見てください、ナハト。これは大冒険が始まる予感です！
概要
リベール王国ルーアン出身で遊撃士協会所属の準遊撃士(正確には本作冒頭でナハト共々遊撃士試験に合格する)。年齢は16歳。
黒髪をおかっぱに切り揃えた活発そうな容姿そのままに、冒険活劇小説や英雄譚などを好む少年のような性格で、直情的でやや向こう見ずな部分も持っている。遊撃士の仕事に対しても非常に積極的ではあり、ジェニス王立学園所属時代に培ったと思われる経済界などの知識が活躍する場面もあるが、一方で裏社会や犯罪などの事情には疎く(「許されざる悪事」レベルの認識しかしていないことも多々ある)、反対に裏社会の事情に詳しすぎるナハトの肝を冷やし続けている。
武器は刀。「黒柄流(クロエりゅう)」とクラフトに銘打たれていることからわかる通りの完全な我流である。スポーツ剣術・本格的な剣術を問わず誰かに師事した経験すらなく、冒険活劇小説などを参考にして編み出したという。ナハトとセットでの合格とはいえそれで遊撃士試験をパスしている辺りから、基本的にセンスはあるのだと思われる。
オーブメントは4段ラインと2段ラインのややアーツ寄りの構成。4段側に火属性の固定スロットを一つ持つ。
もともと先天性の致命的な持病があり、16歳までは生きられないとまで宣言されていた。ジェニス王立学園出身とは言うがその実「ほとんど保健室登校だった」という。
そんな中、リベルアーク事件解決後に先進治療を受けて奇跡的な回復を遂げ、入院していた聖ウルスラ病院があるクロスベル自治州に恩返しをしたいという気持ち、そしてリベルアーク事件や導力停止現象を解決したという遊撃士に憧れて、ジェニスを中退して遊撃士になったという経緯を持つ。
リベール出身であるためリベールの事情には特に詳しい。もっとも病床に伏せっていた時期も長いため、事情こそ知ってはいても実体験した経験は薄く、またリベールの遊撃士達や関係者との面識もないという。「空の軌跡」部分のエピソードとの関連については、ルーアン市長失脚の経緯や、秘書ギルバートも知っている(面識自体はなく、ギルバートのその後についても知識はなかった模様)。
なお、軌跡シリーズ本編にはこれまで一度も登場していない。『暁』の時間軸である七耀暦1204年以後の物語でも遊撃士のひとりとしても一切登場していない。とりわけ、現在クロスベル遊撃士協会に所属している設定だが、クロエの姿形はない（相方のナハトも同じ）。最新作でも準S級遊撃士が「遊撃士の人手不足が深刻だ」と述べているほどのため、そろそろ本編に登場してもよいのではという意見もある。
関連イラスト
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軌跡シリーズ 暁の軌跡 リベール王国 クロスベル自治州 遊撃士協会
ネタバレ
実は彼女の心臓はD∴G教団の幹部司祭で聖ウルスラ病院の准教授であるヨアヒム・ギュンターがアイリ・アドラーの妹、アイカの物を移植したという過去がある。
