リベール組
りべーるぐみ
リベール王国で発生した情報部のクーデター及び『七の至宝』の一つ、『輝く環』を擁する空中都市『リベル=アーク』の出現による異変を解決した遊撃士を中心にした若者達。
遊撃士、リベール王家、民間人、七耀教会、更にはエレボニア帝国の皇子など彼らは立場を越えてゼムリア大陸全土を揺るがしかねない事件の解決に大きく貢献した。
リベール組と言われているが、上記通りメンバーはリベール王国民だけではなくエレボニア・カルバード・クロスベル・アルテリア法国と多国籍なメンバーが集まっている。
後に閃の軌跡と創の軌跡ではリベールで起きたいくつもの事件を解決したグループである事からリベール組と呼ばれる様になる。
リベールの事件が解決した後も互いの社会的な身分を超えた交流が続いており、後にクロスベルとエレボニア帝国に現れる英雄達をそれぞれの立場を最大限に利用して手助けしている。
尚、彼らはリベールの事件を通じてかつてリベールと帝国の間で勃発した『百日戦役』にまつわる惨劇を知り、リベールと帝国の二つの戦いを通じてそれらの根源を絶ちきっている。
準遊撃士のエステル・ブライトとヨシュア・ブライトは正遊撃士の資格取得と行方をくらました父カシウスの捜索を予て王国を回ることとなる。その先々で空賊や謎の黒装束の集団と遭遇し、それらを行く先々で出会った人々とともに退けていく。
その中、父に送られたオーブメントが『導力停止現象』という未知の現象を引き起こす事を知り、それを利用した王国軍情報部のクーデターと、各地の事件が情報部の陰謀であったことを知る。王都を訪れたエステルとヨシュアは親衛隊や先輩達の協力を得て、各地で出会った仲間と共にコレを阻止する。
クーデター鎮圧直後にヨシュアは姿を消し、エステルはヨシュアを探す決意をする。クーデター後に解散した仲間達も合流し、クーデターを裏で操っていた身喰らう蛇の陰謀とそれらが女神が人に授けた七の至宝の一つ、『輝く環(オーリ・オール)』を手にするためだと知る。
エステルはヨシュアの過去を知りながらも、共に歩む想いを告げて連れ戻し、遂に至宝と共に復活した空中都市《リベル=アーク》に乗り込み、王国を襲った導力停止現象を解決する。
しかし、それは敵でありながらもエステル達に大きな影響を与えたヨシュアの兄同然であった剣帝の死と引き換えであった。
異変解決後、エステルに協力していた七耀教会の神父ケビン・グラハムは幼馴染みのリース・アルジェントと共にリベル=アークの残骸から回収された古代遺物の異変に巻き込まれ、不思議な空間《影の国》へ飛ばされる。
その異変にエステル達も巻き込まれ、やがてその異変が現実世界を侵食する恐れがあることを知る。元の世界へ戻るために再び集まった彼らは《影の国》を支配する《影の王》を撃破して、無事に元の世界へ帰還する。
最初期メンバー
当初は新米の準遊撃士だったが、旅を通じてリーダーとして成長していく。
エステルと同じ新米遊撃士。クーデター後、しばし行方を眩ませるが復帰する。
遊撃士の一人。エステルとヨシュアの先輩として、指導していく。
帝国から旅行に来た演奏家。あまりの奔放さからスチャラカ演奏家と毒づかれるが……
リベールの名門校に通う女学生。可憐な容姿ながら剣術の使い手で、ある秘密を抱えている。
クーデターに祖父が巻き込まれたのをきっかけに参加した、最年少メンバー。
リベール出身の遊撃士。剛剣の使い手でもある。
カルバード共和国のA級遊撃士。拳法の達人である。
情報部のクーデターを鎮圧した最古参のメンバー。エステルとヨシュアはその中心で、オリビエとクローゼは全メンバーで最も高い社会的地位を持ち、以後もその地位をもってエステル達をサポートしている。
SCより追加
クーデター後、度々協力している七耀教会の神父。ひょうきんながら、実力は確か。
空賊団の最年少メンバー。エステルとは当初、敵対していた。
王室親衛隊の士官。ある要人の護衛も兼ねている。
オリビエと旧知の帝国軍人で、彼のお目付役。
リベル=アークの出現による導力停止現象の解決のために参加。ケビン以外はクーデター前にエステルと出会っている。