「イエス・マスター!」
概要
《鋼の聖女》アリアンロードが率いる《身喰らう蛇》最強の戦闘部隊。かつて存在したリアンヌ・サンドロット指揮下の戦闘部隊『鉄騎隊』から名前を取ったと思われる。
《神速》、《剛毅》、《魔弓》の全員が主であるアリアンロードに絶対的な忠誠を誓っている。その実力は《執行者》に迫るか匹敵する程である。ただし隊士は全員闇を抱えておらず、実力があっても《執行者》になることはできない。が、彼女達三人は闇こそないがその過去はある意味では執行者達同様に凄惨な面を持つ。
全員が執行者と同等の実力を持つので、並の遊撃士や衛士程度では相手にならないが、三人揃った戦術リンクとも異なる技星洸陣が結社最強の戦闘部隊の所以となっている。
閃の軌跡Ⅳでは筆頭のデュバリィがアリアンロードの道に疑念を抱き、一時離脱。相克の果てにマスターのアリアンロードの最期を看取り、彼女の意志を受け継いで相克の元凶を滅ぼすⅦ組に協力する。
アリアンロード亡き後は《結社》に帰還しておらず、独自で動いている模様。
創の軌跡ではクロスベルで起きた黒の衛士による占領事件を追って行動している。
隊士
神速のデュバリィ |
---|
《神速》の異名をもつ《鉄機隊》"筆頭"隊士。鉄機隊の最初の隊員でもある。純粋がゆえにエキセントリックが過ぎる一面があり、鉄機隊では最年少なのもあってアイネスやエンネアからは妹のように扱われ、敵対する者からすら警戒を薄められてしまう事も。得物は騎士剣と盾。並の武人では太刀筋すら見えない程のスピードと分け身を駆使した超高速剣技の使い手。元々はエレボニア帝国の外にある辺境の小貴族の令嬢だったが、野盗の襲撃で土地と家族を失う。敵討ちを誓って戦いを挑むも、返り討ちにされる寸前でアリアンロードが野盗を成敗し、事なきを得る。その後、彼女から弟子になるように勧誘されると同時に彼女の「真実」を伝えられた事で忠誠を誓った。 |
剛毅のアイネス CV:堂野真美(碧Evo)→伊瀬茉莉也(閃Ⅲ以降) |
---|
《剛毅》の異名をもつ筆頭隊士補佐で、武人然とした戦乙女。得物は自身の身長を超える巨大なハルバード。そのハルバードを軽々に扱える膂力の持ち主。己の武術を高めることを常に考えており、閃Ⅲではデュバリィから聞いたアルゼイド流の使い手のラウラ・S・アルゼイドに興味を抱く。鉄機隊に入る以前は遊撃士協会に所属した準遊撃士だった。元々は廃れた武術の流派の後継者で、その道を活かすために遊撃士になった。しかし、規約によって担当した事件の首謀者である権力者を裁けないジレンマに直面したところをアリアンロードが首謀者を問答無用で成敗した場面に遭遇、彼女に戦いを挑み敗北した後に自らの求める道を見出して忠誠を誓った。 |
魔弓のエンネア CV:金沢明奈(碧Evo)→佐藤聡美(閃Ⅲ以降) |
---|
《魔弓》の異名をもつ筆頭隊士補佐で、妖艶な戦乙女。得物は異名から分かる通り弓。その腕は百発百中で空中で軌道をも変えられ、機関銃並の矢を速射できる"魔弓"の能力を会得している。碧の軌跡で《特務支援課》と戦闘を行った時、最初は高所という弓兵にとって最適な場所で弓に射撃を行っていたが、配下の人形兵器が倒された際に自分から下に降りて来て戦うという、誇り高い騎士道精神の持ち主である。鉄機隊に入る以前はD∴G教団の被害者のひとりで、レンとともに結社入りした過去がある。アイネスと同様に教団を襲撃したアリアンロードと交戦し、彼女から世界を見るように諭されて忠誠を誓った。 |
星洸陣
鉄機隊が用いる布陣。これにより、元々が執行者クラスの実力者である三人が結社最強の戦闘部隊の座を得ている。
戦術リンクとは全く異なる技で、戦闘ではターン終了時のHP回復と速度の上昇の効果を持っている。
鉄機隊以外の人間とも使用可能で、デュバリィがクロウと、アイネスとエンネアがシャロンと組んだ際に使用している。