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CV:相沢舞(閃Ⅰ・Ⅱ)、進藤尚美(閃Ⅲ・Ⅳ・創)

概要

ユーゲントⅢ世の嫡子にして、第一皇位継承権を持つエレボニア帝国の皇太子。皇女アルフィンの双子の弟で、オリヴァルト殿下の異母弟。

優しく素直な性格でやや引っ込み思案。異母兄であるオリヴァルトを尊敬しており、三兄妹の仲は極めて良好だった。また、積極的な政策を推し進めるオズボーン宰相に憧れている。

双子の姉アルフィンと共に『帝国の至宝』と呼ばれ、国民からは愛されて絶大な人気を誇る皇太子。ちなみにアルフィンが「(セドリックは)わたくしよりも人気」と言うことから、国民的人気は姉より上である。中性的な容姿から社交界でも人気が高いが、本人は複雑な感情を持っている。そっち方面のファンも大勢いる様子。

が、その一方で「後継者のくせにひ弱」と一部の貴族から陰口を叩かれており、他にも本来なら兄が継ぐ継承権を譲られたような負い目、双子ながら余りにも保護者目線である姉に対する複雑な感情など、多くのコンプレックスを抱え、それらが起動者となったのをきっかけに暴走することになる。

各シリーズでの活躍

閃の軌跡Ⅱ

内戦時、貴族連合首魁のカイエン公爵によって皇城地下に眠る『緋の騎神』の鍵として拉致監禁、さらに劣勢に追い込まれたカイエン公爵によって緋の機神に取り込まれ、対峙するⅦ組を襲う。

激戦の末にリィンたちⅦ組によってセドリックはからくも解放されるが、その戦いで致命的重傷を負い、その後戦死したクロウにⅦ組一同が気を取られたところでカイエン公が最後の悪あがきでセドリックののど元に短剣を突き付け、人質に取られてしまうが、そこにルーファスが参上、カイエン公は助太刀と思われたが、逆にセドリックに刃を突き付けたことで「不敬罪」の現行犯としてアルティナの戦術殻『クラウ=ソラス』の一撃を食らって拘束される。その後オズボーンが登場し、鉄血の子供たち一同によりセドリック自身は意識を失っていたが身柄を確保された。


閃の軌跡Ⅲ

『緋の騎神』の核として利用された事件をきっかけに心身のバランスを崩してしまい、予定していたトールズ士官学院への入学も見送られることになった。
そして一年半後、心身ともに回復し、満を持してトールズ士官学院本校に入学。オズボーン宰相に多大な影響を受けたらしく、性格から剣技に至るまで別人のように豹変しており、たくましくなった一方で傲慢な態度や発言が多くなり、姉のアルフィンや長年の付き合いがあるクルトが不安を抱くほどだった。

オズボーン宰相に心酔しており、皇太子としての立場と『緋の騎神』の起動者としての力を利用して積極的に協力し、ついには黒の史書に従うように暴虐な蛮行を行うに至る(後述)。

閃の軌跡Ⅳ

性格の変貌やオズボーンの影響も、実は絶対悪の精神体・イシュメルガに唆されたものだったことが判明する。

短期間で大きな力を手に入れたものの、力に対して精神が伴っておらず、劣勢な状況やアルフィンなど家族の言葉には簡単に逆上、自棄になるなど、徐々に皇太子としてのメッキが剥がれていくようになる。そうした不安定な兆候が黄昏が始まる前後から見られ、シャーリィからは心配されていた。それらの要因から、黒のアルベリヒからはテスタ=ロッサ共々全く当てにされず、カンパネルラからもリィン達に勝つ望みは要塞の力と騎神込みで6:4と評価は余り高くなく、能力面ではまだ未熟であった。

さらにはセドリックに付き従ったトールズ本校生徒もトールズ第Ⅱ分校占拠時に疑問を抱くようになり、ついにはセドリック・シャーリィが第Ⅱ分校を離れた隙にリィンや新旧Ⅶ組、そして第Ⅱ分校生徒によって第Ⅱ分校を奪還されるが、同時に本校生徒もセドリックと決別、リィンたちに同調して反目することになる。

最後、機動要塞での最終決戦時、《黒》の呪いの枷が外れたことにより、自分の蛮行が次々と頭の中で流れ、心身が壊れ自暴自棄になる中、共闘するシャーリィに発破をかけられ自らの原点、コンプレックス、無様さを受け入れながら立ち直り無二の友であるクルト達に勝負を挑み、そしてリィンとの相克に挑んだ。

相克に敗れ、その後イシュメルガ打倒が果たされた後、リィンたちを遠くで見届けるところでシャーリィに「戻らないの?これが最後のチャンスだよ」と言われるが、今戻れば戦争の主導を行った者であり皇太子の立場上極刑にはならず、皇家にしこりを残してしまうと語り、このまま行方不明の形をとって贖罪のために帝国を出奔することを決める。皇太子の立場を利用して世界を混乱に導いたのに半端な罰や一族のお荷物になるのを是非とせず、『次代皇帝』という輝かしい未来を捨てる事こそが今の自分に出来るせめてものけじめの付け方であると判断した決断である。

その後シャーリィに連れられて猟兵団「赤い星座」を経て結社『身喰らう蛇』に入ることになる。

古のアルノールの血統の魔力に期待はされているが「世間知らずだ」と幹部の第三柱執行者No.0 『道化師』が語るほどのため、当面「赤い星座」に預けられるようである。

創の軌跡

執行者候補生として赤い星座での訓練を受けるが、そこで自身の実力不足を思い知らされ、打ちのめされる。それでもまだ嘗ての身分を捨てきれず、心が折れかけるが、シャーリィの叱咤と更なる訓練という名のしごきで今の自分が皇子ではないただのセドリックである事と自分自身の未熟さを改めて認め、「プライドだけ高い半端者のまま犬死にしたらリィンやクルトに顔向けできない。それは彼らへの冒涜。」と腹を決め、しごきを乗り越える。自分自身の罪と未熟さを改めて認めたことで例え正しくない道でも自分の足で歩き続けることを決意した。どんな形であれ、セドリックは今度こそ成長し、自分自身の決めた道を歩み始めたのである。

その後は無事に執行者候補としての試練をクリアし、の結婚式を遠くから見守る。去り際に使用した結社の戦術オーブメントには「XIX」が刻まれており、それは彼が執行者No.XIXとして認められたことを意味していた。

シャーリィとは良き師弟或いは相棒のような良好な関係を築いている。また、シャーリィの方もセドリックを弟のように思っており、また二人でリィンやクルトの前に現れる日が訪れるかも知れない。

対人関係

クルト・ヴァンダール――――幼馴染みで、互いに親友と呼べる仲。…………だったのだが、ヴァンダール家が皇族守護の任を解かれてから二人の関係が狂い始める。僅か一年足らずでたくましくなった一方で、あまりにも傲慢になった姿にクルトは当然困惑し、セドリック自身も見下すようになる。が、相克を通じて形はかなり違いながらも互いの兄達のように友に戻り、同時に好敵手という関係に発展する。
しばし見下していたが、クルトが父や兄と比較してあまりにも華奢でヴァンダールの主流である剛剣術(実際、ヴァンダール家が名をはせたロランは双剣術の達人ではあったが、250年の間に剛剣術が主流となっている)を使えないコンプレックスは知っており、作中の様子からクルトへの情は最後まで捨て切れていなかった。
互いの身分に伴う責任からコンプレックスを打ち明けられないまま、作中の時点まで半端な関係であったのが発端としか言い様がない。身分を考えれば無理のない話だが、相手に遠慮して踏み込まなかったのが、兄達との決定的な違いだろう。

シャーリィ・オルランド――――結社及び赤い星座でのお守り役兼指南役。元々結社の計画方針の変更と彼の騎神が愛用の武器と同じ名前であった関心から着いていたが、次第に情緒が不安定になるセドリックを案じて、クルトとは違う形で叱責する。その後、相克で敗れるまで最後まで付き合うなど、異性というよりは弟のように案じていた。恐らく、赤い星座で年少であった故に初めて身近に接する年下故に気にかけていたのかも知れない。
ケジメをつけたつもりでも、未練が残るセドリックを死ぬ気で鍛え、坊ちゃんと軽々しく呼んで、セドリックも受け入れるなど奇しくもクルトではなく彼女がにとっての親友の位置取りになった。
セドリックにとってもズケズケと言ってくる相手は彼女が初めてであったためか、かなり気を許している。

オリヴァルト・ライゼ・アルノール――――敬愛する兄。リベールの事件解決に大きく貢献し、通商会議にも出席する兄を心から尊敬し、大して歳が変わらないのに同じ大役を背負うリベールのクローディア王太女にも尊敬やシンパシーを抱いていた。が、才気に溢れるにも拘わらず、兄が継承権を持たない事実は能力に乏しい自分が譲ってもらったという負い目につながり、暴走の一因にもなる。(実際は兄だけは母親が平民出身だからというのが事実)兄の方は自分自身でそれを養うのを期待していたが、様々な要因でセドリック自身の成長は彼が帝国を捨てた後になる。

アルフィン・ライゼ・アルノール――――双子の姉。仲は良いのだが、双子なのに保護者目線で接する彼女の気遣いや、世間での『姉の引き立て役』と言う立場がコンプレックスになり、アルフィンも暴走するセドリックとの距離感が狂ってしまう。

ギリアス・オズボーン――――華奢故に豪腕な政治家である彼に憧れ、起動者になったのをきっかけにその傘下に加わる。彼の加入は、オズボーンが皇帝家の権限を背景に目的を推し進める大きな要因にもなる。

Ⅶ組――――命の恩人で、特にリィンが憧れの英雄でもある。元々憧れていたが、自分を助けるために彼らがクロウを喪った=自分の弱さがリィン達を悲しませたと強い自責の念に苛まれる。

リィン・シュバルツァー――――恩人の一人で、セドリックにとっては英雄。一年早く入学していれば、彼の後輩になれたという心残りひいてはクロウや一年早く卒業したⅦ組に代わって仲間になりたかったという純粋さが暴走の引き金になるという皮肉な結果になる。

新Ⅶ組――――同期生。クルトも含めて見下していたが、精神の不安定さや場数の少なさが原因で度々後れを取る。最終的に彼らと関わったことで成長したⅠ組の同級生達もセドリックを慕うが故に、セドリックの元を離れる。

蛮行と、それに至った内面と本質

Ⅱまでは愛らしい美少年だったが、Ⅲ以降はイシュメルガに唆されたとは言え、様々な経験により性格が歪んでしまい、悪い意味で皇族らしい人間になってしまった。

具体的には『本人もワガママとある程度自覚しているとはいえ、権限を笠に本校で強引に特別実習を行う』、『本人なりの未練や情からリィンやクルトを本校に引き抜こうとする』、といった悪い意味での専制君主に近く、しかも『次期皇帝』という傀儡故に周囲の悪意ある者が利用する側としては最も都合が良い立場であるがために最悪のケースとなっていた。

ただ、入学までの間に自分を鍛えた故にそれまで欠けていたカリスマ性も身につけてかつての批判を乗り越えるなど、決して悪い成果ばかりは生んでいない。が、内戦での自分の不甲斐なさが許せないあまりに、トールズの理念や皇族の責務に対する答えを出さないまま強大な力を手にした事が、世界を破滅に向かわせていくことになってしまう。

上述にあるように自分の弱さのせいでリィン達がクロウを喪った負い目、同時にリィン達の後輩ひいては仲間になりたかったという本音を吐き出しており、本質的には良くも悪くも善良で、皇族の責任や自分の弱さから力を渇望してしまった

ひ弱と陰口を叩かれてはいたものの、起動者になった後に自分を鍛えて本校への入学を果たし、本校の成績も首位を取っており、それ自体が実力なのはⅦ組全員が認めている。

実際、起動者としての恩恵を差し引いても直接剣術の指導をしたルーファスからも才覚を認められ、結社でもアルノールの血筋を含めて執行者候補となり、短期間で執行者になれた結果を見ても、セドリック自身も充分才能に恵まれていたのは確かである。

にもかかわらず、後継者故に周りが過保護になって、本人も無自覚で甘えていたのが根本的な要因なのだろう。そういう意味では、兄が敢えて一歩引いた姿勢を取ったのも自立心を養ってほしかったからなのかも知れない。上述に重ねるとおり、それが実らないままトールズの理念や皇族の責務に対して自分なりの答えを見出す前に大きすぎる力を得たことで暴走したのは痛恨事で、彼が人間として成長したのは帝国を離れた後になる。

関連タグ

閃の軌跡
アルフィン・ライゼ・アルノール オリヴァルト・ライゼ・アルノール 
クルト・ヴァンダール シャーリィ・オルランド リィン・シュバルツァー
鉄血の子供たち 執行者

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