ジュディス・ランスター
じゅでぃすらんすたー
本作のメインキャラクターの一人。
カルバード共和国での《導力映画》界におけるトップ女優。女優としてのプロ意識は高く、仕事においては一切の妥協をしない。作品の完成度を高めるために濡れ場等の過激なシーンも演じているが、事務所、そして身内からは良い顔をされていない模様。
カルバード共和国・アンカーヴィル市生まれ。往年のシャンソン歌手の祖母ドミニク・ランスターは祖母、演劇舞台女優の母クロエ・ランスターがおり、3代揃って芸能一家の家に生まれた。
根は常識人かつ善人であるためか、義に厚い一面を持ちサルバッド映画祭を通じて出会った踊り子姉妹であるサァラとシャヒーナの面倒も見ている。
本業とは別に裏の仕事も持っている(後述)。基本的には才気溢れる女傑として周囲から信頼され尊敬されているが、ジュディス本人は何処か抜けた性格とそそっかしく早合点しがちな一面を持ちそれが原因で醜態を晒し弱みを握られてしまうことも。
裏の顔
その裏の顔は(ユーザーからはバレバレだったが)カルバード共和国では義賊と謳われる怪盗グリムキャッツである。
世間にはバレないようにしてはいるが、ヴァンやフェリのように観察眼があるものには言動以外にも映画でのアクションとグリムキャッツの戦闘スタイルからあっさりと看破されてしまう(アーロンも初遭遇で見抜いている)また遊撃士協会もその正体を薄々察しているが、「一般市民からの通報がない=悪人からしか盗まない」為か半ば黙認している。リゼットの所属するマルドゥック社でもその正体を掴んでいる模様。
後にアニエスやリゼットもサルバッドの出張業務で共闘した際に雰囲気とノリでその正体に気付いている。
前述の祖母・ドミニクと母・クロエはそれぞれ先々代と先代のグリムキャッツでもある。ちなみにジュディス自身は祖母・母ともども苦手かつ天敵としている(後述)ほか、実家ではカフェブラッスリー「黒猫の夜亭」を営んでいる。
14歳の時に女優業と怪盗業を同時にデビューし、それ以来二足の草鞋を履く生活を送っている。また、少女時代より《銀》こと、リーシャ・マオとは同業者としてライバル関係にあった。
本人によると幼少期に“とある農村”が舞台の恋愛映画を観た事が切っ掛けで女優を目指すようになったったらしい。首都イーディスの旧市街に住むハック爺さんは若い頃に駆け出しであったジュディスの祖母・ドミニクに惚れ込んでおり、彼女に面影を重ねている。
裏社会に身を置くだけあり、祖母から共和国だけでなく大陸中で災いを引き起こしたカルト教団の存在を聞いており、クロスベルの事件もある程度把握している。
原理は不明だが変身は自動で着替えることが可能で、戦闘中に変わる場合は特別な変身バンクが用意されている。また身体の一部のみを変化する事も可能であり特定の技を使用する場合は手だけ変化させている。
グリムキャッツの姿で登場する度に《ゲネシス》が反応していたが、黎の軌跡Ⅱまで明かされなかった。
黎の軌跡
第二章序盤から登場。
首都の上水道を怪盗の姿で移動していた際に、CIDの委託依頼を受けた《アークライド解決事務所》の面々と遭遇し、自身の早とちりが原因で彼らと戦闘になるが、女優業の時間の都合もあり戦闘を中断しその場を去る。
その後首都の映画館で自身が主演する映画「ゴールデンブラッド」の舞台挨拶に参加、客席に居たヴァン達に気付く(鑑賞したヴァンとフェリもジュディスの“正体”に気付いていた)。映画館を出たヴァン達が《黒月》のツァオ・リーと会話しているのを影から目撃し、ヴァンが只者でないと警戒するようになる。
第三章では自身が参加する《サルバッド映画祭》にテロの予告状が届いた事から、同じ事務所の後輩であるニナ・フェンリィとの共同依頼という形で《アークライド解決事務所》に映画祭の警備を依頼する。
依頼解決の中で、サァラを泣かした(と誤解した)ヴァン達と戦闘になるなど、グリムキャッツとしても関わっていくが、本作の悪党であるマフィア・アルマータによって引き起こされた映画祭の混乱の中で共闘し、事件を解決に導く手助けとなった。
幕間ではゴシップ誌「バズレイダー」によりマクシムとの間にスキャンダル騒動が起き、ほとぼりが冷めるまで温泉地「龍來」に身を潜めていた。接近したのもいろんなところに出かけるマクシムがアルマータとの関係があるのかと調査する為だったが、後に彼の依頼を受けていたヴァンから完全に白だと聞かされ落ち込むことになる。己の不甲斐なさを叩き直すという名目で龍來の郊外にある大滝である「龍來瀑布」にて冬に近い季節にもかかわらず滝行を行うという奇行に出てしまう。その後同じく慰安旅行に来ていた《アークライド解決事務所》とはその滝行中に再会するが、そこに現れた幻獣との戦いにおいて二度共闘することになった。(その際に滝行の為に着ていた白襦袢が開けてヴァン達に裸を見られるという失態も犯かすが・・・)
アークライド解決事務所一行と一緒に来ていたユメに懐かれた事により、ヴァン達と改めて親交を深めていく。
ユメ失踪騒動の際には、アルマータの幹部の一人《鏖殺》のアリオッチから気に入られてしまい頭を抱える事となった。
ヴァン達と共に首都イーディスに戻った際にクレイユ村がアルマータの仕掛けた反応兵器によって壊滅したのをヴァン達と知る事となった。
3区にある自宅マンションに「バズレイダー」の記者が未だに張り付いていることから、セカンドハウスを兼ねて事務所が入っている雑居ビルの3階の空き部屋に賃貸契約、この時点よりアークライド事務所のメンバーの一人としてヴァン達と共に行動を始める。
アルマータが本拠地を構える旧都オラシオンで開催された謝肉祭にはアークライド解決事務所のメンバーとして参戦。後述の《銀》とは本編の選択肢次第で共闘か敵対する事となる。
事務所のメンバーに正式に加入してからはその性格や面倒見の良さから姉貴分・ムードメーカー的な存在となり打ち解けるのが早かった。
「女優」と「怪盗」の存在を両方知るのは表の世界では事務所のメンバーだけらしく、素の自分でいられる事から居心地の良さを感じているのと「モンマルト」の食事を気に入ったため「バズレイダー」のゴシップ騒動が終わった後もセカンドハウスとして部屋を借り続けている。事務所メンバーの一員として行動する際は、原理は不明だが、髪型と髪の色を変化させサングラスを掛けて行動している。
黎の軌跡Ⅱ
メッセルダムで『ゴールデンブラッド』と『狼たちの鎮魂歌』のコラボ作品である『ゴールデンレクイエム』の撮影中にヴァン、カトルと合流。更には七耀教会からセリスとリオンも加わり、暗躍していたゼクトアームズ社の一味を成敗する。が、肝心のアルマータの遺産の手がかりを握るロビン・グラスゴーはイクスの凶弾によって殺されてしまった。
その後も祖母の伝手やグリムキャッツの能力を活かしてヴァン達をフォローし、アラミス学藝祭にも協力する。
尚、帰省中はマクシムのスキャンダル騒動や最優秀女優賞を取り逃した件で祖母ドミニクにきつく絞られ、母クロエも味方してくれず酷い目に遭い、更にコネクトイベントで変身が解けないという大失態を演じ、ドミニクからキツい折檻(おしりペンペン)を喰らうはめになってしまった(もっとも、原因がジュディスが変身道具のメンテナンスをサボったせいなので自業自得)。
セカンドハウス=寛げる場所になっているモンマルトのオーナーのビクトルとドミニクが顔見知りで、更にクロエもモンマルトにやってくる可能性が示唆された際にはよほど恐ろしい展開を想像したのか、文字通り青ざめてしまった。
界の軌跡
忙しい撮影の合間を縫ってアークライド解決事務所の手伝いを行っていた事が語られている。女性メンバーやカトルが夏に向けて服を新調した際にアドバイスをした模様。ジュディス自身も本編では夏服仕様となっている。
ヴァン達がMK社から帰還した後の話し合いにも参加し、午前中の外回りを希望していたがニナからの連絡でイベント出演が入っていた事を思い出し慌てて出掛けている。
イベントを終えて午後の外回りに合流、4SPGの確認の為に歓楽街であるシャルダン地区に赴いた際にヴァン達とも顔馴染である記者のマリエル・エーメと遭遇し、劇場でニナの主演舞台のプレ稽古に招待されていた事を思い出し、終盤から観る事となった。
そこで元舞台女優である母クロエと、芸能アドバイザーであるドミニクと顔を合わせている。
以下終盤のネタバレ。
ジュディスが祖母であるドミニク、そして母親であるクロエから受け継いできた《幻夜の猫》に変身可能な謎の導力器《幻夜のコンパクト》。
黎の軌跡序盤からアニエスが持つ《オクト=ゲネシス》に反応していたが、所有者のジュディスもゲネシスの事は知らなかった。そして界の軌跡終盤で遂にその理由が語られた。
ゲネシスが反応する理由・・・それは制作者が同じだから。50年以上前に《幻夜のコンパクト》を制作しドミニクに託したのはアニエスの曽祖父であるC・エプスタイン博士である事がそれぞれの場所で明かされた。
さらにある人物が制作したと思われる白い《幻夜のコンパクト》も登場している。
ジュディス自身の得物は流星鞭(ステラビュート)。鞭といっても連接刃という刃物らしく、過去作でも七耀教会のリース・アルジェントや今作のセリス・オルテシア、リオン・バルタザールの使う法剣と同じく蛇腹剣に近いものと思われる。その通常攻撃は近接武器を用いるヴァン・アーロン・ベルガルドよりもリーチが長いのが特徴。
得物が刃物のためか、実は物理攻撃力がベルガルド、ヴァンに次いで三番目に高く(事務所メンバーの女子キャラクターでは最高の物理攻撃力)、かつ魔法攻撃力もアニエス、カトルに次いでこちらも三番目に高い。
オーブメントの固定属性は幻×2・時×1。ドライブラインに幻属性の固定属性スロットがあるため属性値が二倍となり、アーツ使用後に一定の確率で遅延効果を付与する「アークフェザー」とアーツ使用後にEPを回復するシャードスキル「カタラクトゲイン」を併用しやすい。
更にアタックラインとエクストララインにはそれぞれ時属性と幻属性の固定スロットがあり、HPが残り少ない敵を確実に倒す「フェイタルランサー」や一定の確率で相手のボーナスを奪う「ギフトスティール」、戦闘開始時にステルス状態になる「ファントムスターター」、クイック状態になる「クイックスターター」も発動出来る。
これらのことから解決事務所メンバーでは物理攻撃とアーツで二刀流のアタッカーとして前衛・後衛を問わない万能の立ち回りをすることができるキャラクターであり、パーティバランスや立ち位置に合わせてホロウコアを入れ替えるなどうまく使っていきたい。
クラフトは物理攻撃が多い。相手を引き寄せて鞭で薙ぎ払う「クリミナルビュート(状態耐性低下&側面特効)」、相手に鞭を打ち込み、鞭をゴムのように反動させて敵に突撃して引っ掻く「ワイルドスナッチ(落とすセピスの増加、EP回復)→ヴァリアントスナッチ(界)」を持つ。
Ⅱからはグリムキャッツ状態から分身し、敵を袋叩きにして吹き飛ばす「シャドウアクセル(駆動解除・側面特攻)」、界の軌跡からは攻撃した相手からEP・CPを吸収した後に自己にステルスをかける「ストレイ・キャッツ」が追加されている。
キスとともにカードを敵に投げつける「トワイライトキス(敵の強化消去&幻惑)→カラミティキス(界)」はジュディスのクラフトの中で唯一の魔法攻撃である。
そして前述のグリムキャッツに変身可能。変身のメリットとしては魔法攻撃力が強化され、界の軌跡からは追加された『覚醒』システムでフィールドバトルでグリムキャッツに変身出来るようになり、その状態でコマンドバトルに移行可能。変身自体は1ターンで解除されるが、CPを消費せずにグリムキャッツ状態を維持出来る。
Sクラフトはグリムキャッツに変身しつつ、鞭をタイトロープに見立てて敵陣に突撃する「グリムナイトワルツ」がある。界の軌跡からは「グリムナイトルージュ(バフ消去・冥暗付与)」に強化されている。
ジュディスは全体的に消費CPがやや重いため、アクセサリやシャードスキルで補うと戦闘を継続しやすくなる。
『黎1』攻略本添付DLCおよび『黎Ⅱ』の欠片再編で手に入るのがこの「ゴールデンブラッドスーツ」で、自身の主演作・「ゴールデンブラッド」の主人公である女スパイ・ゾーイのスニーキングスーツである。前述のグリムキャッツと並ぶ、もうひとつの戦闘服と言っても過言ではない。
『黎』本編ではビキニ水着を着ているシーンもあるが、DLCでの水着は赤のハイレグワンピース水着が用意されている。
『黎Ⅱ』ではレースクイーン衣装が通常販売DLCで用意されており、ジュディスのはアニエス・エレイン・シズナ(この3者は「TypeB」として通常販売)・レンに用意されている1990年代風ハイレグタイプである。ジュディス仕様はジャケットがブラック・オレンジツートーンカラーになっているのが特徴。
なお、グリムキャッツ衣装自体は変身でしか着替えられず、普段からの着用は出来ない。
アーロンからは『黙ってりゃ良い女』と称される通り、持ち前の美貌と抜群のプロポーションから、間違いなくとびきりの美人……なのだが。
その性格や言動、グリムキャッツの時でも間の抜けた言動があまりにも多いためにグリムキャッツで出くわしたフェリも『ロマンが崩れた』、ヴァンからも『中身が残念すぎる』、『お間抜け怪盗』と散々言われている。
以前アルマータとの関与を疑ったマクシム・ルーガンや、シェリド公太子の護衛であるナージェの前で勝手に自分がグリムキャッツと明かすという大失敗を連発している。
身体のボディラインが強調される大胆なグリムキャッツのスーツを見たヴァンとアーロンからは『痴女』や『子供の教育に悪い』と称され、アニエスすらもフェリに「あの格好は真似してはダメです」というほど。それが本業扱いされるという事務所メンバーからはかなりぞんざいに扱われている。また「熱いお風呂に入らないと疲れが取れない」「全て片付けたらビールが飲みたい」と言うなど何処か親父臭い一面があり、カトルからツッコまれている。
七耀暦1208年に公開されている主演作の映画『ゴールデンブラッド』は大好評・大ヒットなのだが、その主人公・ゾーイの設定や展開から自分がお色気キャラで定着しているのにはかなり悩まされている上に、そのポンコツぶりが祖母と母からもため息をつかれてそれどころか、際どい場面を撮らされる点も難色を示された挙げ句に『美貌とプロポーションを安売りせずに婿捜しの武器にしろ』、更には『手近な男で身を固めろ』など、ヴァン達の知らないところでも散々な目に遭っている。
他にも謝肉祭で古都オラシオンの映画館で変装していない状態で観客と遭遇した際には「ゾーイの役者がこんな露出の低い服を着ているはずがない」と言われてしまい、ヘコむ姿が見られる。
ヴァン・アークライド――《アークライド解決事務所》所長。首都の上水道を移動中に遭遇し戦闘になる。その後ジュディス主演の映画『ゴールデンブラッド(全年齢版)』を観た際にジュディスとグリムキャッツの動き方が同じである事に気付いたが、『関わったら面倒くさい』と考え放置することに(観ていたフェリも気付いていた)
サルバッドの事件では紆余曲折の末、事件を解決に導く。間章において龍來での滝行中の戦闘後、事故でセミヌードを見られるというハプニングをやってしまう。似たような変身をする者同士。また年齢が近いことと性格の相性が良いためか、お互いの本音を言い合える関係でもある。更にヴァンが映画への造詣が深い事から、彼とは作品での演技や撮影方法について意見交換する場面もある。
アニエス・クローデル――《アークライド解決事務所》のアルバイト助手。首都の上水道で怪盗としての姿で遭遇し、彼女が口にした「CID」の単語で戦闘に突入することに。戦闘後は彼女とフェリに対して「悪い子たちじゃない」と評している。後にサルバッドでの事件で共闘し、正体を悟られる。その後は同僚となり「受け継いできたものを大事にしたい」という彼女の気持ちにシンパシーを感じている。
フェリ・アルファイド――《アークライド解決事務所》のアルバイト助手。同じく首都の上水道で遭遇。猟兵として観察眼がある事から「ゴールデンブラッド」を観たことで正体を見抜く。フェリにとって初めて観た作品で、彼女が映画にハマるキッカケとなる。龍來で再会した際には素直な感想を口にしてしまい、ジュディスを喜ばせると同時に凹ませてしまった。
アーロン・ウェイ――《アークライド解決事務所》のアルバイト助手。煌都の事件後に加わった青年。サルバッドの事件で邂逅し、ジュディスの頑なな態度を訝しんでいた。夜中の歓楽街でヴァン達がサァラを泣かせたと勘違いした際に、グリムキャッツ状態で強襲した事で正体を見抜かれる。同僚になった後は、ノリが似ているのか軽口を叩きあうようになる。
リゼット・トワイニング――《マルドゥク綜合警備保障》所属で《アークライド解決事務所》に長期出向中のSC。サルバッドの事件で顔合わせを果たし、行動を共にした事でその正体を悟られる。リゼットのその落ち着いた物腰と態度から彼女を年上と勘違いしていた模様。
カトル・サリシオン――『バーゼル理科大学』の研究生で《アークライド解決事務所》のアルバイト助手。龍來の温泉旅行で出会う。その際にスキャンダルで身を隠していたジュディスが己を鍛え直すために11月にもかかわらず白襦袢姿で滝行を行うという奇行を目の当たりにする事になる。更に、ジュディスがグリムキャッツである事を知った上に、戦闘後に彼女の白襦袢が開けて胸部が露わになるという場面を目撃してしまった。その後同僚となりジュディスのトボけた言動や、親父臭い一面を目の当たりにしてツッコミを入れている。
ベルガルド・ゼーマン――元守護騎士にしてヴァンの師匠で《アークライド解決事務所》の名誉顧問。ジュディス本人は面識が無かったが、祖母のドミニクと母親であるクロエはそれぞれ現役時代から現在に至るまで親交を持っている。
ユメ――『モンマルト』の看板娘。ヴァン達が慰安旅行で龍來を訪れた際に、一緒に同行していた事で出会う。事務所の女性メンバーは基本的に「ちゃん」付けで呼んでいるが、ジュディスだけは何故か初対面から呼び捨てで呼んでいる。一日目の夕食の際に遭遇しその人懐っこさでジュディスを陥落しそのまま一緒に夕飯に誘い、彼女がヴァン達と親しくなるキッカケとなっている。
リーシャ・マオ――裏の世界でその名を轟かせる伝説の凶手。同年代で同じ時期に裏稼業デビューして以来、張り合ったり共闘したりと裏稼業での親友でライバル。リーシャにとっても、敬語を使わず呼び捨てに出来るほどの仲。彼女がクロスベルに拠点を移して舞台女優をしている道には納得していなかったが、オラシオンで納得する。同時に想い人の存在も知り、そちらだけは先を越されたと思っている模様。
《鏖殺》のアリオッチ――アルマータの幹部。龍來で遭遇した際にシズナに対して切った啖呵を気に入られる。オラシオンでのゲーム中に『ゴールデンブラッド』を鑑賞し本当にファンとなる。図らずも乾ききった彼の人生を潤し、ジュディスにとっても敵以上に一人のファンの面が強かった。
ニナ・フェンリィ――同じ事務所の後輩で、最優秀女優賞を巡るライバル。が、ジュディスの知らない所でニナは自らを女優として偽物のように扱っている節がある。後輩ではあるが日常面や撮影が絡まない仕事でドジを踏む事が多いジュディスを何かとフォローし、更には本来の住居の清掃を手伝うなど様々な場面で世話を焼いている。
ドミニク・ランスター――初代グリムキャッツ。伝説のシャンソン歌手でジュディスの祖母。現在は芸能界では伝説の人となっている。グリムキャッツと女優のどちらも含め、あらゆる意味でジュディスの天敵。Ⅱのコネクトイベントでジュディスがグリムキャッツの変身状態が解除出来なくなった際(原因はジュディスが変身道具のメンテをサボった為)には、キツい折檻を行っている。
クロエ・ランスター――二代目グリムキャッツ。元舞台女優でジュディスの母で現在は故郷で『黒猫の夜亭』を経営している。娘の際どい映画の撮影に難色を示しており、『美貌と身体を婿捜しの武器にしろ』などと言ってくる、ジュディスの二人目の天敵。
サルバトーレ・ゴッチ――顔馴染みの監督。映画監督としての情熱や仕事への真摯さは信頼しているが、際どい場面を撮らされることが多いためにそのスケベ親父ぶりには辟易している。
ブルブラン――同業他社のような存在。最近彼はカルバードで活動してないため彼女の方が知名度が高い。
シェラザード・ハーヴェイ――同じく鞭使いでありジャンルは少し違うが演者でもあった元遊撃士。
イリア・プラティエ、ヴィータ・クロチルダ――クロスベル自治州の舞台女優とエレボニア帝国のオペラ歌手で、大陸西部のスーパースター。元殺し屋の二人組が引き合いに出した映画女優はジュディスの模様、リーシャを人間的に成長させたイリアに対しては親友として少々嫉妬しているようである。
ブルブラン――同じく仮面の怪盗繋がりな人物、互いに面識があるのかは不明。
サラ・バレスタイン、神速のデュバリィ――それぞれ『黙っていれば美人なのに中身が残念』、『ポンコツ』という共通項がある。
???――裏の人間でもあり、祖母からその存在と悪行は聞かされていた。
黒羽快斗、丹羽大助――同じく家業で代々怪盗をしているキャラクター。
黒蜥蜴--中の人・盗賊・痴女と共通点の多いキャラクター。
イリス(魔法少女リリカルなのは)--中の人繋がりで髪型が似ているキャラクター。表向きは幼馴染の願いを叶える為に協力していたが、裏の顔は(彼女自身も騙されていたが)とある人物への復讐の為に幼馴染を利用した復讐鬼であった。
ノゾミ(プリコネ)--中の人繋がりでこちらはアイドル活動をしている。
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