概要
ティータ(12歳、The3rdでは13歳)とアガット(24歳、The3rdでは25歳)との12歳年の差カップルである。
泣き虫でよく泣くティータとそれを激励して諭すアガット、逆に落ち込んでいるアガットを不器用に励まして勇気付けるティータのようにお互いを励まし合うような関係として描かれている。
ただアガットはティータを妹のように可愛がっているが、ティータの方はアガットを異性として見ているように認識の違いがある。
このためファンの間でアガットをロリコンと呼ばわりすることも少なくない。
だがアガットがティータを口説いたことは一度も無く、むしろ積極的に関わろうとしているのはティータの方なので、どちらかというとアガットはシスコンというのが適切であろう。尚、リベールの仲間全員からは生暖かい目で見守られている。
とはいえ、3rdでは無自覚なティータによってアガットの外堀がどんどん埋められていき、ついにティータの両親公認の仲(?)になってしまったところをみると、アガットがティータを恋人と認めざるを得なくなるのは時間の問題かもしれない。
「よかったですねアガットさん♪」
「ちょ、ちょっとまてよオイ。」
閃の軌跡Ⅲ以降もその仲は健在ではあるが、エレボニア帝国のトールズ士官学院・第Ⅱ分校の生徒になったティータも16歳と思春期を迎えているためアガットに対して明確な好意を自覚している。
出会って4年経過しているため当時よりも大人としての落ち着きと余裕を持つようになったアガットの言動にドキドキすることが多々ありその度にミュゼを始めクラスメイト達からその関係を茶化されている。
アガット自身も妹のように扱っているようにしながらもあくまで実妹のミーシャとは別だと明確に語っており、トールズで教官を務めているリィンに対して「悪い虫がつかないように」と注意を促している。
「やれやれ、いつの間にかデカくなったっつーか・・・・
もう"チビスケ"とは呼べねぇな。」
「あ・・・・えへへ・・・・・・・」
最大の困難
この二人の仲だが、リベール組全員からは公認となっている。しかし、最大の脅威がティータの母エリカ・ラッセルである。元々仕事柄もあって娘と離れていることが多い事もあってか、エリカは大変な親馬鹿で、写真を取り出して自慢したり出会い頭にティータに抱きつくなど日常茶飯事。
そんな親馬鹿のエリカにしてみればアガットは抹殺の対象であり、何かと口実をつけてはアガットを殺しかねないような実験に巻き込んだり、あらゆる罠を仕掛けて嫌がらせをしている。尚、アガットは何故自分が目の仇にされているのかは分かっておらず、ティータ本人も当時は何故アガットを目の仇にしているのか分かっていなかった。
ただし、12歳の娘が自分の倍相当の年齢の男に懐いているなどと、親から見れば心配になるのも無理からぬことである。まして、閃の軌跡Ⅲの時点ともなれば思春期の娘が20代後半で傍から見れば柄の悪そうな男に気があるのでは尚のことである。もっとも、それを差し引いてもエリカの場合は諦めも悪い上に大人げないが……