概要
ワイルドアームズシリーズ6作目でシリーズ開始から10年目の作品である。
10周年と言うこともあり歴代のキャラクターのそっくりさんや、小ネタも散りばめられている。
テーマは「独立」。
これまでトータルゲームデザインを担当していた金子彰史が本格的に裏方に回った事で様々な面で従来作と異なる部分が際立ち、それによって賛否の分かれる部分も少なくはない。
一方で本作の制作を通じて広がった金子の交友が後に魔法少女リリカルなのはA's PORTABLE、戦姫絶唱シンフォギアなどの制作に繋がっていく事になる。
また、本作よりコスチュームチェンジが設定され、とりわけ制服や歴代キャラクターコスチュームは別会社の作品でも多く取り入れられた。
ストーリー
人間と100年前に入植したベルーニ族という2つの種族が暮らすファルガイア。
高い技術力を持つベルーニ族がそうでない人間を支配する構造が、両種族に受け入れられてきた。
物語はベルーニ族の支配が薄い村のカポブロンコに住むディーン・スタークと幼馴染のレベッカ・ストライサンドが、神々の砦で空から落ちてきた記憶喪失の女性アヴリル・ヴァン・フルールと出会ったところから始まる。
一方、ベルーニ族は穏健派と強硬派の二大派閥に分かれており、クーデターによってヴォルスング率いる強硬派が実権を握ってしまう。ヴォルスングはファルガイアを無理やり改造することで自分たちが住みやすい世界にしようとしており、それが成されると人間が死滅する可能性がある。
当初はベルーニに刃向かうディーンたちを無駄な努力と嘲笑う人間たちもいたが、決して諦めないその姿に人々は気持ちを惹き付けられ次第に応援するようになる。
登場人物
パーティーメンバー
レベッカ・ストライサンド(CV:水樹奈々)
アヴリル・ヴァン・フルール(CV:伊藤静)
グレッグ・ラッセルバーグ(CV:志村知幸)
キャロル・アンダーソン(CV:谷井あすか)
チャック・プレストン(CV:花輪英司)