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CV.鶴ひろみ(空)、田嶌紗蘭(界)

概要編集

七耀教会に所属するシスター。実際は封聖省直轄の星杯騎士団に所属する正騎士で《千の腕》の異名をとる。


類い希な交渉術でいくつもの問題を解決しており、騎士団に所属するというだけあって実力も非常に高く、法剣とボーガンを得物にしている。


人物編集

既に故人ではあるが法術や武術の腕もさることながらその交渉術はS級遊撃士カシウス・ブライトからも絶賛され、彼女を遊撃士協会へ引き抜く話も持ち上がるほど。


かつては身喰らう蛇剣帝とも交戦しており、お互いに落とし所をつけて引き分けたこともある実力者。


穏やかで面倒見の良い姉貴分として実妹のリース・アルジェントはもちろん住んでいた教会の福音施設『紫苑の家』の子供たち、弟分のケビン・グラハムからも大きな尊敬を抱かれる人格者で、『星杯騎士団』総長のアイン・セルナートとは親友であり七耀教会の長とも言える法王猊下にも信頼を置かれていたとされていた。


母を見殺しにしてしまい、憔悴したケビンに強引に食べさせたチョコレートは彼の忘れ得ぬ味で、ケビンのルーツの一つにもなっている。(余談だがこの時食べたチョコレートはカルバード共和国に拠点を置くクインシーベル社のものであり後のストーリー人物に関連しているメーカーである)








死の真相編集

ルフィナの背中を見てきたケビンは彼女を追うように従騎士になった。任務を終え、共に『紫苑の家』に帰ろうと思った矢先、ルフィナの列車が遅れたためにケビンは一足先に戻ろうとしていた。


そこで事件が起こった。『紫苑の家』が猟兵くずれに襲撃されたのである。ルフィナを待つ時間も無く、ケビンは単身『紫苑の家』へむかった。実は『紫苑の家』は只の福音施設ではなく、それを隠れ蓑とした古代遺物の保管場所だったのである。教会のある汚職司教に雇われた猟兵くずれはその古代遺物を奪うために施設を襲った。


ケビンは奇襲をかけ、院長と子供たちを救うことには成功するが、猟兵くずれの一人がリースを連れて地下にある『始まりの地』に逃げ込んでいた。リースを救おうとしたケビンは後を追うが、追い詰められた猟兵くずれは保管されていた『ロアの魔槍』に触れ、化け物と化してケビンに襲いかかる。


その時、母の死をきっかけに刻まれたケビンの聖痕が力を解放し、魔槍の力を根こそぎ奪い取った。そこからは、只の虐殺であった。聖痕と魔槍の力で暴走したケビンは猟兵くずれを肉塊に帰るほどに殺した。


遅れて辿り着いたルフィナは何が起きたのかを悟り、暴走するケビンをリースから引き離し…………両腕を広げた。


ケビンが正気に戻った時、ルフィナはケビンを抱きしめて事切れていた。暴走したケビンの放った矢を背中に突き刺されて…………


この事件はケビンのトラウマとなり、しかも皮肉なことに姉を殺したことで守護騎士に任命されることとなった。当然ながら、こんな事をリースに話せるはずもなく、真相を知るまでの五年間、リースには殉職としか伝えられなかった。


関連タグ編集

ケビン・グラハム リース・アルジェント アイン・セルナート レーヴェ


七耀教会 星杯騎士団






















































あなたは……だぁれ?


大陸辺境の荒野のど真ん中で、彼女は4歳くらいの少女を見つけた。


ゼムリアの言語とは異なる言葉をしゃべる少女を彼女は誰かと察してアルテリアのオレスティス法王猊下に引き合わせて以後、少女は教会の庇護下に置く事になった。


それは、《秘アリクト記》に唯一記されるとされる終焉の少し前に『外』から現れるという

【最後】の聖女とされている。


最後の聖女は8歳の頃にその力【真実の眼(アカシックアイ)】を発現させた。


それが最初に映し出したのは


彼女がとある青年を抱きしめ微笑みながら事切れていく光景であった…

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