CV:伊藤かな恵
概要
杜宮学園二年生で、時坂洸の高校からの友人で、クラスメイト。倉敷栞、伊吹遼太とも友人。四宮祐騎の住むマンションの下部に住んでいる。
小柄で童顔、一見女子と見紛う顔立ちをしているためか、女子からは弟のように可愛がられている。少し気弱な面もあるが、仲よくなった相手には遠慮せずズケズケをものを言うタイプ。
1年生の時にコウやリョウタと同じクラスになったことがキッカケで仲よくなり、学園では3人で一緒にいることが多い。若干ぬるオタ気味で、最近のアニメやサブカルにも詳しいが、この点は女子から若干残念がられている。
以下ネタバレ注意
正体ネタバレ
その正体は、ヨーロッパを中心とした由緒ある宗教・聖霊教会が擁する武装騎士団「刻印騎士団(クロノス=オルデン)」の「白装束」こと刻印騎士。聖霊教会の方針「異界の封印」を実際に行う精鋭部隊であり、人間離れした戦闘能力と回復力を誇る。
杜宮市での異変をネメシスやゾディアックより早く気付いており、同じく早くに気づいた国防軍の異界対策部隊「イージス」と一時的な同盟関係を結び異変の解決に当たるため、1年半前に杜宮市に派遣された。その後はイージス隊長と共に、異変の調査にあたっていた。
刻印騎士とは、魂を主に、血肉を聖霊に捧げた冷酷無比に目標を排除する存在であり、10年前の東亰震災(東亰冥災)を引き起こした「夕闇の使徒」の眷属である「夕闇の落とし子」の居場所を割り出すために、教会の禁書を持ち出して「魔女型グリムグリード」による浸食事件の遠因となるなどしていた(もっとも、本人的には「まさかこうなるとは思っていなかった」らしい)。
刻印騎士には、主と聖霊に認められた者にのみ顕現し、戦う時等に浮き上がって力を発揮する刻印が体のどこかに刻まれているが、ジュンの場合は右上腕部。プールや温泉等の際は、怪我をしたと偽って治療用パッドで隠している。
が、初対面でいきなり女子と間違えられてリョウタから告白される(なお、これはリョウタの黒歴史となった)、サブカルチャーに触れる等の学園生活でコウ達に感化され、大分甘い性格になった。 普段からXRCの活躍をさりげなくフォローするのはもちろん、最終章では次元の歪に巻き込まれた仲間を救出して目立ちやすい場所に転移させたり、魔女型グリムグリードとその眷属が学園に現れた時は、学友を救う為に一人で大怪我(常人なら全治3週間、ジュンなら2日で治せる)をしながら魔女とその眷属に立ち回ったりする程。
その「魂を主に、血肉を聖霊に捧げた冷酷無比に目標を排除する存在」とはかけ離れた立ち回りから見た目では正体を隠しても行動でコウとリョウタからは正体がバレてしまい、リョウタに至っては初見でバレた。この話題に関しても二人からは「アホらしい」と一蹴された程。
決戦では、全力での戦いを見せ、その強さたるやユウキは「無双状態」、コウは「あそこまでだったのかよ」と言わしめた。
全てが終わった後は、次の任務が下るまでの間に限りだが杜宮に残留する事にした。
先述の活躍からプレイヤーからは是非操作したいキャラとの声も大きかった反響でPS4への移植作『eX+』では、一部のサブストーリー(この時は白装束名義)及びアフターストーリーで操作キャラとして使用可能。パーティキャラの中でジュンのみ装束を纏った姿と普段の日常の姿とは別モデリング扱いの為、コウ達と違い制服や私服姿で戦う事は不可。
刻印騎士のみが扱える大剣「聖剣アルカ=レグス」を武器とする。聖霊教会の精鋭のみに与えられる聖霊具で、ソウルデヴァイスではないがそれを上回る性能を発揮する。ステータスはどちらかというと魔法型だが基本的に高く、大剣の威力が高い為物理方面も優秀。移動速度も速い。ただし、HP・物理防御力のステータスがやや低く、HPに至ってはステータスが他のキャラより一回り低く設定されているリョウタをも下回っているので、移動速度の速さも併せて回避中心の立ち回りが求められる。
属性は「光」。これはジュンのみが扱える特別な属性。弱点は「影」のみ(2倍ダメージを受ける)で、それ以外の「焔」「霊」「風」「鋼」の四属性に強い優秀な属性。
特に本編でも披露した「アカシックブレード」は剛撃スキルでありながらまさかの遠距離攻撃であり、シオの射撃スキルより若干距離が短い程度だがシオと違い、大型の敵でも貫通効果がある。そして先述した射撃スキル並の飛距離から敵も遠距離持ちでなければ剛撃スキル特有の溜め時間もあってない様な物になり、属性も非常に優秀な事からパーティキャラ最強の一角として扱われる。