プロフィール
本名 | ジン・ヴァセック |
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所属 | 遊撃士協会 |
ランク | 正遊撃士A級(空)→正遊撃士準S級(黎) |
異名 | 不動 |
流派 | 泰斗流 |
年齢 | 30歳(FC・SC)→31歳(the 3rd)→36歳(黎) |
身長 | 198cm |
出身地 | カルバード共和国(恐らく龍來と思われる) |
CV | 稲田徹 |
概要
《不動のジン》という異名を持つ。
遊撃士としてのランクは公式上最上位のA級遊撃士であり劇中では初めてのA級の保持者、戦闘力もメンバー内では上位に入る実力者である。
空の軌跡時点で30歳とメンバー内では年長者であるため若いメンバー達の精神的なサポートにも余念がない。
人物
熊と見間違うような巨躯な外見をしており、熊と言われるよりおっさんと言われた方が傷つくらしい。
東方武術【泰斗流】の達人であり、師匠の娘であるキリカ・ロウランには頭が上がらない。結社身喰らう蛇の執行者・《痩せ狼》ヴァルター・クロンは兄弟子であり師匠を手合わせの中で殺された因縁をもっている。
酒好きであり自前の瓢箪や升を持ち歩いている程であるが酒癖は悪くなく、人には迷惑をかけない、共に武術大会で共闘したオリビエとは飲み友達であり、共に酒盛りをしている姿がよく見られている。
妙齢の女性(20代以上)には弱く、おだてられたりするとカッコつけたりデレデレしたりしている。
作中でも屈指の実力者であり人格者であるがメインキャラクターのわりにはセリフや出番が少なく、これといったエピソードがないため影が薄い。
そのため、不動のジンという異名をもじられて不遇のジンとファンから呼ばれていることもある。
不遇の異名は作品を重ねるごとに強くなっていき、空の軌跡のOVAではOPに出ていたにもかかわらず、ヴァルターとの戦いのメインはヨシュアに盗られて本人はアネラスたち等の遊撃士に混ざってセリフなしの登場のみ、閃の軌跡Ⅳに至ってはFCでのプレイヤーキャラ7名に加えレン、ジョゼットは登場しているにもかかわらずEDでの一枚絵のみの登場となってしまっていた。
創の軌跡では後進の育成などにも尽力している中、S級昇格の話も来ているが本人はそういう器ではないと思っており保留にしているようである。
黎の軌跡
カルバードが舞台となる黎の軌跡でも登場。
無精髭を生やして前作よりも少々スマートになっている。
リベールの異変やD∴G教団事件、世界大戦(ヨルムンガンド戦役)での活躍からS級に推薦されるも、一旦辞退し準S級となっている。
共和国屈指の高位遊撃士であるため若手達のまとめ役にもなっており、最年少でA級になった後輩のエレインには大きな期待を寄せている。
空時代では仲間内だった事もあり気の良い人のイメージが先行していたが、主人公が敵にも味方にもなりうる別勢力のヴァンと言う事もあり、彼に理由を付けては遊撃士の仕事を何かと斡旋(半ば押し付け)したりするなどと言ったしたたかさが窺える。(ヴァン曰く熊のように見えて狸かキツネとのこと)
ヴァルターやキリカとは相変わらずの仲であり、キリカとも現時点では立場もあって大きな進展はないようである。
本編ではスポット参戦がほとんどで、謝肉祭の際はプレイヤーの展開次第で敵にも味方にもなりうるものの、最終決戦では協力者の一人としてヴァン達の道を切り開いている。
黎の軌跡Ⅱ
続編でも登場。本編では紅黎い怪物の事件にも関わるが、敵の黒幕に精神を抜き取られてAI化した状況でヴァンたちに襲い掛かる一幕もあった。
本編エンディング後の御伽の庭城では、追加メンバーとしてフィーとともに参戦。実質上空の軌跡the3rd以来のパーティメンバーとして戦うことになる。
バトルスタイル
泰斗流の拳士に相応しく、得物は登場作品を通して手甲。
黎1では前述のとおりスポット参戦だが、黎2では本格的に立ち回ることになる。
クラフトは肘打ち→フックの2段攻撃を叩き込む「天魁拳(てんかいけん)」、ジャンプして雷を伴った踏み込み蹴りを放つ「剛雷脚(ごうらいきゃく)」、HP回復とともに攻撃力・防御力を強化する「龍神功(りゅうじんこう)」を持ち、Sクラフトは構えとともに念をため、一気に気を放つ「泰山羅漢掌(たいざんらかんしょう)」がある。
歴代の手甲を武器とするワジやベルガルド、そして妹弟子にあたるアンゼリカと似通った部分があるものの、攻撃クラフトのほぼすべてが物理攻撃である。魔法攻撃力はさほど高くないため、物理攻撃中心の立ち回りとなりやすい。また、攻撃範囲も技の特性上狭いのがほとんどであるため、周囲を巻き込む技がSクラフトぐらいしかないのが難点。
固定属性スロットは地×2、水×1。