概要
正式名称は「特務科・Ⅶ組」。
トールズ士官学院・第Ⅱ分校における特別クラスであり、リィン・シュバルツァーが担任教官を務める。なお、『閃の軌跡Ⅳ』序盤では敵勢力にリィンが捕らえられたため、リィン救出までの間はⅧ組担任教官であるランディ・オルランドが教官代行・引率を務めるほか、リィン救出においてはトールズ士官学院元教官で初代Ⅶ組担任・サラ・バレスタインが事実上の教官代行・引率を務めた。
リィンらがトールズ士官学院本校時代に所属していたⅦ組と区別する場合は「新Ⅶ組」「第Ⅱ分校Ⅶ組」と専ら呼ばれており、彼らも初代Ⅶ組同様に帝国の英雄といえる存在である。
初代Ⅶ組同様に出身も様々。が、それ以上にリィン達以上の問題児(とりわけリィンに対し敵対・悪意的な態度を見せる者が多かった。)が揃っていた。
帝国の当時の情勢に翻弄されながらも、様々な事件を経て成長。敵勢力一同によって惨敗し、多大な爪痕と犠牲により心身・気力をズタズタに破壊されて降参した初代Ⅶ組を一喝して立ち直らせ、更にリベールとクロスベルの英雄と共に帝国を蝕んできた呪いを滅ぼした。
2年後になる七耀暦1208年に全員が卒業した模様で、その後輩がカルバード共和国のアラミス高等学校へ留学することになる。
新Ⅶ組は後輩達に受け継がれているらしい。
メンバー
併合されたクロスベル自治州クロスベル市出身。元々はクロスベル警察学校生で、軍警学校改組でのトラブルで全単位取り消しを受けるが軍警学校臨時教官の推薦で第Ⅱ分校に転学・編入。
武術名門・ヴァンダール家の末子。実家が皇族守護の任を解かれたことで愕然とし、トールズ本校入学を辞退するところで、兄・ミュラー中佐の勧めもあり第Ⅱ分校に入学した。
情報局のエージェント。一年にわたり、リィンのサポートをしていたが、一士官学院生として入学。
Ⅷ組・戦術科から移籍。呪いとの関わりも深く、ある事件のもうひとりの生存者。当事件の関連人物の推薦で入学した。
Ⅸ組・主計科から移籍。アストライア女学院からの転学生でもあるが、新Ⅶ組や第Ⅱ分校ひいては初代Ⅶ組を用いた真の目的があった。
関連タグ
リベール組――――帝国の呪いと間接的に縁があり、それによって引き起こされた事件の生存者もいる。
特務支援課――――併合されたクロスベルの警察部署。呪いが本格化した折に共闘する。
初代Ⅶ組――――リィンを含め、トールズの先輩達。一度惨敗した彼らを立ち直らせ、最終局面まで共闘する。
新生帝国解放戦線――――他の英雄達同様、唐突な形で共闘している。