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概要*

謎の結社身喰らう蛇執行者

サングラスと着崩したスーツ姿(黎ではジャケット)が特徴的な無頼漢であり、二つ名は〝痩せ狼〟。

容姿・性格

黒スーツ、リベールでは見かけないサングラスが特徴。エステルからは「サングラス男」と呼ばれている。ゴスペルの実験で、ツァイス地方で地震を引き起こす時は建物がぶっ壊れる程がいいと語ったり、戦闘時ではどう人を壊せるか、窮極の境地に届きたいと考えて、また戦闘好きでもある為、同じ執行者のマクバーンからも戦闘狂と呼ばれている。

戦闘では女子供区別なく容赦ない。

戦闘能力

己の肉体を武器とし、魔法(アーツ)は一切使用しない。泰斗流と呼ばれる武術の使い手でジン・ヴァセックの兄弟子だが、ある事をきっかけに結社に入った。素手で巨大な扉を破壊し、高い塔から飛び降りて拳で外壁を削りブレーキがわりとするなど、かなり人間離れしている。

泰斗流以外にも様々な流派を取り組んでいる為、ヨシュアもジンと同門であることに気づけなかった。

単純なパワーなら結社随一の実力者であるレーヴェ以上の実力者。

活躍

過去

以下ネタバレ注意。

かつては「泰斗流」の使い手であるリュウガの一番弟子であり、そしてジンの兄弟子であり、キリカとは恋人の関係だった。しかし、武術に関して天賦の才能があったが故に、武術の暗黒面である「殺人拳」を追求するようになり、師父リュウガを殺めたことで「泰斗流」を離れることになった。

その後東で暴れていたところを《身喰らう蛇》の第5柱にスカウトされて、執行者となっていた。

執行者となった後は先代の《銀》と戦った事もあるようだ。

空の軌跡SC

アクシスピラーの2番手で、エステルやジン達に立ちふさがる。強くなった彼らに苦戦する。

ジンからも「天才」と言われるが、欠点としてその才能ゆえに積み重ねを怠り、愚直なまでの積み重ねによって養われる功夫の使い手としては中途半端であったことを指摘された。

ヴァルターより格下の自分でも拳は届くと語るジンに対して、リュウガとの対決について語る。

リュウガはジンのほうが素質も才能もヴァルターより優れていると述べ、より優れたほうを後継者にするつもりであることまで話す。流派を継ぐわけでもないのに師父の娘と一緒になることも納得できず、逆上したヴァルターはジンとの勝負で継承者を決めることをリュウガに望む。

だがリュウガは「兄弟子に遠慮してジンは本来の実力が出せず、またキリカに対する恋心も抑えている」と拒絶し、代わりに自分が戦うことを申し出た。

その結果、ヴァルターは師父を破り、殺害。後に結社に身を投じた。

更なるネタバレ注意。

ジンもまた彼の知らない事情をキリカから教えられていた。師父リュウガは当時既に重い病にかかっており、武術家としての生の最期を一番弟子の手で止めてほしかったこと、そして自分が死ぬことで武術の光と闇(活人拳と殺人拳)を愛弟子たちに示すつもりだったのだとジンから語られた。

ヴァルターはそれを聞き、落胆し動揺した。

全てを語り終えたジンから一騎討ちを申し込まれ、ヴァルターはかつての弟弟子の活人拳の前に敗北。ジンの成長を目の当たりにし、師父が伝えたかったことを悟り、一抹の満足を得て気絶した。ジンが勝てたのはヴァルターが用いたのが殺人拳だったからこそで、もし今でも彼が「泰斗流」を駆使していたのなら負けていたのは自分だったとジンは語っている。

空の軌跡the3rd

リベル=アーク崩壊後はブルブランとグロリアスに帰還し、ルシオラについては死なすに惜しい女で無駄死にしないことを祈り、死亡したレーヴェについてはいつも理由をつけて手合わせを断られた為、やり合っておけばよかったと後悔していた。

影の国では人格をコピーされて、ケビンらと戦い消滅する。

零~閃の軌跡

その後は未登場だが、世界大戦前にリーシャと戦ったとエステルから語られる。

1206年の初頭(閃の軌跡Ⅲの開始前後辺り)の任務で機甲兵と戦った際には協力者の乗っていた車を投げつけて中破させた後に拳と蹴りだけで撃破すると言うエピソードが語られている。(投げた車は当然大破したため一応同型の中古車を弁償したものの、お気に入りのカスタム車であったこともありその一件で持ち主からは未だに恨まれている)

黎の軌跡

ティザームービーに登場。実にジンと同じく七作ぶりとなる再登場である。また、フルネームが「ヴァルター・クロン」と明かされた。最近バイクに乗るようになったらしい。

フェリの依頼でクレイユ村へ来ていたヴァンたちの部屋を尋ねる形で初登場。ヴァンからは上述の車の一件で相当恨まれており、筋さえ通せばどんな相手からの依頼でも受けるヴァンをして「アンタからの依頼は二度と受けない」とまで言われていた。

共和国の遊撃士であるジンやCID室長となったキリカとも再会しており、ジンとはヴァンとツァオを巻き込む形で対決するもキリカの一喝により中断し、決着は着かなかった。

《破戒》《黄金蝶》と共に共和国で動いているらしく、終盤の『謝肉祭』では結社と共闘するとルクレツィア共々ゲストとして加入する。

自身のバイクをいかしたおもちゃと言っていたり、レースに参加するなど空シリーズとは違った一面を見せる。また、謝肉祭後はエルロイと比較されてヴァンからはあれだけ嫌っていたヴァルターの方がはるかにまともに思える人間がいるとは思わなかったとも言われた。

黎の軌跡Ⅱ

ハーウッド以外の使徒の依頼を受けて動いている。ジンとも再び共闘する模様。

界の軌跡

本作も登場。ジンとの腐れ縁は相変わらず。

対人関係

ジン・ヴァセック――弟弟子。リベル=アークの仕合依頼は遺恨は無く、憎まれ口をたたき合う仲に落ち着く。

キリカ・ロウラン――師父の娘で恋人。弟子時代は彼女の方が強かったこともあってか、ジン共々頭が上がらない。

リュウガ・ロウラン――師父。ヴァルターも知らなかった彼のエゴはジンから伝えられ、以後は師に対するわだかまりは無い。

レオンハルト――いつも手合わせをヴァルターにお願いされていたが、理由をつけて断られていた。

レン・ブライト――彼女が幼少期から結社にいたためか親戚のような目で見ている。

ヨシュア・ブライト――執行者時代からの付き合いで、お互いにある程度信頼し合っている。

ヴァン・アークライド――大戦時に依頼を受けたが、その際に愛車を壊された事を根に持って『依頼を受けない』と完全に嫌っている。

蛇の使徒《第五柱》-リュウガの一件後、東で暴れていた時にヴァルターをスカウトした。

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