《空の女神》エイドス!?
そんなものが何処にいる!?
全ては七耀教会によるまやかしだと何故気付かない!?
概要
ゼムリア大陸で広く信仰される空の女神=エイドスを否定し、悪魔を崇拝するカルト教団。その教義ゆえに七耀教会を憎悪している。教団の紋章は巨大な一つ目が刻まれたモノリスに六枚の翼が生えたものを使っている。紋章の原型は後述を参照。
教団はそれぞれロッジと呼ばれる拠点を持ち、そこで女神を否定するべく様々な形での儀式を行い、悪魔の召喚、古代遺物(アーティファクト)の使用、非人道的な化学実験による異能開発を行っていたとされている。その結果誕生し、必ずと言って良いほどに実験に使われていたのが《真なる叡智(グノーシス)》と呼ばれる違法ドラッグである。
被検体として幼い子供達を誘拐しており、その被害はクロスベル自治州を中心にカルバード共和国やエレボニア帝国、レミフェリア公国にまで広がっていた。数十年の間に最悪の事件を引き起こした組織として、各国の警察や軍では極秘事項となっている。また資金調達や権力者の弱みを握って協力者とするための活動として誘拐した子供を使った売春などといった筆舌に尽くしがたい悪行を行っていた。
だが、その規模の大きさに比例したあまりの悪行が問題となって教団に関しては情報統制が敷かれており、被害が大きかった共和国でさえも一般的に名前は知られず、大きな事件を起こした邪悪なカルト教団程度の知名度しかない。一方、グリムキャッツや黒月といった裏社会ではその悪行は広く知られ、『もし残党を匿えば、各国の政府や軍隊、警察、諜報機関、遊撃士、教会はもちろんのこと結社でさえも放っておかない。』=『匿ったことがばれれば潰される』というほどで、あまりの悪名高さにマフィアでさえも関わりを避けている。
一部の幹部司祭からも『とことん頭のネジが外れた集団』と称されており、『女神の存在を否定するためにあらゆる方法を追求して人を貶める』まさしく狂信者の集まりであった。そして、犠牲となった子供の中には古代遺物の力で化け物に変えられ、七耀教会の法術をもってしても元に戻すことが出来ず、滅する以外に救う術がないケースもあった。
更に恐るべき事に『悪魔を崇拝する』というのも正確ではなく、ただ女神を否定する方便として教会が定義するような悪魔を持ち出しているだけなのである。そして、極めて少ない例を除けばどの実験も的外れなものばかりであった。が、それと引き換えにいくつもの成果を生み出しており、それらは壊滅から十年が経っても尾を引いている。
教団の壊滅
七耀暦1998年に、カシウス・ブライトを総司令として遊撃士・各国軍隊・警察機関、更には結社すら誘導する形によってロッジの制圧作戦及び教団の殲滅作戦が開始されるが、その作戦の結果も凄惨極まるもので、教団が飼い慣らしていた魔獣もさることながら、信者達が死をも恐れない凄まじい抵抗を見せた。教団の幹部や信者の大半が制圧作戦の末に死亡するか逮捕される前に自決しており、逮捕された信者達も悉くが衰弱死した。被検体の子供達も夥しい数の死体となって発見され、七耀暦1208年時点で判明しているだけでも救出された子供はごく僅かだった。
この作戦で教団の幹部の殆どが死亡し、掃討作戦の対象から漏れていたロッジも後発的に潰されて壊滅したものの、一部の幹部は生き残って後々に大きな事件を引き起こしている。
七耀教会も星杯騎士団の守護騎士を派遣する形で裏側で協力、ロッジの壊滅と被害者の保護を行う一方で化け物に変えられた子どもを滅ぼすという極めて後味の悪い結果になった。
また、結社身喰らう蛇も殲滅作戦の一年前に結社とパイプのある有力者に接触されたために威力偵察を兼ねて使徒と執行者達を派遣して他のロッジを壊滅させ、一部の被験者を組織で引き取り、結果としてその心を救っている。更に、焔の至宝を見守る魔女の眷属も教団の幹部と交戦しており、あらゆる組織と因縁を持っている。
なお、壊滅した教団の残党はエルロイ・ハーウッドの手引きで月光木馬團の残党と合流し、幼い子供を誘拐し、異能を持つ暗殺者として育成する最悪の暗殺組織庭園へと発展する。
生き残った幹部の一人はクロスベル自治州に逃げ込んで実験を継続しており、エレボニア帝国で魔女の眷属と交戦した幹部は自身の目的のために鉄血宰相と結社の双方と接触し、更にカルバード共和国では結社の威力偵察と掃討作戦の双方を生き延びたもう一人の幹部司祭が更なる凶行に走ることとなる。
元構成員
ヨアヒム・ギュンター――すべてのロッジの研究を統括していた研究の責任者。
黒のアルベリヒ――人体実験などの方面で研究に従事していた幹部司祭。だが、彼自身の狙いは別にあった…………
ジェラール・ダンテス――あるロッジの統括者にして、カルバード王家の末裔。他のロッジから大当たりを引き当てる。更には教団の意向で息子と娘を儲けていた。
教団の発祥
大崩壊後の暗黒時代で混乱するゼムリア大陸で、500年前に現在のクロスベル自治州の有力者達に当時の錬金術師たちが女神を否定し、新たな信仰対象である真なる神《D》を崇めさせることで創設させ、信仰対象を与えられた教団はその降臨を目指す。
そして、真なる神《D》はそのまま教団の名前に直結することとなり、当時の有力者の紋章である巨大な一つ目を派生したものが教団の紋章になる。
【真なる叡智(グノーシス)】
七耀教会の『外典』ラダー記に記されるプレロマ草という花から作られた特殊な薬物。教団の《G》を指す言葉でもある。
投与すると超人的な叡智と感応力を得る事ができるが副作用として激情的な性格になると言う難点がある。人によっては髪が蒼くなったり、睡眠の必要がない体質に変化する事がある。
蒼の錠と紅の錠の二種類のグノーシスがあり紅の方が効能が強く、紅を投与するとさらに強い感応力を得られるだけではなく、相手の個人情報、未来に起こるであろう出来事、さらには常人では理解することが出来ないこの世界の真相を知る事が出来、怪物のような異形の姿に変化する事が出来るようになる。
体質によって効能の効きも違うため適性のあるものは蒼のグノーシスでも紅のグノーシス並の効能を発揮出来る者もいる。
救出された被害者達も例外なくグノーシスを投与され、超人的な能力を身につけている。
現実的な違法薬物よりもはるかに危険ではあるが幸いにも依存性は低い方であり、重度の中毒者でも投与を止めて適切なカウンセリングを受ければ早いうちに社会復帰することが出来る。
七耀暦1208年…カルバード共和国で急速に力を伸ばすマフィアアルマータはあるツテでグノーシスを基にしたドラッグを製造、構成員や下っ端の半グレに投与している。
尚、グノーシスの効能は投与期間に比例しており、投与量が少なく、服用期間が短かったクロスベルの警備隊や事件の関係者は後遺症も効能による感受性は喪失している。一方、被害に遭った子供は成人してからも驚異的な能力を身に着けており、それ自体が教団の実験の成果とグノーシスの副作用と化している。
ロッジ
教団が実験を行っていたアジトの総称で、大陸各地に10以上存在していた。その実験の方向性も幅もバラバラで、ロッジ同士の繋がりも『女神を否定する』ために被験者の子供を移す程度しかなかった。
クロスベルのロッジ
太陽の砦
クロスベルに存在するD∴G教団発祥の地。城主の間に教団の紋章の原型が存在し、地下には教団と繋がりを持っていた錬金術師の技術で作り上げられた御子が眠るゆりかごが安置されている。これらが、教団は太陽の砦を居城とした有力者達が立ち上げた裏付けとなり、同時に自治州内の星見の塔は同じ錬金術師達が建造したという証明にもなる。なお、クロスベル市の中央広場にある大鐘は元々太陽の砦に設置されていたもの。
月の僧院
クロスベル自治州内の鉱山町マインツから外れた山道にある古代の寺院。最深部には悪魔召喚の儀式が行われていた模様で、七耀暦1204年時点でも夥しい血痕が残っている。なお、最上層の鐘楼にはクロスベル市と星見の塔最上階にあるものと同じ大鐘が存在する。
星見の塔
厳密に言えば教団のロッジではなく、教団立ち上げに助力した錬金術師たちが建造したもの。最上階の鐘楼には中央広場と月の僧院、太陽の砦と同じ大鐘が設置されている。また、鐘楼の真下の階は巨大な書斎となっており、中世の魔導書が大量に保管されていた。しかし、そこにあった魔導書は七耀暦1204年の教団事件解決後に大半が持ち出されている。
カルバード共和国のロッジ
アルタイルロッジ
共和国最西端アルタイル市の郊外にあるロッジ。鉄道を使えば、クロスベルから一駅という手近な場所で、感応力を極限まで高める科学実験が主に行われていた。ここでもまだ他のロッジに比べればマシなもので、クロスベル警察によって壊滅させられる。
その他のロッジ
シリーズでは最初に存在が示唆されたロッジ。誘拐された幼い子供たちをグノーシスを投与した実験を行う傍ら、各国の政財界の要人を引き込んで子供たちに売春を行わせるという最悪のロッジの一つ。尚、引き込まれた経緯は様々でクロスベルのハルトマン議長を初め、知らずに引きずり込まれた要人も大勢おり、それ自体を弱みに資金提供や実験施設の確保をさせられることとなる。七耀暦1997年に結社によって壊滅させられ、12年後に部分的ながら本流に沿った実験を行っていたことが発覚する。
これら以外にも強力な異能を植え付けるロッジや、女神を否定しながらその贈り物とされる古代遺物で被験者の子供を化け物に変える、という数々のおぞましい所業を繰り返してきた。そして、壊滅から尚もその爪痕は大陸各地に残り続けている。
教団を壊滅した者たち
掃討作戦
総司令
七耀暦1998年の掃討作戦の指揮官。教会や結社さえも巻き込んで壊滅させている。
クロスベル警察
当時、動けなかったカルバード共和国軍に代わって共和国西端アルタイル市のロッジ制圧を担当。唯一保護されたのが当時8歳のティオ・プラトーである。
遊撃士協会
掃討作戦の協力者
イアンは国際的な弁護士で、人権問題や被害者の情報収集に長けた民間アドバイザーとして協力。ハミルトン博士も被害者の保護と技術支援で協力、ロッジから救出された子供の一人を孫養子として引き取る。
七耀教会
星杯騎士団
第八位の孔天獅子グンター・バルクホルンと第五位の外法狩りケビン・グラハムがそれぞれにロッジ制圧を行う。バルクホルンは当時14歳であった心身喪失状態の少年を保護し、ケビンは掃討作戦の対象から漏れたロッジで古代遺物の実験で化け物に変えられた子供を滅ぼしている。
教団壊滅作戦後に第二位の匣使いトマス・ライサンダーがケビンと共にクレイユ近郊の巨像を回収する折に同じくそれに目をつけた教団残党を撃退している。
現在の第十一位の氷焱リオン・バルタザールは帝国子爵家の分家でありながら、教団司祭だった従兄に襲われたところを聖痕が覚醒して撃退、その後バルクホルンに保護されてアルテリアに移住する。
結社『身喰らう蛇』
使徒
執行者
掃討作戦とは別にパイプのある有力者に接触されたために、その接触を断つ目的及び威力偵察で《楽園》ともう一つのロッジを壊滅させている。その内、《漆黒の牙》と《剣帝》が壊滅させた《楽園》ではグノーシスの投与による実験を行いながら誘拐された子供による売春を行って各国の有力者を取り込み、資金調達や拠点確保を行っていた。
《漆黒の牙》と《剣帝》は《楽園》から後の《殲滅天使》を、《鋼の聖女》と《神速》も後の《魔弓》を別のロッジから連れ出している。
ちなみに結社の使徒の一人・《破戒》は教団の残党を古巣の残党と合併させある組織へと再利用した。
魔女の眷属
イソラ・ミルスティン - エマ・ミルスティンの母。幹部のひとりとの戦いで相討ちとなった。
主立った被害者
レニ・ヘイワース――共和国で誘拐され、売春をさせられた《楽園》の被験者。掃討作戦の一年前の《楽園》壊滅時に結社に引き取られる。
ティオ・プラトー――レミフェリアで誘拐されたアルタイルロッジの被験者。教団壊滅作戦でクロスベル警察によって保護される。
エンネア――両親に売り渡された被験者で、洗脳と実験の果てにロッジの兵隊にされた。結社によるロッジ壊滅時、ロッジを壊滅させた使徒に諭され、忠誠を誓う。
ヴァン・アークライド――詳細は不明だが、共和国で誘拐された被験者。教会の外典を毎日のように読まされた洗脳教育に加えて上にあるものを宿していたために別のロッジでそれを抽出される。教団壊滅作戦で星杯騎士団に保護される。
カトル・サリシオン――教団の信者を両親に持ち、神の器たる天使として身体を雌雄同体に作り替えられた。教団壊滅後、L・ハミルトン博士に引き取られる。
いずれもグノーシスや他の薬物投与、遺伝子操作、古代遺物、科学実験などをされ、各々が驚異的な能力を身につけている。また、教団による洗脳も受けて凄惨な環境におかれていたために浮世離れした面を持つ。尚、ラトーヤ・ハミルトン博士も技術支援や被害者の保護活動で参加していた。
英雄たちとの因縁
ゼムリア大陸の英雄達の前に度々幹部司祭や実験の残滓が現れており、彼らの中にも教団の被害者またはその派生である庭園の構成員もおり、彼らにとっては結社よりも教団の方が遥かにおぞましい存在と認識されている。
リベールの英雄達--彼らのリーダーの父が掃討作戦の指揮を執った他、実際に掃討作戦に参加または結社と教会方面からロッジ壊滅を行ったメンバーがいる。さらに、メンバーの殲滅天使が教団の被害者。
クロスベルの英雄達--教団との因縁が最も深い。教団の被害者以外にも掃討作戦参加者の親族、教団を創設した一族の末裔と縁が深く、何度も直接対決を行っている。彼らの上司も掃討作戦に参加している。
エレボニア帝国の英雄--教団との因縁はリベール、クロスベルのメンバーほど深くないが、教団幹部が誕生させたホムンクルスがメンバーにいる。また、実際にその教団幹部と交戦している。
英雄達の影--より正確には、メンバーの二人が教団の派生である庭園の暗殺者であり、後に共和国で教団の亡霊と交戦する。
カルバード共和国の英雄--クロスベルの英雄に並んで因縁が深く、教団の被害者、壊滅させた星杯騎士団がおり、更に幹部司祭及び教団の派生組織の庭園と交戦している。
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実態
D∴G教団は、所詮傀儡であった。
すべては1200年前の大崩壊にて女神よりクロスベルに伝わった女神の至宝の一つ・《幻》を司る『虚ろなる神(デミウルゴス)』が自らの意思で消滅したところから始まる。女神から至宝を授けられたクロイス家が錬金術を用いて『幻の至宝』の復活・そしてそれを上回る『零の至宝』を作り上げるために表では銀行家として活動、大陸最大規模の銀行クロスベル国際銀行(IBC)として資金を調達し、その裏で『D∴G教団』を立ち上げ、『零の至宝』の核である《御子》へ知識と人格などを送り込むようにしていたのである。
教団はこの《御子》を『真なる神』《D》として崇め、グノーシスも原料のプレロマ草自体が『幻の至宝』が世界を見るための目としていたもの。つまり、『D∴G』とは『真なる神(デミウルゴス)ゆえに叡智(グノーシス)』という意味だった。
つまりはクロイス家が後ろ盾だった組織であり、実際に『碧の軌跡』ではマリアベル・クロイスが教団の薬物・グノーシスをヴァルドに与えて手駒にしている。
そして『零の至宝』こそがキーアであり、キーアは500年前に作られたホムンクルスであった。教団は御子の正体などは一切知らずに邪悪な実験を繰り返し、自分達が崇める《D》が悪魔どころか表向きに否定している女神が与えたもので、グノーシスの原料であるプレロマ草も女神と密接な繋がりがあるなどと、彼らは知る由もなかった。
実際に壊滅させられた時期には『女神の否定』という建前の教義以外の全てを見失い、悪魔召喚、真なる神の器、異能の開発など女神を否定するために手当たり次第の悪行に手を染め、上述通りロッジ同士の横の繋がりはある程度有していたものの、既にクロイス家の手を離れていたこともあり、ロッジごとの暴走状態にあった。しかし、500年の歴史に相応しくその闇は深く、エレボニア帝国の地精と呼ばれる古の一族と技術を盗みあい、特にクロスベルに並び被害が大きかったカルバード共和国では100年前の民主化革命で滅びたカルバード王家を王国再興の助力をちらつかせることで匿い、その血筋を幹部司祭として生き長らえさせている。
が、後にD∴G教団はクロイス家や七耀教会、結社とも違う視点からゼムリア大陸を覆う真相に辿り着いており、グノーシスもその一端を担っていた事が発覚した。特務支援課の活躍で教団の存在が表沙汰になっても尚、D∴G教団の存在とグノーシスは尾を引き続けていた。
上述通りクロイス家の傀儡ではありながらも独自の境地には至っており、教団が作ったグノーシスによって前述の通りこの世界の真相を知る事が出来た。
それはゼムリア大陸の人々が【女神の枷】により疑問にすら思わない事・・・
ゼムリア大陸という、世界の外があり得るという発想に至れないという枷から外れた真相を。
教団はグノーシスを用いて女神が創った世界の外・・・《外の理》を知る事が出来たのであった。
グノーシスを投与するごとに感応力が上がり異形の怪物の姿になる現象・・・・それは投与するごとに教団が崇拝していたかもしれない悪魔・・・・・もとい外の理の者に近づいていく兆候であったのかもしれない・・・・
終わりのない悪夢
クロスベルで起きた教団事件と間もなく起きたクロスベル独立国の事件をもって教団の悪夢は終わったかに思われたが、本物の悪魔の因子を手に入れ、生き延びていた幹部司祭の手によって再び悪夢が蘇ることとなる。
更に教団はいくつもの古代遺物を保有していたが、その内の楽園が保有していた古代遺物は百年前にカルバードで起きた民主化革命の母、シーナ・ディルクの同志の一人が革命後に処刑され、その怨念を取り込むことになる。
その怨念はアルマータ壊滅後に自らの理想を現実にするために、暗躍することになり、別の悪夢を見せることになる。
1200年前のクロイス家の妄執を糧に500年前に作り出された傀儡の教団はどこまでもその被害者を、そして世界を追い続け、蝕んでいた。
七耀暦1209年にはD∴G教団の外側だけを模したような《A∵D》なる集団が出現。これ自体はD∴G教団とは無関係で、全く別の要因である。
真の関連タグ
虚ろなる神――教団が真に崇める神。その正体は教団が否定しているはずの女神が人に与えた至宝で、それによって生み出された女神に代わる神であった。
マリアベル・クロイス――教団を立ち上げたクロイス家の末裔。だが、家の使命よりも自身の正義を求めた父同様に既に教団を見限り、逆に残党の始末に協力している。