プロフィール
年齢 | 27歳 |
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身長 | 160cm |
所属 | 七耀教会 星杯騎士団 |
CV | ファイルーズあい |
概要
星杯騎士団の守護騎士第四位。異名は登場時点では不明だったが、のちに《赫灼》と判明。
赤髪が特徴的な勝ち気な女性で、年齢は(黎の軌跡の時点で)27歳だが童顔、低身長のため周囲からは年相応に見られず、また乱暴な口調の男言葉で喋るためシスターにも見えない。
年齢より幼く見える外見をコンプレックスに感じているようで、低身長と童顔が本人にとって一番触れられたくない話題であるため、それらを指摘すると激怒し手が付けられなくなる。
しかし敵対者以外への態度は比較的人当たりが良く、戦闘能力も守護騎士だけあって確かなもの。その実力は模擬戦とはいえアイン・セルナート相手に食い下がれる程。
猪突猛進な性格のためかコンビを組んでいるリオン・バルタザールからは誂われたり諌められたりする場面が多い。しかし根が常識人で面倒見の良い姉御肌であるためか、気難しい部分のある相方のリオンよりも先にヴァンを自分と同じ兄弟弟子と認める発言をしている。聖痕の力で武器に炎を纏わせる事が可能。
グンター・バルクホルンことベルガルド・ゼーマンの教え子の一人。
コンビを組んでいるリオンとは色々な意味で正反対であるためか、アーロンからは「凸凹騎士コンビ」と呼ばれている。
後輩であり弟弟子であるガイウスを非常に可愛がっており(他の守護騎士が皆「セリス」or「セリスさん」と呼ぶ中でガイウスだけが「オルテシア卿」と呼んでくれるため)、EDではベルガルドと再会している彼の頭を撫でている場面がある。
黎の軌跡Ⅱ
リオンと共にアルマータの遺産を調査すべく、アルマータの本拠地であった港町・メッセルダムに滞在しているところでヴァン達と再会。そのままアルマータの古株であるロビン・グラスゴーを追うが、《破戒》エルロイ・ハーウッドの命令を受けた洸弾のイクスの凶弾によって彼は殺される。以後はゲネシスやハーウッドの情報を共有しつつ協力。ネメス島ではハーウッドの謀略に巻き込まれたことをある程度察しながらもヴァン達を問い詰めるが、彼らがハーウッドの仕込んだ罠に蝕まれていたことに気付き、手を引いた。
ネメス島から戻った後……二日目ではゲネシスでベルガルドが記念祭の時にヴァンの魔王の力で蝕まれて衰弱死したと記憶を改変され、『ヴァンが悪いわけではない』と分かりながらもアシュラッドと共にヴァンを《外法》と認定して粛清にかかる。
途中、リオンの介入と何度かの巻き戻りで大聖堂へおびき出され、本人主観では死んでいたはずのベルガルドからの手紙を通して自分への認識改竄に気づき、聖痕の力を最大限に活用して逆に様子を窺っていたガーデンマスターに剣戟を放ち、一矢報いた。
三日目のクーデターではリオンと共にヴァン達に助力したものの、ガーデンマスターの野望は食い止められなかった。(なお、巻き戻りによりガーデンマスターの打倒はヴァンたちによって果たされている。)
最終章ではアラミス高等学校学藝祭に立ち合い、その後のEDではイーディスに戻ったベルガルドと共にモンマルトを訪ね、会食と相成った。
メッセルダムの4spgに協力した際には育児を放棄した義理の父に怒り狂ってリオンに止められたり、親身になってくれる老婆に対して素直になれない子供に強烈な説教をするなど、おおよそ聖職者らしくない振る舞いがあるが、基本的に仁義を重視する気持ちの良い性格。
また、本編では実質上スポット参戦となるが、御伽の庭城の探索ではメインメンバーの一人として参戦しており、むしろ庭城での戦闘が主となる。本編での加入は1章Aパートの中盤から終了のみと1番短い為、MVP獲得をする場合はここでとるしかない。
界の軌跡
リオンとともにある人物の調査のためにバーゼルへ向かうが、CIDがいるために調査が難航していた。そこへ、「三日間のさなかに迷惑をかけた詫び」という形で協力してくれたゴッチ監督のおかげで中へ入ることはできたのだが、
よりにもよってイベントのキャンペーンガールというとんでもない格好をさせられてしまう。
当然本人は激怒するが、なんとか我慢して現地入りを果たした。その夜、かねてよりガイウスから聞いていたリィン・シュバルツァーらⅦ組と対面。ともに調査をする中で天文台地下に設置されたアウローラから、リィンとクロウだけが認識できない星空こそが本来のゼムリアの星空の正体と知る。
そこへ現れたシズナ・レム・ミスルギとルネ・キンケイド、アシュラッドと戦闘に入り、シェリド・アスヴァールらの助力を得て脱出に成功。リィン達と別れてクレイユ村へ向かう。
クレイユで同じくハミルトン博士を追っていたケビン・グラハムとルーファス・アルバレアに遭遇。ハミルトン博士が外法認定されているのも知っていたが、個人的な恩義から教会の決定に反発し、戦うも敗れる。そこへ残滓達が現れてハミルトン博士の抹殺は阻止されるが、宇宙計画の失敗に伴い墜落したAFが十年前にケビンが回収した像と全く同じものであったことを知る。
過去
大陸辺境の地方都市の生まれで親の顔を知らない孤児であり、身寄りのない子ども達の姉貴分として生きていた。盗みや暴力で食いつなぐ中で時折自分達を訪ねて来る七耀教会のシスターであるシスター・オルテシアを疎んじながら、本人なりに慕ってもいた。
しかし13歳の時に仲間達とともに人身売買の組織に誘拐され、そこへ救出に来たシスターが悪漢達に弄ばれそうになった際に《聖痕》が発現し、暴走してしまう。そんな自分の姿を目の当たりにした子供達が怯える様子に呆然としていた所を悪漢に射殺されそうになるが、そこに割って入ったシスター・オルテシアに庇われる。そして彼女の死を看取った後、救援にやってきたグンター・バルクホルンに連れられてアルテリア法国へと渡った。以後は恩人であるシスターの名前を自らの名字として、星杯騎士団の守護騎士として生きることになる。その後バルクホルンの計らいでリオン・バルタザールとコンビを組む事となる。
前述の過去を持つ為か、メッセルダムで4spgを手伝った際に虐待を受けていた少年の件で善意を突っぱねようとする少年の態度に対し激昂する素振りを見せている。
バトルスタイル
得物は教会騎士らしく蛇腹状の法剣で、セリスが愛用するのはアガット・ラウラの大剣に近いタイプのものである。性格やその武器から、師ベルガルドや弟弟子ガイウスと同じく物理攻撃重視ともいえ、クラフトは聖痕の能力と同じく炎傷を付加する効果を持つ。オーブメントの固定属性は火×2、地×1と、火属性2つは性格通りの仕様と言える。
Sクラフト「フィアンマ・ミズガルド」は当初は魔法攻撃の設定であったため、ヒット数を稼ぐ、或いはバフやクオーツで低めの魔法攻撃力を底上げする必要があった。2023年2月のアップデートver.1.14にてSクラフトの魔法攻撃が物理攻撃に変更。これにより、強化せずとも存分にその力を揮えるようになった。
ホロウコアはなるべく物理攻撃力を高めるタイプか、Sクラフトの威力を上げるタイプのものを装備しておきたいところである。
衣装
衣装はほぼ聖杯騎士ゆえに黒基調の法衣がデフォルトであるが、
黎2DLCにてレースクイーン衣装が追加され、セリスはアニエス・エレイン・シズナの店舗特典版、そしてフェリ・リゼット・ナーディアと同デザインのセパレートスタイルで、バーニングレッド基調かつ、スポーツタイプのサングラスもかけている。
対人関係
ベルガルド・ゼーマン――守護騎士の第八位で恩師。他の弟子達と同様に彼を強く敬愛しており、それが皮肉にもヴァンを抹殺するモチベーションの原動力になってしまう。
ヴァン・アークライド――弟弟子。リオンより早い段階でヴァンを認め、認識の改竄により殺しにかかった件についてもそれを詫びて庭城の探索やクーデター阻止に協力する事になる。
リオン・バルタザール――守護騎士の同僚で第十一位。ベルガルドの配慮により、本来は従騎士や正騎士とチームを組むケースが主の星杯騎士では珍しく守護騎士同士でコンビを組んで行動している。