曖昧さ回避
- 碧の軌跡シリーズに登場する架空の劇団。本稿で解説。
- 宝塚歌劇団の花組が公演する題目。
- ライトノベル「転生王女と天才令嬢の魔法革命」に登場するアイテム。→アルカンシェル(転天)
- 魔法少女リリカルなのはに登場する戦艦アースラに搭載されている最強の兵器名。
概要
クロスベル自治州で活動している、自治州内外にその名を轟かせる非常に有名な劇団。
舞踊劇形式を採っており、劇中随所に踊りが盛り込まれているのが特徴。
舞台ではその素晴らしい演技と舞踊で観客たちを魅了する。
碧の軌跡の事件でナンバー1女優のイリア・プラティエが重傷を負った上にエレボニア帝国によるクロスベル占領の混乱の中でナンバー2のリーシャ・マオが行方をくらまして以降は小規模公演を行うに留まっていた。
主要な劇団員
《幾千万の夜を越えて》
七耀暦1206年、《巨イナル黄昏》による呪いで帝国全土が戦争へ駆り立てられる中、七の相克に臨むリィン・シュバルツァーらⅦ組がその妨害を行っているオルキスタワーに潜入する際、衛士隊の注意を引きつけるため、「開戦前の士気高揚」を名目に一日だけの練習公演を披露する。
公演には特務支援課やリベール組、トールズ第二分校、更にはこの戦いの間に限り彼らの側に付いた結社の幹部の助力までも得ており、まさに何でもありという様相になった。が、エリオット・クレイグやオリビエ・レンハイム、ヴィータ・クロチルダという超一流のアーティスト達も揃っていたため練習公演は大盛況となり、オルキスタワーに潜入したリィン達の作戦も成功したことで、この最高の舞台は最高の形で幕を閉じた。
この公演は支援課やⅦ組の協力者は勿論、敵対する者達までも鑑賞していた。
完全復活
七耀暦1207年、イリア・プラティエの回復とリーシャ・マオの復帰をもってアルカンシェルは完全に復活を果たした。クロスベルの再独立に当たっての特別講演も大盛況となり、名実共に看板女優の一人に成長したシュリ・アトレイドも加えた三人が、三年の時を経て揃い踏みする形となった。
七耀暦1208年でも活動は順調で、サルバッドの映画祭で活躍した踊り子姉妹を招待している。