cv:大原さやか
概要
ロイドの兄ガイの婚約者で、バニングス兄弟とは昔から住んでいたアパート「ベルハイム」でのご近所さん同士で、家族ぐるみの付き合いだった(ロイド・ガイの両親が飛行船墜落事故で早くに亡くなった事情もある)ためロイドは彼女を「セシル姉」と呼んで姉のように慕っている。
一見優しく働き者の女性だが、実は天然ボケが少々入っていてロイドが連れてくる人物はたとえ男だろうとその人と付き合っているのかと聞いてくる。更にキーアを連れてきたときはロイドが結婚していたのかと驚いていた。
イリアとは日曜学校以来の親友。
ランディはセシルが好みのタイプらしく彼女と親しくする(更にその縁でイリアとも親しい関係になった)ロイドを度々「弟ブルジョワジー」を呼んで羨ましがった。
その一方で、『碧の軌跡』終盤でツァイトとともにいた折に、ツァイトがセシルを「何か懐かしいものを感じる」と言えば、セシルも同じく「知っている者同士では」とも言っており、クロスベルに伝わる童話『聖女と白い狼』に出てくる聖女ウルスラの末裔がセシルであろうと言われている。(童話では聖女は落命しているが、実際は命を取り留めており、その後今日までウルスラの子孫は残っているとツァイトは語っている。)
『閃の軌跡Ⅳ』では、狙撃されて重体となり、聖ウルスラ医大に収容されたエレボニア帝国皇帝ユーゲント・ライゼ・アルノールⅢ世の看護主任を務めた。