として見守っていた。

ミリアム・オライオン…情報部に所属する鉄血の子供たちの末っ子。年齢差もあって、最も親子らしい関係でレクターとクレアからも実の妹のように可愛がられていた。ミリアムからは「オジサン」と慕われており、オズボーン自身も可愛がっている。

テオ・シュバルツァー…引き取られたシュバルツァー男爵家での少年時代を共に過ごした親友で、実の兄弟のように親しかった。ハーメルの悲劇にまつわる陰謀で全てを喪い、同時にその元凶を葬ることを密かに決意したオズボーンはせめて息子が関わらずに済むように願い、彼に我が子を託した。
以後の交流はないが信頼関係自体は続いており、戦争直前の時期になってもユミルに直接的な手出しを許さず、テオのことを自分とは異なる形でのリィンの父と認めている。



オリヴァルト・ライゼ・アルノール…帝国の皇子で、リベールの事件を通じて本格的に対立する。自分と違う形で帝国の未来を見据える彼をオズボーンは好ましく思い、ルーファスと並び帝国の未来を託せる彼の死はオズボーン自身にとっても痛恨事であった。

クロウ・アームブラスト…かつて謀略を持って併合し、失脚に追いやったジュライ市長の孫。当然ながらクロウからは祖父の仇として憎まれ、一度は狙撃された。これはオズボーンにとって完全な計算外で、全てがイシュメルガによって仕組まれた事態の中でありながら、それを出し抜かれたこと自体が喜びで、賞賛した。

セドリック・ライゼ・アルノール…オリヴァルト皇子の弟で、皇太子。華奢であるが故に屈強さを感じさせるオズボーンに心酔していた。内戦で彼の治療を行ってからは、その影響下に置いていき、実父とは違う形で父となっていく。



特務支援課…クロスベルの通商会議で出会っている。D∴G教団の事件を解決した彼らに興味を抱き、クロスベルの併合後は警戒対象にもなっていた。同時にⅦ組と違う意味で気に入っていた。

リベール組…支援課とⅦ組ほどの接点はない。しかし、百日戦役の遺族ハーメルの生存者通商会議で出会ったリベールの王太女に加え、オリヴァルト皇子もこのメンバーなので、無関係とは言えない。


ヴァリマール…ドライケルス時代に乗っていた騎神で相棒。ドライケルス時代はリィン同様に強い信頼関係があった。

イシュメルガ…帝国の呪いの元凶。オズボーンとリィンを始め、多くの人々の人生を狂わせた存在。ドライケルス時代から目を付けられており、現在の姿に転成しても尚、幼少時から取り憑かれていた。
オズボーンにとっては妻を奪った元凶でありながらも起動者となったが、それは起動者という形でイシュメルガの下僕になるだけではなかった。寧ろそれに甘んじるどころか、逆にその悪意自体を抑え込んでいた。そればかりか、敢えてイシュメルガの思惑に乗る形で呪いごとイシュメルガを葬る方法を模索していた。
つまり、始めからオズボーンは自分ごとイシュメルガを葬るつもりであり、ルーファスを始めとした『鉄血の子供たち』やオリヴァルト、Ⅶ組に期待していたのもイシュメルガを滅ぼした後を託せる人材を探す意味合いもあった。

関連タグ

軌跡シリーズ 哀しき悪役 極上の父

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