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アガートラーム

あがーとらーむ

アガートラームとは、ケルト語で「銀の腕」を意味する。ケルトの主神・ヌァザの呼び名を指すが、往年のゲーマーにはRPG『WILD ARMS』シリーズのキーワードとして馴染まれている(画像は後者)。
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概要

ケルト神話の主神・ヌァザを称える異名(神格)、『ヌァザ・アガートラーム(銀の腕のヌァザ)』を意味する。“四至宝の剣クラウ・ソラスを振るう。


トゥアハ・デ・ダナーン(ダーナ神族)の王ヌァザは、フィル・ヴォルグとの合戦において、右腕を失ってしまった。しかしヌァザは、医療の神ディアン・ケヒトと、工芸の神ゴヴニュが作った銀製の義手(右腕)を身に付ける事で、「アガートラーム」の名と共に“王”の座に返り咲いた。


ケルト神族の王位

ケルトの掟において、肉体の欠損は王権の喪失を意味したため、ヌァザが右腕を失ってからの七年間、王位は“暴君”ブレスが継ぐこととなった。

だが、ヌァザはアガートラームの力を得て力を回復。更にその後、ディアン・ケヒトの息子ミアハによって腕は完治し、王位に再臨を果たす。


ヌアザは後にバロールによって殺害されるが、バロールはゴヴニュと同一視されており、かつての義手の製作者に始末された可能性もあるという中々の皮肉である。


余談

最初に義手をつけたときには次第に衰弱してしまったため、片目の従者とともに隠棲してしまった。これは義手に問題があったわけでは無く、中にダルヴ・ダオルという甲虫が寄生していたためであった。その後、隠棲先に訪れたミアハたちが虫を撤去したので無事に回復した。


誤解されがちだが、「アガートラーム」という言葉は、上述の通り義手を身に着けたヌアザの別名であり、義手そのものの名前ではない


『WA』シリーズにおいて

ワイルドアームズ』シリーズにおける武器の一つ。『銀の左腕』を意味する。

当該シリーズの個々の作品によって扱いが異なる為、作品別にそれぞれの役割を示す。


WA2では

ガーディアンブレード。『未来』を司る守護獣(ガーディアン)の失われし左腕そのものが聖剣であり、剣自体に意思のようなものが存在する。

「想い」を喰らい力と変える性質を持つ一種の精神感応兵器であり、使用者の心が強大であればあるほど強い力を発揮するが、常人ではアガートラームに精神を喰い殺されてしまうため、アガートラーム自身の意思で振るい手を選ぶ。

また、ガーディアンと同じ精神的な存在であるため、その重さも自在に変化する。更には概念的な存在にも直接攻撃することも出来る為、焔の災厄「ロードブレイザー」に対抗しうる唯一の手段となった。

アナスタシア・ルン・ヴァレリアがこれを振るい、ロードブレイザーを退けた事は後に剣の聖女の伝説として語りつがれている。

そしてその後の時代において、アシュレー・ウィンチェスターが降魔儀式の影響で内的宇宙にロードブレイザーを宿し、プロトブレイザーに変容してしまった際には聖剣の力にてバランスを保ち、人の姿へと戻す手助けをし、偶発的ではあるがナイトブレイザーへ変身する能力を与えている。


『未来』を司るガーディアンの詳細については不明だが、裏設定では前作のメインキャラロディの失われた左腕が形を変えたものであるとされている。

見た目は無骨な大剣だが、構えた時の姿が印象的な事と、ストーリーにおける重要度から人気が高い。

また、アガートラームが剣の名前となっているのは、ヌァザの剣クラウ・ソラスが由来であると思われる。


WA3では

正式名称はアガートラームB/V2。ジェット・エンデューロが持つARM(銃)。

回転弾倉式のアサルトライフルという特殊な仕様となっており、一度の射撃で6発の弾丸を発射する。

また、銃身には七枚の金属プレートが貼り付けられており、それぞれに異なる人物の名前が刻印されている。

左利きのジェットが使用することを前提として製造されており、『銀の左腕』と表記される。なお上述の通りケルト神話のアガートラームは銀の右腕。


3rd世界のARMはドラゴンフォシル(ドラゴンの化石)という生体鉱物を素材とし、使用者はARMと精神をシンクロさせ、自らの精神力をジェネレーターとして武装としての威力を発揮させる。しかしながら、ジェットはなぜかこのアガートラームB/V2としかシンクロできず、逆に他者もアガートラームにはシンクロできないため、事実上彼専用のARMとなっている。


その正体はジェットの「アダム=カドモン」としての力を発揮するためのデバイスをウェルナーが改造したものであり、構成素材にはドラゴンフォシルとは違う生体鉱物が用いられている。

この生体鉱物が何であるのか詳細は劇中で言及されていないが、ファルガイア・サンプルであるジェットが唯一使用できるARMであることから、純粋なファルガイア由来の半生体金属であると考えられる。

B/V2はブラック・バージョン、バトル・バージョンのダブルネーミングであり、このARMが本来の機能から外れて使用されている事を物語っている。


その他のワイルドアームズシリーズでは

WA5ではアヴリル用ARMパーツとして登場する。ニュートリノメダル18枚の報酬。作中で特別な扱いはされていないが、アヴリル用ARMとしては最強の攻撃力を誇る。


XFではフィアースの専用防具(ガントレット)として「アガートラームB/V」が登場する。これも作中で特別な扱いはされていないが、フィアース用ガントレットとしては最強の防御力を持つ。


その他の作品

戦姫絶唱シンフォギアにおいて

戦姫絶唱シンフォギアGより登場。

セレナ・カデンツァヴナ・イヴの纏う白銀のシンフォギア。彼女の死亡とともに破損するも、遺品として回収され、修復・改修し、再起動。彼女の姉であるマリア・カデンツァヴナ・イヴに受け継がれる。その由来は謎に包まれているとされており、ケルト神話のヌァザの義手が「右腕」なのに対してギアのキーパーツは「左腕」になっている。

当初はアガートラームとは言及されていなかった。後に戦姫絶唱シンフォギアGXに於いてアガートラームの名が明確化されている。

その他、詳細については「アガートラーム(シンフォギア)」の記事などを参照。


Fateシリーズにおいて

レプリカ

ベディヴィエールの使用する宝具『剣を摂れ、銀色の腕』として登場する。

原典とは無関係な円卓の騎士である彼が何故この武装を所持しているかがストーリーでの重要なファクターとなっている。


英雄伝説 閃の軌跡シリーズにおいて

ミリアムとガーちゃん

ミリアム・オライオンが連れている異形の傀儡。ミリアムは「ガーちゃん」と呼んでいる。


関連項目

ケルト神話


ワイルドアームズ

ロディ・ラグナイト

アナスタシア・ルン・ヴァレリア アシュレー・ウィンチェスター ジェット・エンデューロ


戦姫絶唱シンフォギア

マリア・カデンツァヴナ・イヴ セレナ・カデンツァヴナ・イヴ


Fateシリーズ

剣を摂れ、銀色の腕

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